日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

やらされ感からワクワク感へ!自分たちの指標づくり! 

 新年あけましておめでとうございます!

今年の春には、お蔭様で開業12年を迎えます。これも一重に支えて下さる皆さまのお蔭、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 昨年の一年のテーマは「リーダー育成」「EQ開発プログラムの構築」そして「柔軟な働き方提言」の3つ、それぞれに様々な施策に挑戦させていたきました。
その中でも特に「女性リーダーの育成」については、2016年に様々な機会をいただき、登壇したリーダーシップ研修が19, うち15が女性リーダーターゲットのものでした。このようなリーダー研修でも、約半数が弊社からも提案している「研修型からプログラム型へ」の長期プロジェクト型になっているのが一つの特徴です。

 

今日は、このリーダープログラムの中で毎回リクエストのある人気コンテンツの一つ【何をめざすかは言われたくない、自分たちで決める!自分たちで指標をつくる!やらされ感からワクワク感をつくるワーク!】をご紹介します。

↓人材育成カード、日本語の他 英語、中国語でも表記があります

f:id:isplus1:20170128083401j:plain


 「やらされ感の払拭」は、研修に期待する「ねらい」の一つです。
会社員時代は私自身も「やらされ感でいっぱいな社員」でした。。。では、「やらされ感」は、なぜうまれるか? 私は会社が最初から決めた「あるべき姿」や「人材像」のちょっと押しつけの提示がこれを生んでいるかと思っています。

 会社からの提示は全社を対象とした「大きな方向性」にとどめ、各部門や現場で現場の戦略や顧客動向と期待に沿った「具体的なあるべき姿」を現場の人が作るプロセスが必要です。研修ではこのプロセスを絡め、自分たちで「あるべき姿の指標づくり」をします。
 例えば、企業価値にある「責任感」を最初から「責任感が大切」として伝えその行動を要求することをせず、「あなたの仕事で成果や価値をうむには、どのような考えや素養が必要か?」もしくは、「企業理念を表すにはどのような価値観が必要か?」等と参加者に質問を投げかけて議論によって固めていくというものです。


 ゼロからつくるのはやはり時間もかかり困難さがありますが、弊社プログラムでは「人材育成カード」をよく活用しています。これは、“戦略的思考”、”倫理観”、“機転”等、人材育成・開発に関する52のワードカードです。この52のワードから、「どのような行動をすれば?」の具体的な行動をまずは個人で選び、そしてグループで議論して絞り込み、人数によっては、クラス全体で3~5のワードに絞り込みます。この絞られたワードが「自分たちが選択した価値観リスト」になります。

 プログラムでは、このように参加者が自ら設定した課題・テーマに対してスキル開発をしていきます。「会社からおしつけられたものでなく、自分たちが課題と感じていることに対してスキルを付けているので納得感があった」こう多くの方がアンケートで応えてくださるワークです。来年も、主体的に関わるワークを通し、納得感を高めるスキル開発支援を継続していきます。

 

 このワークの際には、事前に「私(たち)の仕事とは?」を考える時間をもつことも一つの特徴です。
 ・そもそも私たちが顧客に提供したいことは? 
 ・私(達)の仕事は何を提供することが仕事?
 ・そしてどんな価値を提供したい? 
普段考えていないとなかなか出てきませんが、グループメンバーとともに、自分の考えを周囲とシェアしながら進めていきます。

 

 そして「自分たちの指標づくり」に入ります。同じ会社の役員レベルですら、「求める人材像」の優先順位や具体的な行動例が異なるケースがほとんどです。つまりこの議論こそが、これまで組織で生じていた「同じ言葉を使っているのに生じる違和感」に立ち向かうものになるのです。

この議論を皆で進め、「目指す姿を皆で作って共有する」これこそが「自分たちの指標づくり」です。


 あとは、この「指標」をもとに、どうすればこれが発揮できるか、どのくらいまで高めたいか、、、これをもう一度明確にした上でEQ(感情知性)やスキルワークを通して研修を進めていきます。

 

 もちろん組織によって選択されるものはことなりますが、昨年の女性リーダー向けセッションで一番多く選ばれるワードが「人を巻き込む力」でした。

ワークでは、「人を巻き込む」具体的な行動を皆で出し合いながら、EQ検査で自分の行動とのギャップを知り、徹底的にギャップを埋める、または強みを生かすことで巻き込む行動に変えるを学んでいきます。

このプログラムに参加した方々のアンケートを一部ご紹介します:


 ・自分たちでつくった「めざす姿」がそのまま今年の活動目標になり、それが皆と議論したものなので納得できた。

 ・自分が考えていたものと、同僚が考えていたものが少し違っていてその理由も聞けて良かった。勉強になりました。

 ・今までは会社が作ったものをそのまま目標シートに書いていたので、このようなワークははじめは戸惑いましたが、講師の先生が段階的に指示してくれたのでわかりやすかった。

 ・人事系の研修で、初めて寝ないで参加できた研修です(スミマセン)。とても楽しく、やりがいを感じました。

 ・・・

 2017年、この研修プログラムにはリピートも含めてすでに多くのご依頼をいただいています(新規ご依頼が受けづらくなっていて、申し訳ありません、、、)。今年も「やらされ感からワクワク感」を創るプログラム作りに、全力で取り組んでまいりますね。

どうぞ、よろしくお願いいたします。