日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

20分1on1ミーティング @鎌倉市役所

昨年から鎌倉市役所の管理職を対象にスタートしている
「1on1ミーティング研修」は、
前期の【入門編】を経て、今期は【実践編】として研修を実施しました。

1on1ミーティングは、上司と部下の組織内の関係性を向上させるものとして
多くの組織で導入されていますが、その運用には課題も多くあります。

市役所で働く方々の職種は多種多様、
教育、福祉、防災、土木、街づくり、、、
これらすべての現場で上司になる方と部下になる方がいらっしゃり、
コミュニケーションの現場があります。
スタートするにあたり、現場のヒアリングを徹底して行い、
市役所を対象としていくつかの”基本型”を導入することにしました。

1.20分1o1ミーティング
  現場のヒアリングを実施したところ、1on1にかけられる時間として
  捻出されたのが20分でした。民間企業などにもヒアリングをしましたが、
  多くの組織では30~60分のミーティング時間です。それでも、
  20分あるということであれば、成果が出せる20分1on1にすると決め、
  そのための工夫を盛り込みました。
  そして、弊社でも今年から 20分1on1 を実践してみたのです
  (弊社の実践については次回のブログで紹介します)


2.テーマシートの導入
  20分1on1を実践させること、そして職員の方が主役になるミーティングを
  実践するために、「テーマシート」を作成しました。
  1on1で何を話せばいいかと迷うのでなく、
  対象者がリストからテーマを選びます。職員の方がリストからテーマを
  選べない場合は、上司がテーマを選ぶ「テーマシート(上司用)」も
  用意しています。
   テーマ(職員が選ぶ)は、 
      ・最近嬉しかったこと や
      ・聴いて欲しいこと、など、
  誰もが自分の選択で話しだせそうなことをそろえています。
  これにより、「何を話していいか分からない」「話だしができない」
  課題が大きく解消されました。 


3.形骸化させない「ガイドライン」を入れる
  20分1on1を導入するx1on1を形骸化させない 
  を両立するために、構造化された1on1の”やり方”をガイドラインとして
  導入しています。ガイドラインですから、各現場の特性や状況に合わせ、
  柔軟に対応することを前提としています。1on1の実施者を管理職だけに
  しないなど、実際に柔軟な対応への工夫を続けています。

アイズプラスのミッションは、
”心豊かに働くをデザインする”です。
アイズプラスにとってデザインとは、
「目的達成のために創意工夫を続けること」、
今回の取り組みは、「職員一人ひとりがお互いに理解を深め、
想いに寄り添うことで組織全体のパフォーマンス向上を図る」
という市役所の1on1導入の目的達成のための創意工夫プロジェクトなのです。 

今回の【実践編】研修をスタートするにあたり、
前回の【入門編】から実際に1on1を実践している2名の管理職の方々に
インタビューを実施し、記事にまとめました。
このような記事を職員の皆さんと共有することも、
浸透のための工夫の一つです。

  この記事をご覧になった松尾崇鎌倉市長がSNSで取り組みをご紹介くださり、
20分1on1への応援メッセージやご興味・問い合わせなどを多くいただいています。
弊社のクライアントでも興味関心が高まっており、
20分1on1については引き続き工夫を継続していきます。

ご興味ご関心のある方は、弊社宛お問合せください♪


最終日にはご担当いただいた皆さん
弊社1on1チーム(福島恵美子さん、渡邉みさきさん)と記念撮影
ありがとうございました。
(写真のブログ掲載にはご許可をいただいております)

   

 

 

 

 

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【アイズプラスからのお知らせ】

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感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす


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未来新聞づくり 

顧問を務める中小企業で来期の目標設定に向けた
【戦略立案ワークショップ】第1回目を実施しました。

この企業は多種多様なメーカーと協働し、価値創造型の
製品開発や物流システムを実現する複数の事業所を有する企業です。
事業所毎に強みがあり、課題があり、扱う製品が異なる、
非常に面白いビジネスモデルをもつBtoB企業です。

協働するメーカーの目標ありきになりがちな業界ですが、
この組織の強みを活かせばより「提案型」なビジネスに
転換することが可能です。

ですから、テーマは「未来志向」

今回は、ワークとして「未来新聞づくり」を実施しました。
未来新聞は、未来の日付を設定し、あたかもその日に新聞が
出されたかのように未来の日付で新聞をつくり、発表し合うものです。

このようなワークはほぼ経験がない方が多く、
最初は懐疑的だったり怪訝な表情の方もいらっしゃる中からスタート。
・10年後の世界を皆で話し、
・10年後に活きる組織を皆で話し、発表し、
そこから3年後の「未来新聞」をつくる過程を経て
それぞれが自分の視点、アイディア、意見を出し合い、
各グループでの未来新聞づくりとなりました。

いい年した大人ばかりですが(←当たり前です)、
皆さんが前のめりで、笑顔で、自分達の「未来」を描く姿が
とても印象的でした!

 


参加者の感想では、

  • 自由な発想が前提だったが、最初は今の延長を考えてしまった。今後の仕事の上では、今よりも自由な発想が常に必要だと感じた
  • アイディア/発想は無限だと改めて思った
  • 10年後について考えたことで自社の未来を考えるきっかけになりました ・・

など、前のめりぶりを言語化されていました。

「未来新聞」は
・個人の発想をチームの目標に昇華し、

・未来のアイディアを誘致し、

なにより

・ポジティブな視点、未来志向になる ワークの一つです。

今回のプログラムは全3回予定されています。
3回目には、各チームが来期の戦略を「未来志向」で描き、
それが各事業所でメンバー全員が共有する目標になります。

過去に弊社でファシリテーションした「未来新聞ワーク」では、
実際に描いた未来新聞の内容を達成するプロジェクトが組まれ
⇒ これまで一度も取れなかった業界No.1を取得 
⇒ 顧客満足度の1位取得を連続してとり、グローバルから表彰
⇒ 組織サーベイでこれまでにない良い記録を出し、エンゲージメント向上
などの実績を作っている組織があります。

描くだけでなく、実現させる未来新聞にする。
次回のワークでは、これを具体的にしていくワークショップを予定しています。 

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生かすと活かす

お陰様で 2021年に世に出した拙著
『感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の
 成果を生み出す』はご好評をいただき、昨年からこの本の内容を
 ベースとした人材育成や組織開発へのご相談を多くいただいています。

感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす


この本をつくる過程では、一つひとつの事象や表現などについて、
編集、校閲の方と話合いをもちながら本づくりを進めました。
その中でも印象的だったものが「活かす」という表現についてです。

私は、以前からEQなどのプログラムでは「活かす」という言葉使っています。
これは、感情や思考を文字通り活性化させ、物事に向けて活かすという意味で
ずっと使ってきたものです。

何度か原稿をやりとりする中で「活かす」は必ず「生かす」に
直されて帰ってきました。それもそのはず、「活かす」は常用漢字ではなく、
日本語表記として正しい表現とは言えないのです。

そうはいっても、EQなどの文脈の中で私たちが伝えたいのは、
感情を活かし、目的を達成させるために試行錯誤することです。
こだわりがあって、あえてこの字を選んでいることを伝え、
何度かミーティングを重ね、それによりこの本の中では「活かす」
が使われています。

簡単にまとめると、

生かす: ・命を生きながらえさせる
     ・死なないようにする など、生命に関する場合によく使われる
     さらに、「活用する」という意味も含めて使用することができる

活かす: ・活躍の活。活性や活発など、いきいきとしている様子をあらわす際に
     使用し、目的に向かって活用することを強調したい時に使用する
     ただし、常用漢字ではないため、公的な場面では使用を避けた方がよい
     場合もある 

一つ、例を出して紹介します。

組織のDiverisity&Inclusion(多様性施策)のプログラムでは、
「個をいかす」というテーマが出てきます。

上記の使い方を当てはめるとすると
個を生かす→ 個の存在と違いを認めるること(多様性) 
個を活かす→ 個の存在と違いを認め、違いを力として発揮し
       成果に向けて活用されること(包含:インクルージョン

として理解できるかと。

先日、クライアントの皆さんとこれらを共有した際、
言葉の使い方から我々が目指す姿を示すことができるとして、
盛り上がったテーマでした。 

書籍の校閲や編集に関わるプロフェッショナルな方々は、
本来公的に認められないものを通すことはないそうです。
今回、私のこだわりに寄り添っていただき、一緒に議論くださり、
「活かす」を書籍文中に留めてくださったことに心から感謝しています。

この経験、必ず今後の活動に活かし、
感情マネジメントをもっと広めていきたいと思います!


→7月になり、鎌倉の由比ガ浜ビーチでは海の家の営業が始まりました。
海の家でのご近所の方、仕事仲間とのゆったり時間を楽しんでいます!
私はお酒のみませんので、写真はジンジャーエールです🍺
酷暑の昼間でも、夜風は少しすずしくて気持ちがいいです


 

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to be!

7月2日放送の鎌倉FMラジオ ゲストは
鎌倉密着ミュージシャン 小川コータ&とまそん(こたとま)さん!


大好きなお二人にゲストにお越しいただいて、
なんとこんなに嬉しい画像が!
二人の視線は、『感情マネジメント』の裏帯にあるToBeリスト
釘付け!なんとお二人の8枚目のアルバム Go Now には
 to beという曲があるのです!

私のToBeは「ありたい姿」を現していますが、
彼らの ”to be"は跳べっ! 
聴くと、何だか思わずジャンプしたくなる曲です♪

~ 僕の奥の奥の方 なすべき事はここにある
  無邪気な好奇心に振り回されるほど
  自由に跳べっ! ~ 

お二人の曲は、鎌倉の地名やなじみのお店が沢山でてきます。
聴く度に情景が浮かんで、街の風景や路地裏の匂いを思いだします。
今回のEP版の表紙は国道134号線を逗子から鎌倉に向かって通る
材木座のトンネルを抜ける、誰もが知ってる ”あの風景!”です。
これ、地元民のみならずみんなの萌え景色ですよね。

EP版ご購入はこちらから→

kotatoma.base.ec

私のお気に入りは、鎌倉BESTに入っている由比ガ浜の歌♪ 
住んでる場所だからこそ愛着もあるし、のどかさが感じれる曲です。
街を歩いているとお二人の歌声が聞こえてきそう♪

 


”感じないと何も生まれない”

放送でとまそんさんが言って下さった言葉がとても印象的でした。
感じることから、何かが生まれる。
曲も、歌詞も、物語も、そしてあなたと私の関係も。。。 

放送は、to beの他にも、曲作りにかける想い、二人の出会いや
役割分担、萌え萌えな鎌倉の街の名前 なんかもお話しています!
聞き逃しちゃった方は、
7/16 10:00- 鎌倉FM 再放送をぜひ聞いてください♪
 ■EQを育むラジオ 【How do you feel?】

 

収録時に、みんなでパチリ。
コータさん、裸足ですね・・・👣


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学生のみんなに見て欲しい”ムネアツ”映画

短大2年生の前期の授業が終了しました。
2年生に進級してすぐに、
自分たちで設定した未来に向けたテーマに向けて
チームで提案をプレゼンテーションする「協働プロジェクト」
は、学生の皆さんそれぞれにとって「気づき」につながったようです。
(授業での気づきは、また後日ブログでご紹介します)

私たちの授業では、毎回の課題提出時に
「先生に向けて自由にコメントや質問どうぞ」というコーナーがあります。

授業のこと、
就活のこと、
デートのことの報告、そして
先生への質問もたくさん。
今日はその中でリクエストされた
「先生が私たちにおススメする映画って何ですか?」の
にお応えします♪

周囲数人にもヒアリングして、以下5本にしぼりました!
題して「20代の頃の私に見せたい映画」
副題 ~見た後に心があったかくなる”ムネアツ”映画~

プラダを着た悪魔
・仕事への情熱を学べる大好きな映画 
 職人的な仕事人がかっこいい 

プラダを着た悪魔 (字幕版)


イン・ハー・シューズ
・姉妹だからって分かり合える訳じゃない
「違う」からこその愛おしさを感じられる映画
イン・ハー・シューズ [DVD]

 

■ウルフ・オブ ウォールストリート

・うーん、学校という場ではまあり紹介しにくい映画なんですが、
このくらいぶっとんで生き急ぐのも悪くない、かも

ウルフ・オブ・ウォールストリート (字幕版)

 

 

■グッド・ウィル・ハンティング

・人は人に育てられる。
見た後に大切な人を抱きしめたくなる映画

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち (字幕版)

 

インビクタス・負けざる者たち

我が運命を決めるのは我なり、
我が魂を制するのは我なり

インビクタス 負けざる者たち (字幕版)

 

今回は洋画ばかりですが、アジア映画もいいものいっぱい。
わが校の学生たちは、多くが現在就職活動中です。
映画はたった数時間のストーリーから多様な方々との出会いや縁、
関係づくりを学びとることができます。
リラックスのため、そして働く自分をイメージして、
ぜひ映画を楽しんでください!

映画の楽しみ方はいろいろですが、ちなみに私は、
「この場面つくるのに、どれだけの人が動いてるかな」
と制作現場で働く人を想像しながら楽しんでます。

紹介しながら私も映画が見たくなりました。
今話題になっているトップガンマーヴェリックの初代版は
私が米国留学時代に始めて見に行った映画です。

当時通っていた語学学校の先生が
「とってもいい映画なのよーーー」っと興奮気味に
紹介してくれて、留学生数名で映画館に行ったことを覚えてます。
バケツのような容器に入った山盛りのポップコーンにびっくりして、
字幕のない映画についていくのが必死で、トムの笑顔がまぶしかった✨ 
インターネットもアマゾンもない時代、
内容を理解したくて結局映画館に3回見に行ったことを覚えています。

トップガンマーヴェリック、見に行きます!

トップガン (字幕版)

 

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私たちがラジオに挑戦する理由 

鎌倉FMのラジオ番組【How do you feel?】が2年目を迎えました!
昨年、「なぜ人事コンサルティング会社がラジオ番組???」と
びっくりされながらもスタートしたラジオ番組は、
お陰様で沢山の協力者、これまで計12名のゲストの皆さんのお陰で
楽しく放送ができています。

今日は、「なぜラジオ?」と「これから」 について、お伝えします。

■”心豊かに働く”をデザインする

アイズプラスは小さなチームながら、
企業ステートメント(会社として大切に思う事をまとめた文書)を
とても大切に活動しています。この中で最も大切にしていることが
ミッション(私たちの役割・使命)です。
当社のスタイル | 人材の育成・開発・EQ・コンサルティング・人事に強い株式会社アイズプラス


私たちの役割・使命:
「心豊かに働く」をデザインする 私たちはアイズプラスです

私自身は「人事」という仕事を柱に仕事を続ける上で、
最も大切なことが「心の豊かさ」を一人ひとりが感じながら
仕事に向かうことと確信しています。
「働く」、は何も金銭的な報酬を得るだけでなく、
ボランティア、地域活動、家族ために動くことなど、
”人が目的のために動く=働く 全般を表しています。

2020年、このミッションをベースに私たちに何ができるか、したいか、
どこに向かいたいか考えてみました。その結果、見出されたのが
”心豊かに働く”をより多くの場面や方々に伝えていきたいという想いです。

これまで企業向けがメインだったものを、
学校、地域、個人 など、私たちそれぞれが
”心豊かに働く”を伝えたい、一緒につくりたい先を描き出していきました。
私自身がもっともやってみたかったのが、
学校(教育現場)と地域(コミュニティ)、だったのです。

偶然にも、2019年に「EQ」について取材をいただいたものが
鎌倉FMラジオ番組に紹介され、パーソナリティの小松あかりさんが
EQに興味をもってくださったのが番組づくりのきっかけになりました。
「ラジオをやらないか?」というお声がけに、
鎌倉の街、コミュニティにEQをお伝えすることを通して
「心豊かに働く」ことを皆さんと一緒に考えられるのでは???と
感じたことが挑戦の一歩につながったものです。

放送部にも所属したことない私が、
いきなりラジオ番組を企画して放送していくなんて!
予測もしていないことでしたが、そこは「考えるより動く」が
ポリシーの私でよかった! とにかくスタートしてから考える精神で
鎌倉FM由比ガ浜スタジオ通いが始まりました! 

プレスリリース→ 

《株式会社アイズプラスと鎌倉エフエム株式会社が4/3(土)新番組をスタートします!》感情知性(EQ)を育むラジオ番組「How do you feel?」|株式会社アイズプラスのプレスリリース



■12のテーマとそれぞれの感情と

こうして、2021年4月から
EQ(感情知性)を育むラジオ番組【How do you feel?】がスタートします。

ゲストは私自身の周囲にいらっしゃる様々な活動をする方々に協力いただき、
その方のご紹介と、活動と感情知性を絡めたフリートークを展開してきました。

EQを育む主旨から、番組の後半には
番組キャラクターの鳩子ちゃんと鳩ばあが対話の中から感情知性を学ぶ
「鳩子の部屋」コーナーが毎回放送されます。

12人の方々の活動テーマは鎌倉の地を中心に多種多様です。

住まうと感情、
街づくりと感情、
禅に学ぶ心の在り方、
モノづくりと感情、
教育と感情、
思いやりの心・・・

それぞれの場で活躍される一人ひとりのお話は、
それぞれの場で交わす言葉や表情が豊かに表現され、
現場の空気感が伝わる素敵なお話ばかり。

あらためて、「感情」は全ての行動の原動力であり、
私たちが生きている間は絶えず「在る」ものです。
瞬間に感じ、沸き起こり、変化していく、私たちが皆もっている
資源ということに気づきました。
私自身、「感情」という資源をベースに、
「人」と関わることの面白さにますますはまっています。

1月にゲストとしてお越しいただいた鎌倉市長の松尾さんの
収録では、「街にほれ込む」という話で盛り上がりました。
(放送にはなかったかもしれませが、、、)
街それぞれがもつ魅力や空気感の違いこそが、それぞれの個性で
あり、魅力につながる話で盛り上がりました。
学生の頃に暮らしたカリフォルニアの小さな街も乾いた空気と人の明るさ、
幼少の頃に過ごした長崎県の緑の豊かさと人々のやさしい笑顔、
私自身もこれまで暮らした街を思いし、懐かしい気持ちに
なったことを覚えています。

番組は、ポッドキャストとしてアーカイブも残しています。
聞き逃のがしたーーー、という方は、ぜひこちらから→ 
ポッドキャスト - EQ+LAB.


■”街で働く人”と”感情”

4/2 10:00-  【How do you feel?】2年目がスタートしました。
初回のゲストは、この番組のテーマ曲をご提供くださっている
シンガーソングライターの 倉井智佳子さん
何と、初めての「生放送」にトライでした!

現在は家族バンドとしてご家族で音楽活動もされている倉井さんの音楽にまつわるお話
をじっくりうかがい、テーマ曲の「イロドリココロ」を聴くことができました♪♪
ココロに沁みた~・・・

Youtubeより 倉井智佳子さん『イロドリココロ』 

そして倉井さん、
音楽をやっている理由は「心が通じ合いたいから」とおっしゃって下さった
のが、とても印象的でした。

2年目の【How do you feel?】は中心テーマを「街で働く人」としています。
鎌倉の街を中心に、街で働く人々と感情について、毎月様々なお話をうかがう
予定です。2年目の【How do you feel?】も、
皆様どうぞよろしくお願いいたします♪
ご感想、コメント、リクエストなど、ぜひお寄せいただけたら嬉しいです!

今月より、番組は鎌倉FM「KAMAKURA GOOD MORNING STATION」
の番組として放送となります♪ますますパワーアップする鎌倉FM、楽しみです♪

鎌倉FM→

鎌倉エフエム オフィシャルホームページ

 
EQを育むラジオ 鎌倉FM【How do you feel?】
<Staff>
ナビゲーター: 小松 あかり さん
番組テーマ音楽: 倉井 智佳子さん
声の出演: 青山真利子さん
鳩子の部屋企画: アイズプラス 福島 恵美子さん & 杉山夕希子さん
総合企画・コメンテーター: アイズプラス 池照 佳代

放送は、毎月第1土曜日 10:00-10:30 (再放送:同月第3土曜日 10:00-10:30)

 

 

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心に残ったのは、言葉にできていないこと 

昨年から担当している山野山野美容芸術短期大学での授業も
2年目となりました。1年生に向けて必須科目として「感情マネジメント」を
担当し、今年4月からは2年生に対して「協働プロジェクト」の
授業担当がスタートしました。「感情」にまつわる授業とは?
オンラインでそれを提供するとは? 今の探求の旅の途中です・・・

■「感情マネジメント」の授業

「感情マネジメント」を15回の授業で伝えていくか、
これは私にとって大きな挑戦で課題、そしてわくわくする機会です。

この授業の目的は、
「感情マネジメントを知り、自らを知り・感情を活かすスキルを学び
学校生活や社会生活で活かすこと」です。
感情マネジメントを学んできた私自身が、学生の頃に学びたかった内容です。

「感情」について学ぶことにピンとこなかった学生がほとんどでしたが、
15回の授業機会を経て、自分と向き合い、他者と関わり合うことで
少しずつ彼らが変化していく様子を目の当たりしました。

この授業は、TA: Teaching Assistant(ティーチングアシスタント)
の先生と一緒に授業を進めています。4クラスもっているので全部の4名の
TAの先生、全員がEQの資格保有者であり、社会経験がある先生方です。
今回、私たちが初めて取り組んだ「感情マネジメント」の授業について、
TAの一人である杉山先生がコラムを書いてくださりました。
実際に授業を受けた学生にインタビューしてくださった内容です→


■正解はあなたの中だけにある


15回の授業を振り返ってみると、それは
「言葉にできないことを、伝える」訓練の一つでした。

授業では毎回、チェックインとしてMoodmeterを使って
その時のエネルギーレベルとフィーリングレベルを
1~10点で点数化して、そしてそれはなぜか?を
チャットに入れてもらいます。
点数化や定義はあくまで「自分がどう感じるか」=主観です。


1年生の最初の授業で紹介したところ、数名の学生から
「何を答えたらいいんですか?」と質問がありました。
何を選択すれば正解になるのか、分からない、、、ということです。

「自分の身体、自分の感情のレベルがどの位置にあるか、
主観なのだから正解をもっているのはあなた自身、
まずは自分の身体と心と向きあって数値化、ラベル化してみる」
と伝え続けました。
それでも、学校で実施する授業は何か正解があり、
その正解を出すことが良いことという教育を受けてきた
彼らにとって、いきなり「自分の身体と心に訊く」といっても
簡単なことではありません。このようなテーマで質問されること、
都度自分と向き合うことに慣れる事、授業はこのような習慣化も
含め、進んでいきます。

■チャットが2行になった訳

1年生でMoodmeterを毎授業で体験した彼らが、
4月から2年生に進級しています。
2年生になった彼らとは、「協働プロジェクト」をテーマに
授業がスタートしたばかりです。

協働プロジェクトは、未来に向けた課題解決・提案を、
チームで取組む体験型授業です。
この授業でも、授業開始のチェックインではMoodmeterを
取り入れています。先週授業の3回目を終えたところですが、
私は、ある変化に気づきました。

チャットに入れるMoodmeterの入力が2行になってる学生が増えた!

つまり、
 青 眠い
 青 寒い 
 緑 天気いいから    など、
自分の状態を表すものが一言、ワードだけだったものが、

 青 寝不足だし午後にテストがある 
 緑 昨日バイトで疲れてるけど午後友達とご飯にいく
 黄 天気いいし、週末は遊びに行く予定があるから嬉しい 

自分の状態を、より詳しく説明する一文になってきているのです。
授業では、説明をすることや文書にすることは特に課しておらず、
インストラクションは何も変わっていません。
ただ、チャットが2行になり、より自分のことを自分から発信する
度合が増えています。

この変化はこんなことが言えるかと、

・自分と向き合うことへの習慣化
 自分を見つめ、向き合い、発信することに慣れたこと
心理的安全の高まり
 どんなことを発信しても否定されることがない、自分のこと素で入れる
 安全な環境という認識がある

・発信に向けた習慣と語彙力の高まり
 授業では自分の発信を言語化し、クラスメイトの発信と共有し、
 あらためて自分の発信を見直して言語化します。他の人の表現を
 見ることで語彙を学び、発信の習慣になっている

そして明らかに、グループワークの時間の話量は増えています。

もともと、一人ひとりは豊かな感情をもっています。これまで
同調圧力や制約があったとしたら、そのような思い込みを外し、
自分を起点に意見をもち、出すことも授業が期待する成果の一つです。
1年生で自分の視点をもつことを学び活かせたことが、形になって
きていることを実感しています。

さて、2年生、
今期は、自分の視点・意見をもつだけでなく、チームとして
互いの意見を出し合い、目的に向かって協働することにチャレンジしていきます。

授業はあと8週、これからの変化がますます楽しみ。
彼らにも自分達自身の変化を感じ取ってもらいたいです。



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