日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

どんな気持ちになってほしいかでデザインする

共感的理解を含む「共感力」を高めていく際に紹介
しているワーク。またまたEQワークの中で皆さんに
伝えていることの一つです。

面談やミーティングを開催する際、多くの方が優先順位と
するのは「情報を伝える」ことでしょう。戦略、変更事項、
上層部からの伝達、スケジュール、プロジェクトの進捗、、、
セミナーでも多くの方がこれら膨大な「情報伝達」のために
面談やミーティングの時間を使っています。
もちろん、これらの情報伝達が目的となっている場は、それで
OKです。ですが、多くの場合は情報は事前にメールやその他の
手段で伝わっていたりします、、、。上司やリーダーから
伝えられるのは、「念を入れた」というような感じでしょうか。

上司:  「これとこれと、あとこの件もToDoだよね、よろしくね」
メンバー:「あ、はいわかりました、やっておきます」
上司:  「他何かあったっけ?」
メンバー:「いえ、今のところは、、、あ、来月は〇〇の件もですよね」
上司:  「そうそう、あれもわすれないでね」
メンバー:「あ、はい」(ToDoリストをメモする)

よくあるやりとりですが、この内容なら
メールや電話でも伝達はOKなはずです。

リモートワークのメンバーも増えるこのご時世、
大切なメンバーと顔を合わせられる時間を、心と
心が通う時間にしてもらいたい。

EQを学んだ皆さんへの提案は、
面談やミーティングの目的を、情報伝達の場でなく、「気持ちを
デザインする場」にする です。
「この部屋を出ていく時にどんな気持ちになってほしいか」
これだけをデザインしてミーティングや面談を創ってみて
ください。

・あ~、やっぱり相談に来てよかったな。

・なんだか気持ちが前向きになったな。

・不安がなくなった、よし挑戦してみよう。

相談に、話にきたメンバーにはどんな気持ちになって
ほしいですか? 

これだけを目的とすることで、おのずとその目的を
満たす言葉がでてくるようになります。

共感的理解は、自分以外の人の感情を理解して汲み取り
適切に対応すること、相手の気持ちの期待に応えることが
「共感」であり、情報を伝えて同じ情報量をもつことでは
ないはずです。

3ケ月続けてみてください。
きっと変化が生まれます。
応援していますよ。


☟お世話になっているメンターの方からいただいた
大切なノートです。

表紙にある「MAKE IT HAPPEN」には涙が出るほど嬉しく
なりました。さっそく、未来に向けて挑戦したいことを
書き始めています。「行動を起こす!」「挑戦する!」
「スタートさせる!」そんな気持ちを応援していただき、
毎日眺めてはにニヤニヤです。ありがとうございます!
f:id:isplus1:20171126155338j:plain