日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

夜中のトークライブで

昨夜、たった数日前に急に「やろう」という話になった
独自開催イベントに登壇参加しました。

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たった数日の小さな告知にも150名以上の方にお申込みいただき、
結局夜中の12時近くまで続いたトークに40名近い方がお付き合いいただきました。
先月からリクルートワークス誌の編集長に就任された
佐藤さんの名モデレータぶりが光り、「今」だからこをのトーク
なかなか面白い時間でした!

■焚火を囲んで2.5時間 「今のこと」を4人で話した

以下、「コロナ禍で何が大変?何が変わるの?HR井戸端会議 on Web
私にとっての備忘録と私自身が発信したことのメモです。

  • 通勤時間がなくなり、家族との時間や運動(読書)時間が増えたことでの心身の健康度(Wellbeing)は向上した
  • 皆が在宅ワークになって仕事の効率性は確実にアップ、一方でちょっとした雑談や人x人の掛け合わせで生み出されてた創造性やイノベーションのタネ的なもは止まった感あり
  • 人x人の「意味のある無駄」の大切さ 今後在宅ワークが恒常化する際にどうやってこの「意味ある無駄」から創造性発揮につなげるか、課題か 
  • リモートで他者と信頼関係をつくるには、仕事の進捗だけでなく一人ひとりの心身やプライベートな状況の対応=Diversity&Inclusion が必要
  • 在宅ワークは本来選択可能な働き方の一つ、今は強制だが、本来は自らの意思で選択し成果がだせるとよい 
  • だれもが「自分が成果を出せる状態」を自分で知っておくこと、発信すること、またリーダーがそこに気を配る、声をかけることって大切
  • 性善説性悪説か、北風か太陽か 
  • 外交的な人は放っておいても発信できる、内向的なコミュニケーションスタイルをとる人からどうやって考えや意見を引き出すか 


■コロナ禍が長期化する覚悟 


そして最後にもう真夜中に近くなったころ、
「コロナ収束後はどうなるか?」という質問 
こちらは私の私見です

  • コロナが収束するよりしばらく共存する覚悟が必要なのかと思っています。
    私が子供の頃、「花粉症」という言葉はありませんでした。
    それがいつの間にか人々が花粉に悩まされるようになり、健康を
    害する人が増え、それによって重篤な状況になる人もいます。
    現在では天気予報の時間には「花粉の量」が知らされるようになり
    「花粉症」を予防するためにマスクなどを当たり前につけるようになりました。

    コロナはもしかすると、花粉症などと同じように「気を付けなければならない」
    「しばらく私たちの世界で共存する」「気を付けることができる」ような
    予防も対処もできる病気になっていくのかもしれないと感じています。
    収束し、オフィスに皆が集まれるようになったとしても、
    「コロナ感染に注意」というニュースが出れば、
    出社でなくリモートでの対応という働き方を選択するという柔軟な
    対応が求められるようになると思っています。
    コロナが終わるのをまつよりも、コロナがしばらく私たちの生活の中に
    入り込みながら活動を再開させていくイメージと覚悟をもっています。

    その一方、もちろんワクチンが開発され、いつかはニュースで
    感染者のことをしらせなくてもよくなる日が来るとも信じています。

    私が子供の頃、もう40年以上前になりますが東京ではよく
    光化学スモッグ注意報」が頻繁に出されていました。
    これが発せられると街中にサイレンが鳴り、子供は学校から家に
    帰るように言われます。光化学スモッグによって空気が汚染され
    ているため、家で待機することが目的でした(遊んでたけど)。
    ですが、私が大人になってからはあまり聞かれなくなります。
    東京の空気が以前より綺麗になったからですね。 

    人々の生活や健康に悪影響がなくなってくれば、もしかすると
    花粉指数、PM2.5指数、そしてもしかするとコロナ感染指数のような
    ものは指標として発表がなくなってくるのかもしれない。

    ・・・
    コロナに対応できる薬が開発されると信じている一方、
    こんな風にコロナとの共存がしばらく続くのではとも感じているのです。

■「意味ある無駄」を意図してつくる 


特段のルールも決め事もなく、それぞれ持ち場も現場も違うけど、
「人事」という仕事でつながっている仲間4人で気になるテーマ
について話をした2.5時間でした。

なんと遠くはペルーから、そしてシリコンバレーから、日本中から
GWの夜の時間、私たちのいつもの会話をご一緒いただきました!
チャットへのコメントや質問もいただき、同じテーマをみんなで共有し、
共感し、そして事例をご紹介くださった方もいらっしゃって嬉しい限りです。


実は、この4人、定期的に会っているのですが、何かあると声を
掛け合って創発的に様々なプロジェクトに取り組んだりもしています。
そんな企画のはじまりを考えると、皆で食事に行き近況や取り止めのない話を
している時、まさに「無駄話」をしている時にタネができているのです。

結果的に何かに結びついたら「意味ある」無駄といえますが、
ただ近況話している時点はただの無駄話です。
「意味ある」ことになるかなんて、予測はできません。
無駄話がいつか「意味ある無駄」になる瞬間をどうやって
リモートワークで作り出すか、これ、新しいテーマになりそうです。

昨夜、緊急事態宣言が5月末まで延長されるというアナウンスがありました。
PCを目の前に、Webミーティングをこなす日々がまだしばらく続きます。
効率性を追うだけでなく、一見無駄に感じる互いの「アンテナ」の
掛け合わせをちょっと意図してコミュニケーションを図ること、
取り入れることに挑戦したいですね。

 

今回の取り組みは、
エイムソウル社スタッフの皆さんの熱いサポートによって
プラットフォームがあっという間に作られ、
リクルートワークス誌の新編集長に就任された佐藤氏の
モデレーターによって実現された「意味ある無駄」時間でした。

ご一緒、そしてご参加くださった皆様、
ありがとうございましたー! 

Many thanks to 

稲垣さん 株式会社エイムソウル https://www.aimsoul.com/

佐藤さん リクルートワークス誌 https://www.works-i.com/works/

森本さん 株式会社morich https://morich.jp/

 


↓早朝ランニングに出た際に出会った鶴ケ丘八幡宮の朝日です
いつもならGWは人でごった返す鎌倉ですが、今年は静かです

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