日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

【EQx子育て】一人で子育てしないこと 

息子を授かった時に決めたことがいくつかあります。そのうちの一つが、「私と主人だけで子育てしないこと」です。数年にわたる不妊治療の末に授かった子どもでもあり、いったんは「子育てに集中したい」と妊娠時の課長職を辞めてもいましたが、生まれる前から「どうやって私達以外の大人にかかわってもらえるのか」「どうしたらどれだけ多くの様々な大人と会える機会を増やせるのか」を意識的に考えていました。 

「子どもは家庭だけで育つのではなく、社会全体が育てるもの」

子どもが自分の意思をもち、気持ちを言えるのようになり、自ら選択して行動ができるようになってほしいと願っていた私にとって、私(と主人)の価値観よりもより多様な視点や価値観に触れてほしいと願っていたからです。そのために取り入れたことの一つが子育てにベビーシッターさんを巻き込むことです。

当時まだあまり普及していなかったベビーシッターサービス、保育ママサービスなど
できる限りほとんどのサービスを試し、自分なりに検証を加えていったりしました。
もちろん、それなりにコストはかかりますが、それでも得るものがきっと多いと確信し、数人の方と面談をしながら結果2人の方にお願いすることになりました。私がお願いをしたのは、一緒に宿題や勉強をするよりも、「もう一人のおうちの人」として様々な経験を一緒にしていただくことです。一緒に買い物に行く、料理をつくる、洗濯物をたたむ、掃除をするなど普段私ができない(もしくは不得意)ことを一緒にやりながら彼と時間を過ごしてもらいました。この2人のベビーシッターさんはそれぞれ得意分野が違い、それぞれにお得意な「料理」と「掃除」を毎回いっしょにやっていただくことにしたものです。

その先に見ていたのは、どの場に行っても彼がその場の人間関係を自分で創れるようなることへの挑戦です。実は、私のような自営業は毎週必ず夜にも仕事が入っている訳ではありません。シッターさんにお願いしなくてもよいスケジュールなことも多々ありました。それでも、私はあえてシッターさんをキャンセルはしませんでした。その代わりにその時間を自分のために使って学びに行ったり、息抜きをしたり、時には近くの喫茶店で仕事をして時間まで待つこともありました。毎週この時間は息子にとって家庭外の人と交流する時間とし、それがきっと彼が多様な人達とのコミュニケーション力を高めることにつながると確信していたからです。息子は、それぞれのシッターさんに私には言わない(もしくは言えない)ことも話を聞いていただき、それが彼にとっても、そして私にとっても大切な機会となっていたのです。

その他にも、ママ友や近所の方など本当にたくさんの子育て支援者、そして週末にはスポーツを通して大人の方々に関わっていただいています。ここ数年は競技人口が少ないウィンドサーフィンの世界に身を置き、お陰様でたくさんの大人の方々に関わっていただきながら活動を続けています(ウィンドサーフィンは道具が大きく、海での競技なために大人がついていないと練習も活動も不可能なスポーツです)。

EQのコンピテンシー*に「結果を見据えた行動選択」があります。これは、目先のメリットだけでなく、本来のあり方や本質に従って行動をとる、というものです。衝動的な感情は認め受け止めながらも、どんな未来を創りたいのか、どんな目的を達成したいのかを見据えて、最適な行動選択をとる。これも感情を「知性」として扱うEQ(感情知性)の能力の一つなのです。

「やっぱりお金がもったいない!」「子どもと一緒にいたいーーー」等、子どものことになると普段は比較的衝動的な行動をとってしまうことを私は自分の課題として把握していました。だからこそ、彼を授かった時に決めたことが「一人で子育てせず、できるだけ”おもろい大人”との接点を増やす」ことでした。

 

ところで、最近つくづく感じるのは「子育ては己育て」です。子どもを育ていることは、そのまま、いえそれ以上に私自身が育てられていると実感しています。
子どもは社会が育てるもの、それそのまま”己は社会が育てるもの” ですね。

という訳で、今日も息子を含む多くの方との関わりが、私という「己」を育ててくださっています。まだまだ伸び盛り・・・!を信じ、今日もがんばります!

 

*コンピテンシーコンピテンシーとは組織行動学の言葉で「成果につながる行動特性」のことです


📷天気のよかった週末は、近所の材木座海岸までウォーキング
してきました。朝の澄んだ空気の中、富士山が綺麗でした🗻

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