日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

会社設立14年目を迎えました! 感謝とどうやって営業してるの?編

明日から令和~とTVが連呼する中ですが、
平成最後のゴールデンウィーク2日目の朝を
迎えました。
今日は午後から友人たちが鎌倉を訪ねてきますので
今の内に体力を温存しています。何せ、GW中の鎌倉は
ものすごい数の観光客で、観光地は前に進むのも精一杯な
状況です。お昼にしらす丼食べるのに1時間以上並ぶなんて
ザラですから。。。
鎌倉は休日と平日の観光客数にあまりにも差のある町で、
多くの観光客向けの店は土日・祝日のみの営業のところも
多くあります。観光客がターゲットであれば、この方が
効率が良いということです。

営業、という文脈であれば、私が独立してから2番目に
多く聞かれる質問が「営業」についてです。
「どうやって営業しているんですか?」です。
自分なりにもこれまでの13年を振り返り、私がどうやって
10年以上ICとして仕事をしているかをお伝えします。

■営業はしない、貢献する
営業=営利を目的として業務を行うこと です。
この意味で言えば、私自身は営業はしていないに等しい
ということになります。

開業して最初の5年ほどは完全に人事制度設計や
タレントマネジメント、採用関係のコンサルティングだけを
実施しおり、この5年でご一緒した約30組織は全て
会社員時代の上司や同僚からの紹介案件です。
その後はEQやリーダーシッププログラムや研修講師、
コーチングなども実施していますが、これらは
常駐してコンサルティングしている企業でスタート
したものを成功事例として話をしているうちに
外部に伝わり声がかかるようになったもの。
そのうち、外部研修会社から依頼がくるようになり
現在は研修会社さん数社とパートナーシップを
組んで彼らが実質的な営業の役割をしてくださっています。

自分の軸としては、私自身が
 ・課題解決に貢献できるかどうか、
 ・未来の姿を一緒に創ることに貢献できるかどうか、
 ・関わる方々のワクワクに貢献できるかどうか、、、だけを
つまり、私の力で、または私が力を出して周囲を
巻きこむことで貢献できるか、だけです。

マネタイズすることなしで
営業に結びつかないこともあります。
そしてこの「貢献」だけを考えていると
NPO活動の支援など、まったくマネタイズしないことも
あります。それが分かっていてそこに貢献価値があれば
それも積極的に挑戦します。
その反対に、何かのために力をつくす=貢献
だけを考えているからこそ、当初の予定よりも仕事の幅
が広がり大きな挑戦になることも多くあります。
ここまでの仕事をやってほしいという限定された
受注の幅にとどまらず、「貢献」をキーワードにする
ことで「こんなこともできる、こんな可能性もある、
こんな広がりも挑戦できる」という話が広がる
からです。事実、私自身はこのスタンスが仕事が
広がり、継続するキーになったと確信しています。

■プロジェクト化する
2つの目のキーポイントは、仕事をプロジェクト化して
相手がお願いしやすい単位にする、です。
私が担当する仕事は企業の人事部や経営企画部
などいわゆる管理部門の仕事が多く、ほとんどが
切れ間なく対応、切れ間なく仕事がある状態です。
ですが、外の力を借りたい仕事はたくさん
あるのです。多くの企業の方が、
「手伝ってほしいこといっぱい!」と言いながら、
「でも今は整理がついてない」と同時におっしゃいます。
営業やマーケティングなど外でお金を創り出す
仕事を裏で支えるバックオフィス系の仕事は、
「切り出し」が結構難しいのです。
で、だからこそICなどの出番です。
私たち自身が仕事を見える化し、プロジェクト化
して提案し、クライアントが「お願いしやすい単位」
にすればいいのです。

これには、しっかりと時間をとったヒアリング
がとても大切です。なぜならクライアントが提示する
「課題」は多くのケースで本当に解決したい課題で
ないことも多いからです。

そして、私の場合は長期のプロジェクトの際は
先に暫定的なな提案をした後にプロジェクトが
スタートしてからの1-2ケ月をじっくりと
ヒアリングの時間にいただくこともあります。
この間に社内外の関係者からじっくりお話をうかがい、
再度課題設定や提案の内容を見直したりしていくのです。

またプロジェクト自体も成果を段階的に区切る、
または、
時系列単位で区切るなどの工夫をしたりもします。

ともに求める成果をイメージしやすくする、
これが一緒にやろうと決断いただく、一つの工夫だと
確信しています。


■やりたいことを人に伝える 
そして、3つ目のポイントは「伝える」です。
「買ってください!」という営業活動はしませんが、
人と会う際には、2つのことを伝えるようにしています。
1つ目は
 現在どんな仕事に取り組んでいるか、を伝える。
2つ目は、
 今後どんな仕事に取組みたいか、を伝える。
です。

今していることを話すことで自分自身の仕事の整理となり、
これからやりたい仕事を伝えることでアイディアや知恵、
そしてアドバイスをいただきます。
私にとっては周囲の方はみな「何かの達人」なのです。
ICの仕事は上司がいません、当たり前ですが
目標設定してそれを進捗確認されることも、
キャリア面談をされることもありません。
だれかとお会いしてこれらを話すことは、私にとって
とても大切な時間、そしてこの話が次の挑戦に、そして
協働する仲間や巻き込むメンバーを増やすことに
つながっています。

事実、弊社で働くメンバーのうち8割は
クライアント(お客様)からの紹介です。
弊社の新規案件の8割は私の会社員時代の同僚、
そして以前のクライアントからの紹介です。 


ICやフリーランスとして仕事をしたい!という方から
毎月のようにご相談をいただきます。
副業や兼業が加速的にオープンになっている今、相談数も
加速的に増えています。
開業はどなたでもすぐにできます。
大切なのはどんなスタンス(姿勢や向き合い方)をもって
仕事や周囲に向き合うかだと思っています。

で、現在ですが
私が貢献できるのは企業の「人事」という枠を超え、
「感情」をキーワードに人と人、人と企業、人と事業を
つないで新しいことをつくることができます。

新しいことをプロジェクトとして位置づけ、
目的を描き、メンバーを募り、タイムラインを設定
して周囲を巻きこむことができます。
(ここにはニコワーク®を使っています⇒これは後日紹介)

そして、こんな取り組みと、ここからどう広げて
いきたいか、これを毎日だれかに話をしてワクワクしています。

どうやって仕事を続けるか? 
ICやフリーランスにとっては大きな課題です。
次回は、次に質問の多い
「エージェントとの付き合い方」などについても
ご紹介します。

皆さま、よい令和をお迎えください♪ 

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18年ぶりに陶芸に挑戦しました。「やりたい」と話したら素晴らしい体験の場を紹介いただきました!これも「伝える」効果ですね。







 

会社設立14年目を迎えました! 感謝とどうやって仕事してるの?編

何だかドタバタとしていたら、
会社設立14年目が過ぎてました!
14年目を迎えるこの時期に、
記念日を忘れられるほどの夢中になれる
仕事や活動に恵まれていることに
あらためて感謝しています。

先日知り合った方に
「どんな風に仕事をしているんですか?」と
あらためて聞かれ、話をしていた内容をちょっと
弊社のご紹介として一部公開します。

■IC(インディペンデントコントラクター)って何?
ICとは、“期限付きで専門性の高い仕事”を請け負い、
雇用契約ではなく業務単位の請負契約を“複数の企業”と
結んで活動する“独立・自立した個人”ことで、
”雇わない・雇われない”がスローガンです。
私自身、自分がこの働き方をスタートしてからこのような
働き方があることを知り、友人から紹介されてIC協会
に入らせてもらいました。もちろん、協会に入らないと活動が
できない訳ではありません。IC協会はこの働き方を啓蒙活動
することがメインの活動であり、現在私はこの協会の理事を
務めています。会員は全国に130名ほど、男女比は約8:2
くらいでしょうか。

一人で全てをマネジメントしている人もいれば、
私のように組織体をつくって活動しているICもいます。
私のクライアントからは、「池照さんは、「会社」でなく
「案件(仕事)にコミットするエージェント」ですね」と
評していただいたことがあり、これが妙に納得のご説明でした。
これら案件に対し、時に一人で、時にチームを組んで
向かったりしている仕事の仕方です。

インディペンデントコントラクター協会

特定非営利活動法人インディペンデント・コントラクター協会 | Independent Contractor



■アイズプラスはどうなってるの?
起業から5年くらいまでは完全に一人で回してましたよ。
クライアントとの交渉も、コンサルティングも、
そして経理も、輪ゴム買うのも全部自分でやります。
5年目を過ぎたあたりから私のやりたいことに共感して
いただくエージェント(研修会社や外部のICなど)との
協働プロジェクトを増やしています。現在は
アイズプラスのエージェントとして活動する方々はのべ
12名ほどいらっしゃいますが、全員がICとして契約
しています。

これは、弊社の事務担当、EQなどの検査を配信する担当、
EQなどのトレーナー、ライターなど全てです。全員が
プロフェッショナルとして契約をさせていただいています。
本来はパートとかでもいいんですが、きっと私の元に
集まる方はICという働き方に興味を持たれるのでしょう。
結果的に全員がこの働き方を選択しています。 

プロジェクトがスタートすると、私がプロジェクトの
全体像を描き、そこにそれぞれ役割として入って
いただきます。これを私は、IC型の働き方として
「池照とゆかいな仲間達型プロジェクト」と勝手に
呼んでいます。もちろん、私が誰かの愉快な
仲間達になることもあります。
”わくわくするプロうジェクトを起こして周囲を巻きこむ”
 &
”誰かの面白いプロジェクトに前のめりに加担する!”
これがICの働き方の醍醐味だと思っています。

という訳で、私自身が起こしているプロジェクト数はすでに10を
超えています。巻き込まれている人も、、、いっぱいです。


■みんなどうやって働いてるの?
基本的に全員に出社義務はなく、全員がリモートです。
昨年から鎌倉駅前のシェアオフィスをメインとし、その他
もともとオフィスを借りていた東京品川のオフィスも
使用しています。日々の連絡は Slack やメッセンジャー
メールなどを活用し、また定期的にTV会議、そして
できるだけ時間を合わせてリアルに会う機会を
つくっています。

以前のブログで、その働き方などを紹介していますので
ご参考ください⇒

 

isplus1.hatenablog.com

 

・・・・・
14年目を迎えたアイズプラスは、
現在様々なプロジェクトに挑戦しています。

ダイバーシティ施策の戦略立案&浸透プロジェクト、
グローバル企業での企業内教育機関のプロジェクトリーディング、
日系企業での人事制度改定プロジェクト、
日系企業向けリーダー育成長期プロジェクトリーディング、
外資系企業での上司力向上に向けたプロジェクトリード、
・・・
その他アイズプラスが独自に起こしたプロジェクトもあります。

次回はこのようなプロジェクトをどのように
マネジメントしているかについてもご紹介していきます。

14年前、この働き方があまり認知されていないころ、
「そんな変な働き方やめてさっさと正社員で働いたら」と
いうアドバイスを受け、
「3年くらい続けられたらいいのかも」と思っていたことも
事実です。でも、やればやるほど、一つひとつの案件に
向き合えば向き合うほど、まだまだ自分にはやれることが
あって、そして自分もまだまだ成長の過程であることを
知るんです。長期的なキャリア展望をしっかりもっている
訳ではありません。ただ、思い描く「つくりたい世界」はあります。
このつくりたい世界の画を仲間と共有できて、
進められている14年目に心から感謝しています。

ありがとうxありがとう の14年目なのです✨


☟設立時に皆さんに送ったハガキが出てきました。
「会社設立」に関する本を数冊読みながら
手探りで会社をつくり、お声がけいただいた
1社からのプロジェクトがスタートしたばかりでした。

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3日間勉強して認定していただきました!

クライアントの皆さんが新卒入社式対応などで
忙しいこの3日間、東京で咲きほこる桜を横目にしながら
実はみーっちり勉強し、認定していただきました🌸

 

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Korn Ferry Leadership Architect 
 https://www.kornferry.com/solutions/products/hr-certification-korn-ferry-leadership-architect
Korn Ferry 360 Assessment 
https://www.kornferry.com/solutions/products/hr-certification-kornferry-360

コーンフェリーインターナショナルといえば、
私が事業会社で採用担当だった時代は世界最大の
ヘッドハンティングファームの一つで、企業のトップや
トップマネジメントクラスの方々の採用をご一緒させて
いただいたものです。
あれから数十年、現在コーンフェリーはこの分野に加えて
リーダーシップ開発事業をM&Aで組織として加え、
人材の雇用や採用を含むリーダーシップ開発事業を強化しています。

このリーダーシップ開発の中でキーとなるのが
コンピテンシーモデルと360度調査です。
コンピテンシーとは、好業績者に共通してみられる思考と
行動特性のこと、つまり「できる社員がどんなことを考えて
行動しているか」ということです。
これを特定の企業や職種、職位など毎に整理して示した
モデルとしてリストしているものがコンピテンシーモデルです。 

今回私が学んだのは、世界10万人を超えるワールドクラスの
データと調査研究に基づくコンピテンシーモデルの全体構造
の理解とその使い方です。
そして、このコンピテンシーをベースとして能力開発に
つなげるものが360度調査です。360度調査は、組織の中で
対象者に対し、上司、部下、同僚など立場や関係性の異なる
複数の観察者が対象者について多面的に評価・
フィードバックをする人材開発の手法です。
今回の認定は、コーンフェリーの360度調査の認定コーチ
としてのものでもありました。認定の目的は対象となる
個人に対し、その方の能力開発を目的に、または特定部門の
組織開発へこの調査結果を伝え、
「どうしたらもっと良くなるか」
「どうやって目的・目標を達成していくか」を一緒に
考え、コーチングを提供していくことです。


また、このコンピテンシーをベースの調査はEQ(感情知性)
とも強いつながりがあります。
 自己認知、
 リーダーシップの発揮、
 人と人との関係の質の向上、
 折衝や衝突への関与、
 信頼構築、・・・ などなど、
やはりEQとハイパフォーマンスの関係、
EQとリーダーシップやチーム作りの関係は切っても
切れないということが、あらためて理解できました。
 

今回あらためて気づいたことの一部(自身の忘備録として):

  • 確かにグローバル企業の人材開発でよーく使われれるコンピテンシーですが、このような難しい言葉でなくても、「何がここで働く人をわくわくさせるのか?」「どんな工夫をしていたのか?」という相互の問いかけによってそれぞれの力の源泉を明確にしていくことって大事。経営や事業をつくる「人」の共通言語になるのですから。
  • そしてもう一つ、事業の計画が計画通り予定調和でなくなり、チームのメンバーがより多様になるこれからの時代、このような定義や項目は定期的にアップデートすることが必要です。


今回認定をいただき、弊社のクライアントであるグローバル企業
はもちろんですが、それ以外の地元で頑張る中小企業や小さな
組織に対してもこの考え方をもって「人」と「事業」を強くする
ことににさらに貢献を加速していくことを決めました。

 

コンピテンシーは「好業績者の行動特性」ということから、
実は、外資系の事業会社で仕事をしていたころ、
それぞれの会社の「コンピテンシーディクショナリー」
の作成プロジェクトを経験しています。そのころは、あまり
好きになれなかった。好業績な人の行動特性を真似れば、
「みんな好業績者になるよね」というトーンは、
金太郎飴をつくるような気がしてとっても違和感があったのです。

日本の社員はとてもまじめな人が多く、
いくら「例」といっても、それを目指し、超えようとする人が
ほとんどですから。

でもこれも伝え方といかし方次第ということも、
今回あらためて学べました。
コンピテンシーや基準を一つのマネキンモデルとしてとらえ、
「自分ならどんな風に着こなすか」
「自分ならどんな風に見せるか」
「自分ならどんなキャラでいくか」そんな工夫を
加えていくことが、「らしさ」を表すことなんですね。

弊社では現在、EQをベースに
EQEC(EQエグゼクティブコーチング)を提供しており、
ご好評いただいております。
EQをベースにするコーチングは、感情にぐっと入り込み
振り返るので、より自他への影響力が高くなりますから!

今後は、より事業の成功に直結するコンピテンシー
調査を取り入れ、さらに
「ありたい・なりたい・伝えたい人と組織」に貢献
できるようにして参ります!

ご一緒いただいた皆様、コーンフェリーの皆様、
ありがとうございましたー! 


講師の先生方と、認定講座ご一緒した株式会社Funleash代表の志水さんと↓

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自分の機嫌は自分でとる 

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お陰様で、日経ビジネススクール
【女性リーダーのための「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションスキル】2019年3/28が終了しました。
今回もほぼ満席の状態でクラスを迎え、
丸の内オアゾの会場は最初から熱気にあふれました!

当日ご参加いただいた女性リーダーの方々は、
企業の部長職、行政、学校関係、そして経営者と多様な
お仕事につかれる方々ばかり、数名をみっちり
マネジメントする方から、50名近くをマネジメント
する方まで、皆さんが各現場で「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションについて真剣に向き合う方々
ばかりでした。

終了した後に、一人の方がとても印象的なコメント
をいただきました。

「今日のセミナーに参加してハッとしました。
『自分の機嫌は自分でとる』そんなことを考えも
していなくて、これまでの自分を振り返っては
恥ずかしい思いになりました。」 

私がEQ(感情知性)を学び始めた時と同じ感想です。
セミナーの中で紹介する心内知性(自分の感情や気持ち
を自身で捉え、関心を向けること)の演習では、
自分自身の心身の健康状態について振り返り、
グループでシェアしていきます。

”心身の健康”とは精神的、身体的な健康状態のことで、
 心:Feelingの状態、
 身:Energyの状態 
を自身で把握し、
 チームメンバーや周囲の方々の状態に配慮し、
 成果を出すための行動を考えてみるものです。 

最近ではWell-being とも呼ばれ、働く個人、組織の
Well-beingに目を向けることが組織の生産性に大きく
影響することが分かっています。

どんな時に自分の身体の調子がいいのか、悪いのか、
どんな時に自分は幸せな気持ちになり、なれないのか、
これを自分で数値化して示していただくと、
たった5名の少人数クラスでも、はたまた
200名にもなる大人数クラスであっても、
結果は固まることはなくバラバラです。

つまり、同じ会社で同じ仕事をして、
同じ部署にいて、朝から同じ仕事をしている
同僚や部下だからといって、私たち個人が感じる
心身の状態レベルはそれぞれが「違う」のです。
当たり前なことのようですが、これに気づかない人も多い。

 「昨日目標が達成されて、今日は天気がよい!」
 と自分が上機嫌だからといって、
 自分のチームメンバーも同じ状態とは限りません。

リーダーの方はこれを意識し、観察し、時に
声をかけて質問し相手の状態を把握し、配慮ある
言動の投げかけが必要です。

そして、リーダーと自覚する私たちは
どんな状態の時なら
「自分が一番成果が出せる状態になるのか」
「自分が一番ハッピーでいられるのか」
「自分がご機嫌でいられるのか」
を把握しておくことがとっても大切です。
何故なら、私たちの言動や機嫌(態度)
は、チームの健康状態に大きく影響するからです。

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これに関連する実験について、クライアントの方から
情報提供をいただきました。
「職場での無礼な言動は生産性や創造性を下げる」
という実証実験の結果です。

Overlooked but not untouched: How rudeness reduces onlookers’ performance on routine and creative tasks - ScienceDirect

そういえば先日おとずれたラーメン屋さんでは、
店長と思われる方がスタッフに対して大きな声で人間性
罵倒するような無礼な発言を繰り返してました。。。
私、このお店には二度とこないな~っと思った瞬間でもありました。
言葉にする無礼でなくても、機嫌の悪さで勝手にブスっと
していたこと、私もありましたので本当に反省です。
そのくせ自分の機嫌の悪さに、余計にネガティブループに
なること、お恥ずかしながら何度もありました。

この演習は数年前に
イェール大学心理学教授のデービッドカルーソ教授が
来日した際に教えていただきました。
「このワークを丁寧に実施することで、Well-beingの
大切さが組織リーダーにもきっと伝わるよ」とおっしゃって
いたことをよく覚えています。

リモートでも仕事ができる時代だからこそ、
対面でいる時間を大切に扱いたい。
私自身が反省を繰り返したことからこの演習を取り入れています。

自分の機嫌は自分でとる。

今日もご機嫌な自分でいましょうね。

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4時間EQと周囲の巻き込みについて考え切った後の
ステキな笑顔だらけです!全員に声かけられなくて
ごめんなさい! ありがとうございました(^^)


■【女性リーダーのための「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションスキル】次回の開催は 5/17 

すでにお申込みをいただいる皆さま、
お会いできるのを楽しみにしております♪ 

 

女性リーダーのための「周囲を巻き込む」コミュニケーションスキル:ビジネス講座は 日経ビジネススクール

嬉しいハンバーグ 

先日、4ケ月間続いた日系メーカーでの
女性リーダー育成プログラムの最終回が行われ、
参加者一人ひとりからの取り組みについてプレゼンテーション
が行われました。

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このプログラムは社内としてはDiversityの浸透を目指し、
管理職層に向けてはDiversityの理解と実践、
女性リーダー層に向けてはキャリアをテーマとし、
この2つの層が同じ期間に、現場で相互に面談を
もちながら進め、最終回で女性リーダーが取り組みを発表します。
発表時には、一緒に参加したメンバーだけでなく、上司、
役員の方々なども参加します。
このプログラムのベースとしているのは自他の感情を理解し、
マネジメントやリーダーシップにいかすEQ(感情知性)です。
参加者全員がEQI(行動特性検査)を受検し
自身の行動特性を理解してからプログラムがスタートします。
”どうありたいか”、”どうありたいか”のゴール設定は本人が
設定し、上司はEQの結果をベースに自身の
マネジメントのスキル向上や自分自身のリーダーシップ開発
を目指し、女性リーダーの方はEQの結果をベースに自分の
ありたいリーダー像に向けて開発を進める方がほとんどです。

一人ひとりが自分のゴールを設定し、4ケ月間開発を
進め、それを一人3分発表していきます。

ある女性が「情緒的表現性」の開発に取り組んだ話を
紹介してくださいました。 
情緒的表現性は、EQIの素養の一つで喜怒哀楽などの感情を
言葉で表す行動の量をスコア化しているものです。
彼女はこの素養を向上させるという目標をかかげ、この4ケ月間
社内だけでなく、家庭でも実践を続けてきたとのこと。

社内では、まだ急激な変化は感じられないが、
「誰かを褒めたり、感謝を伝えよう」と意識
するだけで人を観察するようになった!という成果が
みられ、上司からも意識的な行動があると言葉をもらったと。

そして家庭では、10歳の息子さんを意識的に声をかけた
ことをご紹介下さいました。それまではどうしても
「ダメ出し」が多くなっていたことにも気づき、そして今回
は、ちょっと意識的に声かけをしたとのこと。
EQワークで理解した
「ちょっとポジティブな言葉」と
「ちょっと本人を認める言葉」と
「ちょっと本人が笑顔になる言葉」をかけたと。

「すごいね」「ありがとね」「助かったよ」
「見せて見せて~」「うんうんそれで?」など、
本当にいつもの声かけです、でも少し意識的に
以前よりも多く、ポジティブな声かけを実践しました。

すると先日、これまでに夕食の用意など
手伝うこともなかった息子さんが、
「ぼくがハンバーグをつくるよ!」と全て自分で
準備をし、家族のためにハンバーグをつくってくれた
そうです!

これが本当に嬉しかったと。

何より、お子さんがとても嬉しそうにハンバーグを
作り、達成感に自信がついた様子だったとのこと。
ちょっと笑顔で声をかけたことでこんな変化が生まれる
とは思っていなかったそうです。

「想っている気持ちはあっても、
言動にしないと本人には伝わってない」

これは私自身がEQから学んだことの一つです。
ちょっと恥ずかしくても、
 大切な人は大切って言う、
 いいなと思ったらいいねって伝える、
 嬉しいなと感じたら嬉しい表情をする、
これ、すごーく効きます。

子育てでの成果をしっかりと感じ取り、
今後は本当に成果を出したい「職場」でも
より意図的にがんばりたい!と語った彼女が
とっても印象的でした! 

この企業では女性管理職はまだ一人もいません。いわば、
彼女たちがその第一期生になることが期待されている選抜層です。
これまでは Individual contributor (一人完結型で貢献するとして
成果を出してきた彼女たちですが、これから期待されるのは
周囲を巻きこみチームで成果を出す
Collaborative Leadership(協働型のリーダーシップ)の発揮です。
従来の組織からより柔軟性の高い組織作りで経営を変えて
いくには、役職に関わらず、このリーダーシップを発揮する
ことがキーとなります。人に関わる、巻きこむ、動機づける、
はこれからますます期待され、そして自分自身も笑顔になる
スキルだと確信しています。

来年もこの企業での取り組みは続きます。
数年後にハンバーグの話をしてくださった彼女から
「取り組みを続けると会社だけでなく、家庭でも
いこことあるよ。例えば美味しいハンバーグが食べられる!」
なんて体験談を、後輩の皆さんに話してくださると嬉しいですね。

他にも、この取り組みを「自分ゴト」として捉え、
「自分の言葉」で発表をした方が多かったのが
この企業の女性リーダーの最大の強みでした。
皆さんお疲れ様でした!また来年、お会いしましょう! 

発表日にはステキなイラストがボードに描かれてました!
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【EQx子育て】私から「好き」を伝えること 

「うちの子が何を考えているか分からない。前はいい子だったんだけど」

EQ(感情知性)が子育てや人間関係に成果があるという話をした後、
研修後に相談にいらっしゃった方からのお話です。聴けば、誰もが知る
ような難関中学に合格したとっても成績優秀なご子息が、あんなに
「行きたい」と必死に勉強して入った中学を不登校になっている
とのことです。いじめ等がある訳でないらしい、ただ中学生男子
らしく親や社会に対しての不満や反抗心はあるようで、時にとて
不機嫌なことがあるそうです。親としてどう対応していいのか、
「学校には行くべき、せっかく入った学校なんだから。
あんなに言うことを聴いてくれてたのに、親の言うことを
聴かなくなって。。。」 彼女には憤り、怒り、焦り、悲しみ、
といろんな感情が沸き上がって息子の変化に対応できなくなっ
いるとお話して下さいました。

私自身、自分が中学生のころを思い返してみると不登校
はならずとも親や社会にはかなり反抗心をむき出しにしていた
頃があります。自立することへの憧れの一方、大人の話にある
矛盾や不条理が分かってくる年代でもあり、そんなところへの
反抗心が大きかったのかもしれません。親ともかなりぶつかり
あいました。自分でも自分が本当にどうしたいのか、
何を考えているのか、それを少しずつでも表現する術がなく、
なんだか悶々としていた事をとてもよく覚えています。
そして自分自身の悶々と鬱々とした態度に親が見せる落胆や動揺
も感じとっていたものです。
そう、子どもは結構親の対応をみているものです。

自分の子供をみていてもそんな時期がありました。
何か考えていたり、想いはもっているようだけど表現の術を
まだもっていない、または表現が十分でない。結果、
「何を考えているのか分からない」になってしまうのです。
そんな時は私も「それじゃ何を考えているのか分かんないよ」
って叱ってしまっていました。でも反対に、親は何を考えて
いるかを伝えているでしょうか。

EQ(感情知性)を学び始めた頃は、まさに私はこの渦中。
ぉこから気づいたことは、「子どもの考えてることが分からない」
と言っている私自身が感じたり考えていることは伝えていない、
です。”人の話を聞きだすならまずは自己開示から”、もし
子どもだろうが相手を違う意識や意見をもった「個」として尊重
するならば至極当たり前ですね。

そこから少しずつですが、私は自分が感じていること、自分が
考えていることを伝える時間をとることにしました。
そして同じように、少しずつ彼にも聞いて(質問)、
聴いて(彼のストーリーを)みることにしたんです。
ステップしとしては、

①自分の思っていること、考えを話す
  まずは好き・嫌いから、そしてニュース見ていてどう感じたか、など
②質問する
  私が考えを話した後に「学校ではどお?」「そーゆこという先生とかいる?」
  もちろん、最初に「知らない」「別に」「わからん、、、」のオンパレードです
③聴く
  ①、②を続けていると話し出す瞬間が出てきます。話出したら3分口を挟まずに
  聞く、「へー」とか「ふーん」とか、反応しながら。

実は①の自分の思っていることを話す・伝えるが思ったよりも大変でした。
会社での発言や親としての発言には「~べき」とか、「当然~だよ」が
先にあって要領よく話をくみたてていた自分がいて、実は
「私自身の考えや意見」ってそんなになかったんだということに
気づけました。

彼が18歳になった今も、少しずつですがこれを続けています。
あ、返答はまだまだ「うーん 知らない」の方が多かったりするんですよ。
でも続けていていると②や③の状態に彼も慣れてもきます。

自分自身のことを棚に上げて、私たちは子供たちによく
「意見を述べて」と押し付けてしまったりします。
まずは私たち大人が「自分自身の感情、意見、考えを伝える」
ここから初める。まずはここからが私自身のレッスンになります。

「自分の”好き”を徹底して磨き、「ウィンドサーフィンのプロ」
になった息子を、私は尊敬しています。私の周りの誰とも同じで
ないキャリアを自ら選択しようとしています。だからこそ、彼の
気持ちや考えていることは知りたいものです。
自分の感情や自分の声に蓋をして大人になった私にとって、
その視点や思考は私達の時代のものとは違うことにも気づきます。
これやってると、彼を含む「若者」に本当に興味がわいてくるものですね。


相手の気持ちが知りたいなら、自分自身の気持ちをまずは伝えること。
言葉が難しければ表情でも、しぐさでも、会話の中の間の取り方でも
まずはそこから始めてもいい。
相手の話を聴くのなら、3分集中して大切な人に向き合うこと、
その相手の表情や声のトーンや言葉それ自体も「会話」だと思うこと。

何も言葉が出ない日、朝は彼の髪の毛をくしゃくしゃっとして
「行ってこーい!」と声をかけ、夜寝る時は「愛してるよー」とおどけて
言えば思春期の男子からは無視されるか、「きもいっ!」失笑をかうでしょう。
それでいいのです。だって第一段階、気持ちは伝えているから。 

今日も私の子育て(己育て)が続きます。 

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お弁当につけるハートマークも私流の気持ちの発信です。食べる時間には弁当の蓋でぐちゃぐちゃになっているそうですが、、、。 かわいい海苔は弁当作りを頑張る私に友人がプレゼントしてくれました、対象が男子高校生と知ってのあえての品だそうです! ありがとう!

 

3ケ月で表情が変わる(プログラムの発表から)

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4ケ月にわたるダイバーシティプログラムの最終日である発表会がありました。日系メーカーで実施されているこのプログラムは、女性リーダー層対象に全4回にわたるキャリアxEQプログラムを実施。同時にその上司層を対象に全3回にわたるダイバーシティxEQプログラムをクラス単位で実施し、最終日は全員が一同に会し女性リーダー一人一人が自分自身がこの3-4ケ月の取り組みについて発表するものです。

発表は3分間、発表形式は自由、とにかく3分間を自分自身が
・設定した目標、
・取り組んだこと、
・周囲の巻き込み、
・周囲の反応やフィードバック、
・自分自身の変化、そしてこれからについて

などを発表してもらうものです。
同時にプログラムを受けた上司の皆さんも全員参加し、発表者である女性層、そして上司の全員が発表した方一人一人に対してコメントをします。
製品や戦略のプレゼンでなく、「自分自身の変化」について3分間人前で発表する機会、これはなかなかない機会です。

今回の発表では、表情の変化がとても印象的だった参加者がいらっしゃいました。4ケ月前のスタート時、ほとんどの参加者の気持ちは圧倒的にネガティブです。
”この忙しい時期に、
なんで私がこの研修に呼ばれたんだろう、、、
キャリアとかEQとかよく分からない言葉ばっかり、、、
上司達の前で発表まであるなんて、、、、😭”
ちょっと私の妄想も入っていますが、こんな気持ちで初日に来る方が多いことは確かです。表情も暗めですから。

「このプログラム期間中に、自分自身にも強みがあること、そしてその強みを上司も認めてくれていたことに気づき、自分から発してみることでこんなに気づきがあることが分かりました。同僚にも自ら発信してみることで相手の考えが分かり、これまで誤解や思い込みがあったことにも気づけました。何より、上司と話すことに抵抗がなくなり、少し楽しみさえ覚えています」と発表した彼女の表情が素晴らしく美しかったこと、忘れられません。
「素晴らしい発表でしたね」と感想を述べると、「一回目の研修の時に、池照先生が声をかけてくれて”なんだかハードル高いです”と言ってら”できるよ、一緒にやろうよ”と言ってくださって、それで3ケ月やってみようと思えました」とこれまた素晴らしい笑顔でおっしゃって下さったことが私の宝です。

「自分にはできる、あるいはできるようになりたいと思ったら、とにかく始めること。大胆さが才能を生み、魔法を生む」とは、ドイツの作家であるヨハン・ゲーテの言葉です。

新しいことが目の前に現れた際、「自分にはできない、無理、やめたい」という思考は本当にインスタントにでてきますよね、、、。私自身も先にネガティブな思考が生まれる特性が強かったです。そうネガティブに思うことを自ら認め、「できないって誰がきめた?」とEQ素養の「楽観性」の開発にもなる自身の感情と向き合い思考の行先を考える訓練から視点が変わってきました。自分に問う、これができたらかつての自分と同じように立ち止まっている仲間に声をかけていけばいい。

ちょっと背中を押してもらう一言のパワーは計り知れなく、あの暗かった表情が3ケ月で人前で堂々と発表をする凛としたものに変わるんです。そんな相互な力が、社内や部内、職場で展開されたら素晴らしい!そんなちょっとした変化を夢見て、37期を迎える発表会が終了しました。

このプログラムでは、EQI(行動特性)検査を受検し、自分自身の行動特性を数値で把握した上でこれを目安にアクションプランをたてて約3ケ月間の行動開発に挑戦します。この時に弊社で紹介しているのが「ほぼ100シート」です。弊社のプログラム参加者は弊社が運営するEQオウンドメディア【EQ+LAB.】からダウンロードが可能になっており、多くの方に活用していただいています。

EQ+LAB | 感情マネジメントで世界にポジティブチェンジを起こすヒトのための総合メディア



3ケ月で人の行動が変わる、そう実感していただいた参加者の皆さんの今後が本当に楽しみです。

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