日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

心のアンテナ

担当して3年目になる某日系メーカーのリーダーワークショップ
が今年もスタートしました。

一般的に「主任層」にあたる方々を全4回のワークショップで
EQを含めてリーダーシップを学び、同時にその上司の方々も
別プログラムでワークショップを実施するコース。昨年だけで
200名以上とご一緒し、今年も同様に200以上とご一緒する予定です。

今日は今期の主任層の1回目でしたが、
私にとって考えさせれらるやり取りがありました。

「去年このワークショップに出た先輩が二人いて、一人は

 ”自分を振り返るいい機会になって、一つひとつ
 の自分の言動を振り返ることができている”

と会議で発表し、もう一方の方は

 ”自分には変化は感じなかった”

とだけだった。
自分はどちらが本当かなと思ってここに来ました」と。

もちろん、2人の方が参加した5ケ月のWSは同じものです。
自分達の未来を言語化するワークショップ、
未来の自分を言語化するワークショップ、
目標を設定し、相互コーチンググループと互いをコーチ
しながら進むEQワーク、上司や周囲を巻き込んで自分を
高めていくために進めるプロジェクト、そして5ケ月最後
には一人ひとりが発表をして全員からフィードバックを受けます。

このプロジェクトの基本コンセプトは、
「仕事の質でなく、人生の質を上げること」これを会社の上層部
と一緒に
進めているプロジェクトです。

f:id:isplus1:20171010164314j:plain

自社のみらいを創る人材像を自分達でつくります 



「どちらも本当でしょう。違う反応でもそれぞれ
正直に感想を述べてくださったということですよね。」
と私は返しました。

1回目のワークショップは
10年後の世界がどう変わっているか、
その中でわが社はどんな変化をしているか、
10年後の会社(社会)を創る人材はどんな力が必要か、
これらを自分達で定義して「視点を未来に向ける」
ことを実施していきます。
チームビルディングもかねて、未来をみたテーマで
メンバーと議論をしながら自分達なりの意見をまとめる
ワークを進めていきます。
普段接点のない他部門のメンバーとのディスカッションに、
皆さん様々な気づきを得ます。

終了後、上記の話をしてくださった方がまた
私のところに、いらっしゃいました。

「まだ1回目ですから分からないけど。
”反応はそれぞれ”というのは納得です。今日のワークも
同じテーブルの中で反応がそれぞれだったので。
私自身はそれがとても興味深くて、気づき多い時間
でした。

そういえば、先ほどの先輩2人ですが
”いい機会だった”とした先輩は、今年昇格して
管理職になりました。周りもなっとくの管理職です。
ステキな方なので。それが何かこのワークショップと
関連するのかも、とこれからが楽しみです」と。

同じことを経験し、同じことをメッセージしても、
捉え方は違うもの。私の仕事の一つは、誰もがもつ
変化に気づく”心のアンテナ”をさらに高く、その機能を磨く
ことだと思っています。”変化がなかった”とおっしゃった
方がいらっしゃった事実も受け止め、今回も前に進みます。

こんなインプットをもらって、
私自身の”心のアンテナ”がたピンとたった気分です。
どう受け止めるか、どうしたいか、どう心に火をつけるか、
アンテナが震えっぱなしです。ありがとう、そして
よし、がんばろー(^^) 

f:id:isplus1:20180602155955j:plain

鎌倉は紫陽花の季節を迎えました!



 

 

無駄な仕事など一つもないと本気で感じたこと 

日経BP社ヒューマンキャピタルオンライン 
【池照佳代の人事・人材育成担当者が読んでおきたい本】コーナーに
新しい書評がアップされました。

今回は尊敬し、そしてそのお話の楽しさと現場感からすっかり
ファンでもある法政大学大学院の石山恒貴先生の書籍です。

越境的学習のメカニズム 実践共同体を往還しキャリア構築するナレッジ・ブローカーの実像 | ヒューマンキャピタル Online 

 

越境的学習のという概念自体、
キャリアを考える上では本当に大切なものととらえています。

ある企業でリーダー以上の方々のEQxリーダーシップ
開発プロジェクトを進めていました際、自分のこれまでの
経験に自信がもてないという方がいらっしゃり、この
「越境的学習」についてお話をしたことがありました。

難しい定義や概念というよりも、
会社で携わっている役割だけが仕事じゃないこと、
家庭での責任や社会で担う役割もキャリア(ライフキャリア)
としてとらえていくことができる、ことを
私自身の体験も交えてお伝えしました。

ある女性リーダーの方の最終セッションでの
発表がとても印象的だったのでご紹介します。

「これまで、家庭の仕事や育児、地域の役割も含め、
会社の中でも目立たない仕事をすることが多かった。
自分自身はそれらに意味や意義が見いだせなくて
意味のないことだと思っていた。

今回のプロジェクトで「越境的学習」や「複線的キャリア」
という視点を知り、池照さんがおっしゃてた
”無駄な仕事はない、無駄な仕事と定義しているとしたら
自分自身がそう定義している”
と言われて本当にその通りだと思いました。

確かに、無駄だと思っていた仕事(役割)のお陰で私
自身は成長しているし、信頼も得ている。そのことに
気づけて良かったです。これからはチームをマネジメント
する立場になりますが、それぞれの仕事に意味がある
と私から伝えてあげられるようにしたいです。」

と最後の発表で堂々とお話されたんです。
数か月前の自信なさげで、不機嫌さいっぱい様子だった彼女
とは一変していて周りがびっくり😲でした。

無駄な仕事等一つもありません。
それを無駄とするか、意味のあるものにするか、
もちろん周囲のリーダーやマネジメントの方の
考えは影響しますが、最後は
”自分がそれをどうとらえるか”につきるでしょう。

今回の石山先生の書籍は、企業活動を中心とした
「越境的学習」がもたらす意味と、そこに関わる方々
のキャリアの成長や影響をエビデンスとともに説いて
下さっている素晴らしい書籍です。
少々難しいんですが、、、(正直、院生時代を思い出し
ました)、自分のキャリアについて改めて考えて
見たい方、人の育成に関わる方には絶対におススメ
だな~っと。

そしてライブで先生の話を聞くとこれまたノリノリ
な感じも素敵なのです(先生、スミマセン)。

 

 

鎌倉にきて2年ちょっとで想うこと 

鎌倉に越してきて2年ちょっとが経ちました。

我が家にとっては息子の高校進学(いえ、本当は
ウィンドサーフィン)のための引越が一番の理由でしたが、
私にとって東京を離れることは結構な決断でもありました。

東京は、人生の半分以上を過ごした場所。
子供が生まれてからは保育園も学校も徒歩1分
以内の快適な環境に移り、仕事場やクライアントの
行き来も便利、電車は3分毎に正確に、そして山手通り
に出ればタクシーはすぐに止まるワーキングマザーにっては
とっても快適な環境だったのですから。

f:id:isplus1:20180328122812j:plain



「よく決断しましたね」とか「仕事は減らすの?」
等と言われながらの引越から2年ちょっと、最近も
「鎌倉移住に興味あるけど、いろいろ
考えるとふんぎりつかない」とか、
「やっぱり便利な生活圏からでることに、躊躇する」
といった相談を受けます。
で、たった2年ちょっとですが私なりに感じている
「鎌倉きてよかった」をちょっと書き綴ってみます。

・・・・・

空 都心の真ん中から越してきて一番感じたのは「空の広さ」
条例で高いビルが建たないここ鎌倉には空を遮る建物がない。
とにかく、空が広く・高くて気持ちいいのだ。

鳥 朝は鳥の鳴き声で起きられます。しかも結構な音量、
ホーホケキョ(鶯)やピーヒョロー(鳶)の鳴き声が
綺麗に聞こえて気持ちがいいんです。

 特に我が家は鎌倉の海側に住んでいるからか、思い立てば
海にふらっと行けます。ちなみに、京都や奈良といった他の
古都との違いの一つがこの「海」かもしれません。古都で
ありながら同じ街に海(ビーチ)があるのはここの最大の
特徴かも。よって夏場は完全にビーチタウンと化します。
海の風にあたるのは、やっぱり文句なく気持ちいいのです。

社仏閣 所説あるようですが、私が手に取った解説本には
この街にある神社仏閣の数は122とのこと。ちょっと歩けば
神社仏閣にあたります。なんでしょうか、こんなに神様仏様が
同じ場所にいるというのもよく考えれば不思議なものです。
それぞれに意味があって歴史があってストーリーがあって、
これを探索してるだけでも歩き疲れてとっぷり日が暮れます。
ちょっとした時間でウロウロとしながら神様に会いに行く
心地よい疲れってのは、気持ちいいもんです。

 行きかう人々の顔がハッピーなこと。 
なんて言うか、ここは観光地なこともあって人々が遊びに来る
ところだからか、皆さん結構笑顔です。
せっかくのお休みを友人や家族、恋人と過ごす時間に
この場所を選んでいるからか、ねー。
自分の街で楽しそうにしている人達をみるのは、
これはまた幸せなことなんです。

実はいろいろとネガティブに感じる部分には
工夫もしているんですよ。

東京通勤に片道1時間以上はかかる
→そうです、そうなんです。私はほぼグリーン車を使って
通勤していますが、捉え方を変えています。
グリーンに乗るというのは、1時間誰にも邪魔されない
スペースと時間と(小さなテーブル)ができるということです。
この1時間で資料読む、本読む、アイディア出す、
テレビ見る、寝る、食事しちゃうといろいろとできちゃいます。
分刻みのスケジュールにいる中、この1時間のギフトは今や
私にとっては貴重な「ジブン時間」となっています。

とかね。

2年ちょっと住んでみて、今やこの街は私にとって
自然と行きかう人とのゆったりとした時間が愛おしい
”最適な心のコンディション”に整えられる場所になっています。

そして全ては、「心のコンディションを整える」ことから
スタートすると今あらためて感じていたりします。
何に触れると、
どんな時間を過ごすと、
どんな人と会話すると、
どんな場所で一人になると、
どんな空気を取り入れると、
どんな場所を歩くと、、、

自分はワクワクして心のコンディションが整うのか、
これは本人が意識のアンテナを立てていることで
発見できるものでしょう。
ほんとにこれはヒトそれぞれ。

私自身、あと数年で様々な状況が変化すれば、またこの場所以外に
最適な場所がでてくるかもしれませんから。
その時にまた自分の心の状態を受け入れて快適な場を
見つめなおすようにしていけばいいのだと思っています。

あー、今週もいい夕焼けに出会えました!

f:id:isplus1:20170909181757j:plain



f:id:isplus1:20170531110852j:plain

 



 

私たちのValue(大事にすること)の話

会社を興して数年後に定めた
Mission、Value, Principles,
一人で会社をやっているのになぜ?
と時々聞かれます。

ちょうどこれを自分なりに考えたのは、
IC= Indipendent Contractor(独立業務請負人)
という定義を、今後は
IC = Independent Collaborator / Creatroe
(独立してるけど協働と協創を創る人)

になろうと決めたからです。

 

今日はこのうち、Valueのお話を。

アイズプラスのValue(大事にすること)は

”常に win-win-(win) の関係をつくります”  

クライアントやパートナーのWinと、
アイズプラスのメンバーのWinを大事にする
のは当たり前です。
相手のためだけの価値やメリットで
我々が価値やメリットを感じられない または、
その逆では意味がないのは大前提です。
この2つは必ず作れる関係で仕事をします。
そしてもう一つ、
アイズプラスでは3つ目の(win)を考えます。

これは、クライアントの先の(win)の姿を創ることです。

例えば、アイズプラスのEQプログラムで
マネジメント力を高めた方は、そこで終わってしまっては
2つ目のwinどまりです。私たちはそのもう一つ先、
その方が現場に戻ってEQの発揮を実際にすることで
組織への影響力が高まり、チーム自体が目指す
方向で皆がイキイキと成長する状態まで関与する。

例えば、アイズプラスの人事制度設計によって
制度変化自体の目的が達成されたのが2つ目の
winですが、この制度変更によって制度だけでなく
風土や社員の意識にまでポジティブな影響を発揮
して経営目的の達成に近づく状態まで影響を発揮する。 


これらが3つめの(win)です。

つまり、我々と目の前にいるクライアント/パートナー
だけでなく、彼らが実際に接する部下、社員、彼らの
クライアントやパートナーが変化を感じられるところまで
のゴールを描きながらご一緒することが私たちに
とっての「大事にすること」だと考えているのです。

いつも3つ目のwinを大事にしながら仕事に向かう
こんな気持ちでいたいと、(win)は加えてあります。

 

。。。でこっからは少しおまけですが、
実は winという表現よりも、happyの方が私達が
目指していることに近いかと感じたりしています。
happy-happy-(happy)ってちょっと変ですかね。
試行錯誤は続く・・・ 

 

f:id:isplus1:20180502153956j:plain

win-win-(win)は、
売りよしー買い手よしー世間よし=近江商人
三方よし」の考え方にも通じるものが
あるなと感じたりしています♬

★先日友人に誘われて食べに行った高級抹茶パフェ!お値段なんと1,800yen! 
 とっても感じよく商品説明をしてくださった店員さん、
 味とビジュアル、そして雰囲気に満足は私たち(お客)、
 そして私たちが嬉しそうに家族や友人に話すことでなんともハッピーな空間
 になる第三のwin! これもまさに win-win-(win)なできごとでした! 




 

 

株式会社アイズプラスになりました!

2018年春、
私たちアイズプラスは
お陰様で会社設立から13年目を迎えるにあたり、
株式会社アイズプラスとして
新たなスタートラインに立ちましたので
ここに報告いたします。

株式会社になったからといって、何かが急に変わる訳では
ありません。これまでと同様に
「ありたい・なりたい・伝えたい」人と組織の
プロモーター(最大のファンと支援・伴走者)として、
プロデューサー(価値を創る支援・伴走者)として、
ただ前を向き、仲間とともに進んで参る所存です。

株式会社会にあたり、いくつかご紹介したい私たちの
スタイル(Way)をお知らせします。

■事業の柱(つの「創る」
 これまでの事業サービスを4つの「創る」として定義し、
 クライアントパートナーとともにさらなる「創る」
 を強化していきます。

 ⇒ サービス紹介

■私たちの活動コンセプト
 Live Your Own  ~あなたらしい生き方・あり方を~ 
 活動コンセプトとして新たに個人、そして組織の
 「らしさ」を「つよさ」にして目的に向かう
 プロセスに、より関わってまいります。

 ToDoからToBeへ、
 そんな視点の転換をベースに
 新たな事業も現在構築中です。どうぞご期待下さい。
 
 ⇒ Our Way


■私たちの働き方
 IC(インディペンデントコントラクターの働き方を
 12年続けて参りました。この働き方は私(池照)個人の
 目的を達成するためのものでしたが、今では社会ニーズに
 対応する働き方の一つになっていると認識しています。

 アイズプラスは現在も、雇用されている人は一人もいません。
 これからも、私たちのスタイル(Way)に共感し、
 これをベースに自らの「らしさ」をいかしてプロジェクトの
 目的達成にコミットするIC,そして 企業パートナーととも
 に各プロジェクトを進めて参ります。

 雇用ではなく、”目的共有x業務委託”として、 
 今後も、より多くのIC、そして企業パートナーとともに、
 個人、会社、社会のテーマに取り組んで参ります。 

 これが正解とも思っていません。ただ今は、この形で
 協働チームを創り続ける方法を選択してい行きたいと思っています。
 働き方の枠を創り、変えていくのも自分達だと思っています。
 「わたしらしら」の相乗効果で紡ぎだ
 たくさんの笑顔プロジェクトを、これからもしかけて参ります。

 働き方については、後日ブログを発表させていただきます!

■新オフィス
 これまでの品川オフィスに加え、昨年より活動の主を
 鎌倉オフィスに移しています。
 今後は、鎌倉、品川の2拠点にて活動を続けてまいります。
 海と山と多くの神様に守られる鎌倉の地は、
 私自身がここに2年間住んでみて感じる
 「らしさ」をみつめ「つよさ」に変換できる
 パワースポットの一つです。
 
 今後は多くの活動をここ鎌倉からも発信してまいります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 ⇒ 私たちのシェアオフィス
   鎌倉 旅する仕事場 御成


株式会社化にあたり、スタッフで集まってお祝いしました!決意新たに!
そして、鎌倉オフィスコーディネーターのゆっこちゃんが素敵な挨拶状を
作ってくれました!何名かの皆様にはすでに送らせていただいております!
どうぞ、よろしくお願いします!

 

f:id:isplus1:20180401151510j:plain

 

f:id:isplus1:20180420083606j:plain



  
 
 
 

EQ玉手箱1【EQI24素養の解説】+α

EQIの素養の解説、および高めるには?低めるには?
に向けた開発の指針が紹介されています。
ご参考下さい♪  

■EQI24素養解説

 EQIの24素養の解説、およびスコアを高めるには?低めるには?の
 開発に向けた行動ヒントがを紹介しています。
 スライドショーが開きます。ダウンロードも可能です 
 EQI24素養解説(アイズプラス) ⇒

【アイズプラス EQ 24素養イラスト解説 201704】

f:id:isplus1:20180504093839j:plain


■EQ紹介記事
『医協市場 2017年』 
www.isplus.co.jp/_p/1018/documents/EQ201708_医協市場7号.pdf





 

感情を予約する ~第二ステップ(相手に向けて)~

今日は「感情予約」に第二ステップ(相手に向けて)です。
第一ステップの(自分に向けて)はこちら
⇒ 

 

isplus1.hatenablog.com

 


自分がどんな気持ちで過ごすかを
ゆるく予約できようになったら、
次は、(相手・周囲に向けて)
一緒に過ごす方々にどんな気持ちになってほしいか
を軸に「感情を予約」します。

自分はどうありたいかを影響させて、
目的である
「どんな感情(気持ち)をもってほしいか」です。

前回の例で示すと(⇒が相手に向けたもの)、

・お、今日は管理職の皆さんに対して講演の機会だ!
 穏やかに、落ち着いて、明るい表情でいよう。
⇒ 来る皆さんに、前向きな気持ちになってほしい。

・今日の会議は結構モメそうかも、、、。
 短期的でなく長期的な目的達成を想い浮かべて穏やかな
 笑顔で話ができるようにしよう。
⇒ メンバーがそれぞれ悔いない会議参加ができて
 「しっかり議論ができた」「次につなげよう」と感じて
  帰ってほしい。

・今日は苦手な取引先担当者とのミーティングあり。
 相手に人として興味をもち、私の方から明るいパワーを
 出していこう。
⇒ 相手の方の役に立てるよう全力で聴き、また池照さんと
 話がしたいと思ってもらいたい。

等です。

それぞれのイベントが終了した際に、どんな気持ちになって
欲しいか、どんな気持ちを持って欲しいかだけを考え、
終了時の相手や参加者の表情や感想なども想像(妄想)します。
どんなエネルギーレベルをもって相手と接し、
どんな表情、気持ち、言葉で相手と接するのか、
どんな風に今日という一日を一緒に過ごす人達と過ごしたいのか、
私はできれば後悔したくありません。

ここでも、
何を言うか、
何を伝えるかといった「ToDo」よりも
どんな表情になって欲しいかの「ToBe」
に焦点をあてます。

毎朝、
今日ご一緒する方の笑顔を先に思い浮かべている訳ですから、
相当ニヤニヤして出かけています。

それでも、
予約通りにいかないことだってある。
それは私の準備不足だったり、相手との期待値や思惑がずれて
いたり、そもそも相手が最初から臨戦態勢だったり!
いろんなことがずれていくものです。

ですが、「感情の予約」をするにようになってから
生じた「ずれ」は自分の責任と思えるようになっています。
予約の立て方が甘かったから?もしくは期待しすぎたから?
もしくは私の予約が最初から一人よがりすぎるのかもしれません。

いずれにしろ、思ってたのと異なる出来事を周囲のせいにする
よりも、あくまで「自分がたてた予約」にそぐわない場合は
何かしら原因や次への布石があるり、それが次の予約に
いかせると前向きに考えます。

「感情の予約」を始めて数年たちますが、
私自身は毎朝こうして自分の感情と向き合い、自分の中で
イメージ化・言語化することで、日中の集中力や対応力が
飛躍的に高まっています。


実はこの習慣、
ちょっと流行でもあるマインドフルネスや瞑想を自分に
取り入れる中で生まれたものです。
「いまここ」に集中して「無」を味わいたいのですが、
どうしても頭の中にその日に会う(会える)
人の顔が思い浮かんでしまう悪い癖があり、、、
そんな癖をちょっと形を変えたものなんですが、ね。
私には「感情の予約」が合っているようです。

さて、今朝も
感情予約から始まりました。
クライアント企業の役員の皆様と人事評価についての
会議です。役員面々のちょっと強面な(失礼!)
表情を、可能性を見いだして笑顔がこぼれるような
会議にする!と心に決めて臨みます。

まだまだ、修行が続きます・・・感謝



f:id:isplus1:20171220114514j:plain

新幹線が出発する直前に、サポートスタッフのYさんが渡してくださったお弁当「大阪の研修、ちゃんと食べて楽しんでくださいー!」の笑顔に背中を押されました!まさに、相手にどんな気持ちになってほしいかを考えた言葉と行動に、心があったかく&やる気がムクムクと湧き出ました☀