日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

助けたい人の話

海外にいる友人から、
「やっと飛行機動き始めて嬉しいよー」と連絡があり、
少しずつ経済が回り始めていて、嬉しい変化を感じます。
嬉しい反面、在宅を中心とした生活と仕事は、私にとって
思った以上に心地よく、以前に戻すつもりはありません。
今後も、「在宅」を中心に暮らしと仕事とコミュニティと
どう融合させて「これから」を創ろうかって本気で考えているところです。

で、話はそれましたが、
友人がコロナ禍の生活で気づいたことを聞かせてくれたので、
ご紹介します。

このコロナ禍で家族も周囲もストレス
がたまってモヤモヤしている人が多くいる、、、
「何かできないかな」と思った時に、
以前に聞いた私の話を思い出してくれたそうです。

■助けたい人

この友人は以前に私のEQのセミナーに参加してくれて、
その時に私が話した

 EQを知って家族や大切な人に活かしていきたいなら、
 まずは自分自身のEQに着目することが先。それから
 家族や大切な人に活かすこと。 

 

がとっても印象的だったそうです。

”心の問題を抱えているのは私でなくて彼(子供)なんです”
”助けたいのは友人(同僚)なんです 私でなく”

という相談をよく受けたりします。
誰かを助けたくて、知識を学びに来た、
誰かを救いたくて、方法を知りに来た、
という方が多いのですね。

辛い想いをしている、問題を抱えてる人を
何とかしたいと自ら学びにいらっしゃいます。

助けたい人自身

このような相談されると、私がまずお伺いするのが
相談してきたご本人のことです。

誰かを助けたくて相談したり、勉強したり、時間をとったり
しているのですが、あなた自身はいかがですか?

「こうあるべき」
「こうならなきゃ」
「これじゃダメ」 

もしかすると、助けたいと思っている私達自身がこのような
バイアスにとらわれていることもあります。

助けたい人自身が、自分ことに目をやらず、ヒトのことばかりに
目が向けば、自分自身の苦しさやモヤモヤには気づかないままです。
まずは、自分自身が起きている現象に対して反応でなく対応が
できるように自分自身を整えていくことも大切なのです。

実は、そう思えたのは自分自身がそうだったからです。
誰かになにかをしなきゃいけない、助けなきゃと気負って
思うばかりに、相手に何かを施すことを先に考えてしまう。
自分のことを後回しにしている自分に、勝手に美徳を感じていた気がします。

誰かを助けようと思うなら、まず自分から。
そう感じられるようになったのは、自分ことを見ないふりして
人のことに意識を傾けてばかりいる自分にある時気づいたからです。


■助ける人は自分を助けてから動く 

EQの学びでは、まず「自分自身のこを知る」ことからスタートし、
「自分自身をマネジメントする」に入っていきます。
まずは自分、そこから目的達成に向ける。
この手順を知ってから周囲が少しずつ良い方向に変わってきている、
私はそう感じることができています。

数年前、シリコンバレーでEQのカンファレンスに参加した際に見たビデオ
は「飛行機で見る安全のためのビデオ」でした。
飛行機の安全ビデオに必ず入っている酸素マスクの装着手順は、
「まず自分、それから子供など家族に装着する」が鉄則な事から
このビデオを見ながらこのグループで自分の体験を話すワークでした。

ですが、ファシリテーターの方が選んだニュージーランド航空
ビデオが壮大で面白すぎて、そっちの話で盛り上がったことも
よーく覚えています(笑)

www.youtube.com


この遊び心、ほんとに学びたいものです!
そしてまだ行ったことないニュージーランドにもぜひ行ってみたくなりますね。

誰かを助けようと思った時、いつも思い出すビデオなのです。

 

 


誰かを助けるために、まず自分の心を強くする。
コロナ禍のこの時期だからこそ、見直してみてはいかがでしょうか→

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