日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

私たちのValue(大事にすること)の話

会社を興して数年後に定めた
Mission、Value, Principles,
一人で会社をやっているのになぜ?
と時々聞かれます。

ちょうどこれを自分なりに考えたのは、
IC= Indipendent Contractor(独立業務請負人)
という定義を、今後は
IC = Independent Collaborator / Creatroe
(独立してるけど協働と協創を創る人)

になろうと決めたからです。

 

今日はこのうち、Valueのお話を。

アイズプラスのValue(大事にすること)は

”常に win-win-(win) の関係をつくります”  

クライアントやパートナーのWinと、
アイズプラスのメンバーのWinを大事にする
のは当たり前です。
相手のためだけの価値やメリットで
我々が価値やメリットを感じられない または、
その逆では意味がないのは大前提です。
この2つは必ず作れる関係で仕事をします。
そしてもう一つ、
アイズプラスでは3つ目の(win)を考えます。

これは、クライアントの先の(win)の姿を創ることです。

例えば、アイズプラスのEQプログラムで
マネジメント力を高めた方は、そこで終わってしまっては
2つ目のwinどまりです。私たちはそのもう一つ先、
その方が現場に戻ってEQの発揮を実際にすることで
組織への影響力が高まり、チーム自体が目指す
方向で皆がイキイキと成長する状態まで関与する。

例えば、アイズプラスの人事制度設計によって
制度変化自体の目的が達成されたのが2つ目の
winですが、この制度変更によって制度だけでなく
風土や社員の意識にまでポジティブな影響を発揮
して経営目的の達成に近づく状態まで影響を発揮する。 


これらが3つめの(win)です。

つまり、我々と目の前にいるクライアント/パートナー
だけでなく、彼らが実際に接する部下、社員、彼らの
クライアントやパートナーが変化を感じられるところまで
のゴールを描きながらご一緒することが私たちに
とっての「大事にすること」だと考えているのです。

いつも3つ目のwinを大事にしながら仕事に向かう
こんな気持ちでいたいと、(win)は加えてあります。

 

。。。でこっからは少しおまけですが、
実は winという表現よりも、happyの方が私達が
目指していることに近いかと感じたりしています。
happy-happy-(happy)ってちょっと変ですかね。
試行錯誤は続く・・・ 

 

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win-win-(win)は、
売りよしー買い手よしー世間よし=近江商人
三方よし」の考え方にも通じるものが
あるなと感じたりしています♬

★先日友人に誘われて食べに行った高級抹茶パフェ!お値段なんと1,800yen! 
 とっても感じよく商品説明をしてくださった店員さん、
 味とビジュアル、そして雰囲気に満足は私たち(お客)、
 そして私たちが嬉しそうに家族や友人に話すことでなんともハッピーな空間
 になる第三のwin! これもまさに win-win-(win)なできごとでした! 




 

 

株式会社アイズプラスになりました!

2018年春、
私たちアイズプラスは
お陰様で会社設立から13年目を迎えるにあたり、
株式会社アイズプラスとして
新たなスタートラインに立ちましたので
ここに報告いたします。

株式会社になったからといって、何かが急に変わる訳では
ありません。これまでと同様に
「ありたい・なりたい・伝えたい」人と組織の
プロモーター(最大のファンと支援・伴走者)として、
プロデューサー(価値を創る支援・伴走者)として、
ただ前を向き、仲間とともに進んで参る所存です。

株式会社会にあたり、いくつかご紹介したい私たちの
スタイル(Way)をお知らせします。

■事業の柱(つの「創る」
 これまでの事業サービスを4つの「創る」として定義し、
 クライアントパートナーとともにさらなる「創る」
 を強化していきます。

 ⇒ サービス紹介

■私たちの活動コンセプト
 Live Your Own  ~あなたらしい生き方・あり方を~ 
 活動コンセプトとして新たに個人、そして組織の
 「らしさ」を「つよさ」にして目的に向かう
 プロセスに、より関わってまいります。

 ToDoからToBeへ、
 そんな視点の転換をベースに
 新たな事業も現在構築中です。どうぞご期待下さい。
 
 ⇒ Our Way


■私たちの働き方
 IC(インディペンデントコントラクターの働き方を
 12年続けて参りました。この働き方は私(池照)個人の
 目的を達成するためのものでしたが、今では社会ニーズに
 対応する働き方の一つになっていると認識しています。

 アイズプラスは現在も、雇用されている人は一人もいません。
 これからも、私たちのスタイル(Way)に共感し、
 これをベースに自らの「らしさ」をいかしてプロジェクトの
 目的達成にコミットするIC,そして 企業パートナーととも
 に各プロジェクトを進めて参ります。

 雇用ではなく、”目的共有x業務委託”として、 
 今後も、より多くのIC、そして企業パートナーとともに、
 個人、会社、社会のテーマに取り組んで参ります。 

 これが正解とも思っていません。ただ今は、この形で
 協働チームを創り続ける方法を選択してい行きたいと思っています。
 働き方の枠を創り、変えていくのも自分達だと思っています。
 「わたしらしら」の相乗効果で紡ぎだ
 たくさんの笑顔プロジェクトを、これからもしかけて参ります。

 働き方については、後日ブログを発表させていただきます!

■新オフィス
 これまでの品川オフィスに加え、昨年より活動の主を
 鎌倉オフィスに移しています。
 今後は、鎌倉、品川の2拠点にて活動を続けてまいります。
 海と山と多くの神様に守られる鎌倉の地は、
 私自身がここに2年間住んでみて感じる
 「らしさ」をみつめ「つよさ」に変換できる
 パワースポットの一つです。
 
 今後は多くの活動をここ鎌倉からも発信してまいります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 ⇒ 私たちのシェアオフィス
   鎌倉 旅する仕事場 御成


株式会社化にあたり、スタッフで集まってお祝いしました!決意新たに!
そして、鎌倉オフィスコーディネーターのゆっこちゃんが素敵な挨拶状を
作ってくれました!何名かの皆様にはすでに送らせていただいております!
どうぞ、よろしくお願いします!

 

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EQ玉手箱1【EQI24素養の解説】+α

EQIの素養の解説、および高めるには?低めるには?
に向けた開発の指針が紹介されています。
ご参考下さい♪  

■EQI24素養解説

 EQIの24素養の解説、およびスコアを高めるには?低めるには?の
 開発に向けた行動ヒントがを紹介しています。
 スライドショーが開きます。ダウンロードも可能です 
 EQI24素養解説(アイズプラス) ⇒

【アイズプラス EQ 24素養イラスト解説 201704】

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■EQ紹介記事
『医協市場 2017年』 
www.isplus.co.jp/_p/1018/documents/EQ201708_医協市場7号.pdf





 

感情を予約する ~第二ステップ(相手に向けて)~

今日は「感情予約」に第二ステップ(相手に向けて)です。
第一ステップの(自分に向けて)はこちら
⇒ 

 

isplus1.hatenablog.com

 


自分がどんな気持ちで過ごすかを
ゆるく予約できようになったら、
次は、(相手・周囲に向けて)
一緒に過ごす方々にどんな気持ちになってほしいか
を軸に「感情を予約」します。

自分はどうありたいかを影響させて、
目的である
「どんな感情(気持ち)をもってほしいか」です。

前回の例で示すと(⇒が相手に向けたもの)、

・お、今日は管理職の皆さんに対して講演の機会だ!
 穏やかに、落ち着いて、明るい表情でいよう。
⇒ 来る皆さんに、前向きな気持ちになってほしい。

・今日の会議は結構モメそうかも、、、。
 短期的でなく長期的な目的達成を想い浮かべて穏やかな
 笑顔で話ができるようにしよう。
⇒ メンバーがそれぞれ悔いない会議参加ができて
 「しっかり議論ができた」「次につなげよう」と感じて
  帰ってほしい。

・今日は苦手な取引先担当者とのミーティングあり。
 相手に人として興味をもち、私の方から明るいパワーを
 出していこう。
⇒ 相手の方の役に立てるよう全力で聴き、また池照さんと
 話がしたいと思ってもらいたい。

等です。

それぞれのイベントが終了した際に、どんな気持ちになって
欲しいか、どんな気持ちを持って欲しいかだけを考え、
終了時の相手や参加者の表情や感想なども想像(妄想)します。
どんなエネルギーレベルをもって相手と接し、
どんな表情、気持ち、言葉で相手と接するのか、
どんな風に今日という一日を一緒に過ごす人達と過ごしたいのか、
私はできれば後悔したくありません。

ここでも、
何を言うか、
何を伝えるかといった「ToDo」よりも
どんな表情になって欲しいかの「ToBe」
に焦点をあてます。

毎朝、
今日ご一緒する方の笑顔を先に思い浮かべている訳ですから、
相当ニヤニヤして出かけています。

それでも、
予約通りにいかないことだってある。
それは私の準備不足だったり、相手との期待値や思惑がずれて
いたり、そもそも相手が最初から臨戦態勢だったり!
いろんなことがずれていくものです。

ですが、「感情の予約」をするにようになってから
生じた「ずれ」は自分の責任と思えるようになっています。
予約の立て方が甘かったから?もしくは期待しすぎたから?
もしくは私の予約が最初から一人よがりすぎるのかもしれません。

いずれにしろ、思ってたのと異なる出来事を周囲のせいにする
よりも、あくまで「自分がたてた予約」にそぐわない場合は
何かしら原因や次への布石があるり、それが次の予約に
いかせると前向きに考えます。

「感情の予約」を始めて数年たちますが、
私自身は毎朝こうして自分の感情と向き合い、自分の中で
イメージ化・言語化することで、日中の集中力や対応力が
飛躍的に高まっています。


実はこの習慣、
ちょっと流行でもあるマインドフルネスや瞑想を自分に
取り入れる中で生まれたものです。
「いまここ」に集中して「無」を味わいたいのですが、
どうしても頭の中にその日に会う(会える)
人の顔が思い浮かんでしまう悪い癖があり、、、
そんな癖をちょっと形を変えたものなんですが、ね。
私には「感情の予約」が合っているようです。

さて、今朝も
感情予約から始まりました。
クライアント企業の役員の皆様と人事評価についての
会議です。役員面々のちょっと強面な(失礼!)
表情を、可能性を見いだして笑顔がこぼれるような
会議にする!と心に決めて臨みます。

まだまだ、修行が続きます・・・感謝



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新幹線が出発する直前に、サポートスタッフのYさんが渡してくださったお弁当「大阪の研修、ちゃんと食べて楽しんでくださいー!」の笑顔に背中を押されました!まさに、相手にどんな気持ちになってほしいかを考えた言葉と行動に、心があったかく&やる気がムクムクと湧き出ました☀

 




感情を予約する ~第一ステップ(自分にむけて)~

リーダーシップxEQのセッションでご紹介した
「感情を予約する」に多くの方から反響がありました。

EQを学び初めて10年とちょっと、
私なりに心内知性(自分の感情を理解し、コントロールし、
関心をむけること)と共感力を磨くために継続していることです。

今日はまず第一ステップをご紹介します。


「感情の予約」は、
前日の夜からスタートしています。
毎晩寝る前に翌日の予定だけ把握しておきます。
朝起きたらカーテンをあけてベランダに出て、今日これから
起きる出来事を頭の中で思いうかべます。
そして、
お会いする(であろう)方々の顔を想い浮かべます。
そして予約するのは相手とどのような関係を築きたいかを
考えながら「自分がどうありたいか」という自分の感情
(気持ち)の予約です。

・お、今日は管理職の皆さんに対して講演の機会だ!
 穏やかに、落ち着いて、明るい表情でいよう。

・今日の会議は結構モメそうかも、、、。
 短期的でなく長期的な目的達成を想い浮かべて穏やかな
 笑顔で話ができるようにしよう。

・今日は苦手な取引先担当者とのミーティングあり。
 相手に人として興味をもち、私の方から明るいパワーを
 出していこう。

等です。

朝は、今日これからやること(ToDo)ではなく、
今日これからどんな気持ちをもって一日を過ごすか(ToBe)
を予約するのです。

私達は一日のうちで様々な人と会い、
その人々とのやり取りによってポジティブにもネガティブ
にも影響をうけています。
人から受ける影響はもちろんですが、
一番影響を受けているのは「自分の感情」と私はとらえています。

同じことを経験しても、
ある人はとてもポジティブに受け取り、
ある人はとてもネガティブに受け取り、
そしてまたある人はまったく違う感情をそこから感じたり。

この違いは、「自分の感情」のもちようかと。

自分の感情だけは誰にも邪魔されません。
いくら大変な面談やミーティングでも、
いくらモメる会議でも、
いくら苦手な相手でも、
そこにまずあるのは、まずは「自分の感情」ですから。

朝日に向かって「どうありたいか」を感じてみる。これがまず
第一のステップです。

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鎌倉の自宅からは目の前に山、そして目線を変えれば海が見えます。起きる時間はちょうど朝日がのぼる前で空がうすく明るくなる時間です。この景色にも、毎朝元気づけられています☀











 

AKBじゃなくてAKK(覚えられるかしら、、、)

組織のリーダーに必要なポイント、
A、K、K、です。

A:安心安全の場
⇒ 物理的な安心安全場ではなく、個々の人格や意見、
  視点が尊重されているか、という場のマネジメントです。
  Google社が実施した組織生産性に関わる調査でも
  紹介されている「心理的安全性」の確保です
  http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48137?page=4

K:関わりをもつ
⇒ 人は誰でも関わりたい、そして関わられたいものです。
  周囲への心遣いや配慮・共感のある言葉がけと対応といった
  メンタルな面での「ちょっとした言動」は組織文化作り
  に大きな影響を与えます。どんな言葉を伝えるかの質、
  そしてどれだけ関わるかの量、質と量のどちらも工夫
  が試されます。

K: 共感(理念や目的と)・貢献への道筋
⇒ 組織でで働く多くの人は、所属組織への理念共感、
  そして「貢献したい」という気持ちを
  もって働いています。経営に、お客様に、チームに、現場に、、、
  とかく現場でがんばっていればなかなか自分の貢献の道筋が
  みえないもの、「この仕事、本当に役立っているのかな」と。
  私たちリーダーができることは、どんなに顧客から工程が遠い
  仕事であってもその仕事が顧客にとって大切な価値に
  つながっていることを示すことです。

A,K,K,それぞれのポイントを磨いていくには、ご自身の
EQI(行動特性)検査のスコアを参考にすることでご自身が日頃
とっている行動と強化が必要な行動がある程度認識できます。
  
組織マネジメントのためのAKK、
研修プログラムにご一緒いただくスタッフの観察によると、
今年お会いしている500名以上の管理職の方々がノートをとる
ポイントの一つだとか。

覚えやすくしたかったのでAKBになればよかったな~(笑)

 

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大阪での管理職向けセッションに毎週のように通っています。今のところ、新幹線のぞみからは毎回素晴らしい富士山に出会えています🗻 

 

どんな気持ちになってほしいかでデザインする

共感的理解を含む「共感力」を高めていく際に紹介
しているワーク。またまたEQワークの中で皆さんに
伝えていることの一つです。

面談やミーティングを開催する際、多くの方が優先順位と
するのは「情報を伝える」ことでしょう。戦略、変更事項、
上層部からの伝達、スケジュール、プロジェクトの進捗、、、
セミナーでも多くの方がこれら膨大な「情報伝達」のために
面談やミーティングの時間を使っています。
もちろん、これらの情報伝達が目的となっている場は、それで
OKです。ですが、多くの場合は情報は事前にメールやその他の
手段で伝わっていたりします、、、。上司やリーダーから
伝えられるのは、「念を入れた」というような感じでしょうか。

上司:  「これとこれと、あとこの件もToDoだよね、よろしくね」
メンバー:「あ、はいわかりました、やっておきます」
上司:  「他何かあったっけ?」
メンバー:「いえ、今のところは、、、あ、来月は〇〇の件もですよね」
上司:  「そうそう、あれもわすれないでね」
メンバー:「あ、はい」(ToDoリストをメモする)

よくあるやりとりですが、この内容なら
メールや電話でも伝達はOKなはずです。

リモートワークのメンバーも増えるこのご時世、
大切なメンバーと顔を合わせられる時間を、心と
心が通う時間にしてもらいたい。

EQを学んだ皆さんへの提案は、
面談やミーティングの目的を、情報伝達の場でなく、「気持ちを
デザインする場」にする です。
「この部屋を出ていく時にどんな気持ちになってほしいか」
これだけをデザインしてミーティングや面談を創ってみて
ください。

・あ~、やっぱり相談に来てよかったな。

・なんだか気持ちが前向きになったな。

・不安がなくなった、よし挑戦してみよう。

相談に、話にきたメンバーにはどんな気持ちになって
ほしいですか? 

これだけを目的とすることで、おのずとその目的を
満たす言葉がでてくるようになります。

共感的理解は、自分以外の人の感情を理解して汲み取り
適切に対応すること、相手の気持ちの期待に応えることが
「共感」であり、情報を伝えて同じ情報量をもつことでは
ないはずです。

3ケ月続けてみてください。
きっと変化が生まれます。
応援していますよ。


☟お世話になっているメンターの方からいただいた
大切なノートです。

表紙にある「MAKE IT HAPPEN」には涙が出るほど嬉しく
なりました。さっそく、未来に向けて挑戦したいことを
書き始めています。「行動を起こす!」「挑戦する!」
「スタートさせる!」そんな気持ちを応援していただき、
毎日眺めてはにニヤニヤです。ありがとうございます!
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