お陰様で、日経ビジネススクール
【女性リーダーのための「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションスキル】2019年3/28が終了しました。
今回もほぼ満席の状態でクラスを迎え、
丸の内オアゾの会場は最初から熱気にあふれました!
当日ご参加いただいた女性リーダーの方々は、
企業の部長職、行政、学校関係、そして経営者と多様な
お仕事につかれる方々ばかり、数名をみっちり
マネジメントする方から、50名近くをマネジメント
する方まで、皆さんが各現場で「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションについて真剣に向き合う方々
ばかりでした。
終了した後に、一人の方がとても印象的なコメント
をいただきました。
「今日のセミナーに参加してハッとしました。
『自分の機嫌は自分でとる』そんなことを考えも
していなくて、これまでの自分を振り返っては
恥ずかしい思いになりました。」
私がEQ(感情知性)を学び始めた時と同じ感想です。
セミナーの中で紹介する心内知性(自分の感情や気持ち
を自身で捉え、関心を向けること)の演習では、
自分自身の心身の健康状態について振り返り、
グループでシェアしていきます。
”心身の健康”とは精神的、身体的な健康状態のことで、
心:Feelingの状態、
身:Energyの状態
を自身で把握し、
チームメンバーや周囲の方々の状態に配慮し、
成果を出すための行動を考えてみるものです。
最近ではWell-being とも呼ばれ、働く個人、組織の
Well-beingに目を向けることが組織の生産性に大きく
影響することが分かっています。
どんな時に自分の身体の調子がいいのか、悪いのか、
どんな時に自分は幸せな気持ちになり、なれないのか、
これを自分で数値化して示していただくと、
たった5名の少人数クラスでも、はたまた
200名にもなる大人数クラスであっても、
結果は固まることはなくバラバラです。
つまり、同じ会社で同じ仕事をして、
同じ部署にいて、朝から同じ仕事をしている
同僚や部下だからといって、私たち個人が感じる
心身の状態レベルはそれぞれが「違う」のです。
当たり前なことのようですが、これに気づかない人も多い。
「昨日目標が達成されて、今日は天気がよい!」
と自分が上機嫌だからといって、
自分のチームメンバーも同じ状態とは限りません。
リーダーの方はこれを意識し、観察し、時に
声をかけて質問し相手の状態を把握し、配慮ある
言動の投げかけが必要です。
そして、リーダーと自覚する私たちは
どんな状態の時なら
「自分が一番成果が出せる状態になるのか」
「自分が一番ハッピーでいられるのか」
「自分がご機嫌でいられるのか」
を把握しておくことがとっても大切です。
何故なら、私たちの言動や機嫌(態度)
は、チームの健康状態に大きく影響するからです。
これに関連する実験について、クライアントの方から
情報提供をいただきました。
「職場での無礼な言動は生産性や創造性を下げる」
という実証実験の結果です。
そういえば先日おとずれたラーメン屋さんでは、
店長と思われる方がスタッフに対して大きな声で人間性を
罵倒するような無礼な発言を繰り返してました。。。
私、このお店には二度とこないな~っと思った瞬間でもありました。
言葉にする無礼でなくても、機嫌の悪さで勝手にブスっと
していたこと、私もありましたので本当に反省です。
そのくせ自分の機嫌の悪さに、余計にネガティブループに
なること、お恥ずかしながら何度もありました。
この演習は数年前に
イェール大学心理学教授のデービッドカルーソ教授が
来日した際に教えていただきました。
「このワークを丁寧に実施することで、Well-beingの
大切さが組織リーダーにもきっと伝わるよ」とおっしゃって
いたことをよく覚えています。
リモートでも仕事ができる時代だからこそ、
対面でいる時間を大切に扱いたい。
私自身が反省を繰り返したことからこの演習を取り入れています。
自分の機嫌は自分でとる。
今日もご機嫌な自分でいましょうね。
→4時間EQと周囲の巻き込みについて考え切った後の
ステキな笑顔だらけです!全員に声かけられなくて
ごめんなさい! ありがとうございました(^^)
■【女性リーダーのための「周囲を巻きこむ」
コミュニケーションスキル】次回の開催は 5/17
すでにお申込みをいただいる皆さま、
お会いできるのを楽しみにしております♪