リーダーシップxEQのセッションでご紹介した
「感情を予約する」に多くの方から反響がありました。
EQを学び初めて10年とちょっと、
私なりに心内知性(自分の感情を理解し、コントロールし、
関心をむけること)と共感力を磨くために継続していることです。
今日はまず第一ステップをご紹介します。
「感情の予約」は、
前日の夜からスタートしています。
毎晩寝る前に翌日の予定だけ把握しておきます。
朝起きたらカーテンをあけてベランダに出て、今日これから
起きる出来事を頭の中で思いうかべます。
そして、
お会いする(であろう)方々の顔を想い浮かべます。
そして予約するのは相手とどのような関係を築きたいかを
考えながら「自分がどうありたいか」という自分の感情
(気持ち)の予約です。
・お、今日は管理職の皆さんに対して講演の機会だ!
穏やかに、落ち着いて、明るい表情でいよう。
・今日の会議は結構モメそうかも、、、。
短期的でなく長期的な目的達成を想い浮かべて穏やかな
笑顔で話ができるようにしよう。
・今日は苦手な取引先担当者とのミーティングあり。
相手に人として興味をもち、私の方から明るいパワーを
出していこう。
等です。
朝は、今日これからやること(ToDo)ではなく、
今日これからどんな気持ちをもって一日を過ごすか(ToBe)
を予約するのです。
私達は一日のうちで様々な人と会い、
その人々とのやり取りによってポジティブにもネガティブ
にも影響をうけています。
人から受ける影響はもちろんですが、
一番影響を受けているのは「自分の感情」と私はとらえています。
同じことを経験しても、
ある人はとてもポジティブに受け取り、
ある人はとてもネガティブに受け取り、
そしてまたある人はまったく違う感情をそこから感じたり。
この違いは、「自分の感情」のもちようかと。
自分の感情だけは誰にも邪魔されません。
いくら大変な面談やミーティングでも、
いくらモメる会議でも、
いくら苦手な相手でも、
そこにまずあるのは、まずは「自分の感情」ですから。
朝日に向かって「どうありたいか」を感じてみる。これがまず
第一のステップです。