日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

なんでや・ほんまか・それだけか

緊急事態宣言が全国対象になりました。
世界的なパンデミックに中で、日々のニュースは世界中の
ニュースや情報、専門家の言葉、専門家以外の言葉に
溢れています。

昨夜うちの母と電話で話をしていたら、
「もうTVつけるとあれはダメ、これはいい。違う
局にするとまた違うこと言ってる。嫌になっちゃうわね」 と。
母は80歳をこえていますが、意思決定のとてもはっきりしている人で
我が家の「ご意見番」「購買部長」「戦略大臣」のような人です。
その母がTVの情報に翻弄されるくらいですから、私の中の
メーターでは、「えらいこっちゃ」な状態なのです。

今日は、今私たちが迎えている
”たくさんの情報の中から、重要な部分や根本的な部分だけを
抜き出してみる” という本質的思考についてです。 

■ Kayo, Think!!! 

20代の頃務めていた米国系の食品会社(M&Msの会社といえば
分かる人がほとんどですが)では、6年間在籍した間に上司が7回
変わりました。いや、今回は上司が何度も変わる話ではないですが、
このうちの3名は外国人の上司でした。

最初にレポートした(上司になった)外国人の方に毎日のように
言われていた言葉が

" Kayo, think! "  です。
「かよ、ちゃんと考えた?」な感じですね。

お恥ずかしながら、私まったくものを考えてなかったんですねー。
会社というところは、毎朝出社してそこにちゃんと座って
言われたことをやっていればいいのだとどっかでそう思っていました。
「考える」のは上司である彼らの仕事で、
下っ端の私は「現場で実行する」ことだと思っていましたので。

■入れ替わりにWhyを聴く外国人上司たち 

私が属していた人事部では部員数が極端にすくなく、
下っ端の私は課長や部長が上司ではなく、
いきなり副社長レベルの外国人が上司にあたります。

ある時からあまり「Kayo, Think!」とは言われなくなりましたが、
私がもっていく提案や報告、相談などに対し
やたらと質問が多くなってきました。

Why(なぜ?)は複数回聞く、
Is that true? (ほんと?というより、それって私たちが関わるべき課題?)
のような質問だったり、
Is that all?(他にオプション、他の考え方はない?)という質問
だったりします。

いくらあまり考えるのが得意でない、
(しかも自分の仕事と思ってない)私でも、
人から質問されると考えるようになるものです。
質問され、質問され、質問され、続けているうちに
私はこれらの質問を自問自答するようになっていました。
どうせ聞かれるから、ある程度答えを考えておこう!と。

質問を予測して自分なりにも用意をすることで、
自分で考え、意思決定し、上司に相談し、物事を進めることが
楽しくなっていたようです。数年たつ頃には、
忙しくても仕事の楽しさややりがいを感じるようになっていました。

■思考が苦手な人のための「3つの問いかけ」

いつしかこの3つの質問は私にとって
課題解決のための「3つの問いかけ」になっていました。
特に、自分にとって初めて挑戦する
正解が一つでない問いに対して最善の答えを出す際の
大切な問いかけになりました。

20年以上前に出会ったこの問いですが、いまでも文言を
覚えています。それは、こんな風に覚えられたからです。

Why? → なんでや?
Is that true? → ほんまか?
Is that all? → それだけか? 

「なんでや? ほんまか? それだけか?」
もちろん関西弁風に聞きます。
この3つの問いは、
会社員だったころよりもむしろ独立して
日々何かを「決める」時に自問自答するマントラ
のようになっています。

母との電話で、
「80年以上も生きてきてるけど、戦争のときだって
食べ物がなくない中でも人と会えない、人と接触できない、
人と会うのが怖いなんて思ったことは一度もなかった。
こんなことは初めてよ、、、」と。
ご意見番の母をも戸惑わせる状況に、今はなっているのです。

ウィルスの蔓延で、現在私たちは
世界中のだれもが経験したことのない状況に立ち向かっています。
誰も正解をもっていない中でも、私たちは日々
自分を守り、自分の愛する人を守りるために
「自分で決めて行動する」ことが求められています。
会社に行く、行かない、
スーパーに行く、行かない、
トイレットペーパー買っておく、買いだめしない、、、
私たち一人ひとりがいろんなことを「決めて行動」する日々です。

不確かな誰かや権威のある人が言ったことだけをを鵜呑みにせず、
自分の置かれた環境や状況で
 
なんでや?
ほんまか?
それだけか? っと問いてちょっと考えることは、

思考が苦手な私が、自分にとって大切なものを
残して向き合うための「大切な3つ問い」なのです。 


↓軽いジョギングで鎌倉の神社仏閣を回っています。
今回は出世の神様として有名な佐助稲荷神社 赤い鳥居群が幻想的
心が落ち着く大好きな神社です

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