日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

部下育成: 関わり方の4つの-ing

管理職向けワークショップでよくうかがう課題の一つに、
「マネージャーに昇進してメンバー育成しろと言われるけど、
 メンバーの育成方法は学んだことがない」というものがよくあります。

多くの企業では、マネージャーとしての必要不可欠な知識やスキル、例えば
勤怠管理、業績評価、予算承認、のオンボーディング研修(昇格時研修)は
多くの会社で導入されていますが、マネージャーとしての役割を
継続するためのトレーニングは意外と少ないのが実情です。

■マネージャーになったけど、マネジメントは学んでない

私が担当する多くの企業では、
EQxマネジメントプログラムや、
EQxリーダー育成 などを手掛けていますが、
90%を超える方が、「管理職(マネージャー)になってから、
初めて”マネジメント”に活かせる研修(ワークショップだった)と
おっしゃってくださいます。 

弊社のプログラムでは、
EQによる自己理解、自己のリーダーシップの理解と発揮、
メンバーの理解と関わり方、育成、キャリア開発、チームビルディング、
アンコンシャスバイアス、心理的安全性などを学び、
1on1の実践をしていきます。
その上で、組織としてのDiversityやエンゲージメントに繋げていくのですが、
このような体系的なマネージャーの学びの機会は少ないようです。 

実際に、以下のWeb上の調査でも、
メンバー育成を筆頭に課題を感じていらっしゃることが分かります。

マネージャーになったけど、マネジメントは学んでないという方が多いのです。

出典:「管理職のマネジメントの課題」に関する実態調査HR University:https://hr-university.jp/lphttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000031819.html


■育成手法の特徴と違いを知るワーク

「メンバーの育成と言われてもれ、
急に何をしたらいいものやら、、、 
ということで本屋に行って何か教科書を買おうと思ったのですが、
あまりに多すぎてどれ読んでいいか分からなくなった」
先日うかがった日系企業のマネージャーの方が
おっしゃっていた言葉です。

アマゾンサイトで「人材育成」と検索すると 3000以上の書籍が
リストされます。人材育成ってそれだけ幅広く、様々な視点・方法
があるものですよね。

私自身も、会社でチームをもった頃、とても悩みました。

これまでは、同僚、仕事仲間、職場関係者だった人が、いきなり
自分のメンバーになり、育成・評価責任をもつことになるんです。
様々な方に聴きまわり、指導法、コーチング、マネジメント手法など
の本を読み、「あるべき」を追究しつづけましたが唯一解をみつけるのは
難しい。

唯一気づいたことは、様々な手法がある中、
自分なりの「使い分け」と「ブレンド」を続け、
自分なりの「セオリー」を創っていくことが大切なことです。

誰しも、教えられたことがあり、
誰しも、コーチング(らしい)ことを受けたことがある、
最近では、
フィードバックやメンターリングなど、様々な手法がでてきています。

これらの意味や捉え方を学び、実践しながら、自分のセオリーを創り
実践する。実践しながら他の仲間とこの件について学び続けていく
これがマネジメントを学ぶ一つの有効な「方法」です。


アイズプラスのプログラムでは、
EQによる自己理解をベースとし、
「人材育成の手法」として、
・Teaching
・Coaching
・Mentoring
・Feedback 

について、グループで議論しながら理解を進めるワークを
実施しています。
それぞれの方法の「やり方」を深めるのではなく、
それぞれの方法の特徴と違いを知り、
自分自身のやり方=セオリーをつくっていくワークです。


■育成ってなんだろう

そもそも、育成って何でしょうか?
辞書で引くと、

育成=育てて大きく立派にすること と定義されています。

 では、似たような言葉で指導はどうでしょうか?

指導= ある目的に向かって教え導くこと です。

育成と指導、時間軸や捉え方、最終的に相手やチームの関係性を
どのような状態にしたいのか?などアプローチの方法に違いがあります。
違いがあるにも関わらず、混同されているケースが多いのです。

私自身もそうでした。
だから、このワークを皆さんと実施しています。

このワークへのフィードバックとして以下のようなコメントがあります。

  • 自分がコーチングと思ってやっていたことが、実は
    ティーチング(指導)だったことに気づけた。
  • 自分だけでなく、チームや他の人を巻き込んで育成が可能なことが
    分かって気が楽になった
  • 人それぞれ経験が違う、だからこそもっと発信することの大切さを知った。
    自分のセオリーを言語化して関わっていきたい

などなど、とてもポジティブな反応を多くいただきます。

実は先日、数年前にこのワークを受講した方からメールをいただきました。
ご許可を得て、内容を紹介します。

 ”ワークを受けて目から鱗でした。自分自身が経験してきたことが
 唯一の「マネジメント手法」だった自分にとって、日々実践している
 マネジメントの本質、目的を整理し、他の方の事例を参考にしながら
 自分の「セオリー」をつくることに初めて挑戦できたからです。
 受講後は部下にも相談しながらチーム運営することに挑戦しています。
 最初は、私から相談されることや発信に部下が驚いていましたが、
 今では互いに本音をぶつけ合えるチームになってきたと感じています。
 組織調査の結果も改善し、私も自信がついてきました ”
 (日系メーカー 管理職歴 16年)

メッセージ、ありがとうございます。
私自身も、メッセージで自信がつき、次への勇気が湧いています。

また、育成において忘れてはいけないことは、時間軸です。
上司が主導し、教えるフェーズのTeaching、
メンバーが自分で考え模索することを支援するCoaching、
仕事だけでなく、キャリアを大きく捉えて影響を与えるMntoring、
全てが -ing →進行形で表すもの、つまり継続した取り組みであることが
必要です。そして、事実を捉え、相手の成長を念頭に言葉のプレゼント
をするFeedback。

「育成」には、他者育成もありますが、
自己育成、相互育成もあります。
自分とメンバーの特性を掴みながら、これら4つの手法を
おりまぜて自分自身のセオリーを創り、投じていくことが、
自分とメンバーの互いの育成につながります。

互いに関わり合う行動こそが、
全体的な育成につながるもの! 
今回、嬉しいメッセージをいただきあらためてそう感じたものです。

 ・・・・・・・

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e-STAR面接トレーニング実施しました!

e-STAR面談セミナー、今年も実施しました。
ほぼ毎年のようにどこかの企業で実施しているもので、
過去のブログでもご紹介しています。

isplus1.hatenablog.com


最近は、1on1面談において導入したい、学びなおしたい!ご要望が
多く、じわっと広がりを感じています。
今回は、私が顧問を務めるBtoB資材メーカーで「採用面接官セミナー」
としてお伝えしました。
あらためて、2022版ということでご紹介・解説します。




■STARって何?

STAR面接とは、
S(situation)→T(task)→A(action)→R(result)
の順番に、候補者が経験した過去の出来事について
質問していく面接手法です。

1つの出来事の詳細や行動、結果などをしっかりと
掘り下げて質問することで、候補者の思考パターンや
行動特性を見極めることが可能になるものです。

キーワードは、「想い」よりも「行動」です。

■STARの前に

STAR面接を取り入れるにあたり、
まずは
「自社/ポジションが求める人材像」、
そして「期待される行動=コンピテンシー*」を明確にしておく
必要があります。
例えば、「デザイナー」という職種で人を募集していても、
A社では、卓越したデザインをさらに磨き、自社に最適なクリエーションに
貢献する人材=創造性の高さが必須 となり、
B社では、多様なデザインチームをまとめ、顧客のデザインニーズを取り入れた
他部署と協働して提案をする人材=協働性の高さが必須 
となるなど、違いがあるからです。

まずは、人材がどのような行動をすることによって、
期待する成果につながるかを明らかにしておきます。

*コンピテンシー= 成果につながる行動特性

■STARの手順

基本的には、候補者が実際に実施した行動をベースに、

SSituation):どのような状況の中で

TTask):どのような仕事や役割について

AAction):どのような言動をとり

RResult):どのような結果、反応が得られたか

について潤に質問を重ねていくものです。

よくある、パターンを紹介しましょう。

Q: ○○のプロジェクトではどのような役割でいらっしゃいましたか?
候補者: はい、プロジェクトリーダーとして全体を統括していました。
Q: 全体統括として具体的にされたことはどんなことですか?
候補者: はい、メンバー全員とコミュニケーションできるようしました。
Q: 一人ひとりはQさんからどのような声かけをしたのですか?または、
  声かけの前に何か準備したことがあれば教えてください・・ 

・・・面接は続く・・・

気付かれたでしょうか?

候補者の方は、
 ○○に気を付けてコミュニケーションする 
 △△な気持ちで接している など
比較的抽象的な受け答えになりがちです。
これを徹底的に「実際に行動した事実」を収集するのです。

「実際に行動した事実」情報を集めることで、
候補者の方が各状況に置かれた際に、実際にどう行動したか、
抽出し、その行動が自社が求める「成果を出す行動」と合致しているか、
すなわち、コンピテンシーに沿っているかを確認していくのです。

”過去に実際に行動したことは、
未来でも行動として発揮される可能性が高い”

STAR面接はこの考えがベースにあり、デザインされています。

■e-STARって何?

では、私が提唱している e-STARについてもご紹介します。
e は emotion (感情)です。 
STAR面接は相手の実際の行動を丁寧に聞き取ることができる
質問手法である一方、一部には「圧迫面接」捉えられてしまうケースも
あります。STARを順に淡々と聞いていくことは、尋問のように
なってしまうことがあります。

私自身も尋問っぽさを感じながら実践していて、実際に自分の面接が
尋問ぽさがあることを感じていました。

そこで取り入れてたいのが、「感情」なのです。

STARはそれぞれ実際に起こった事実を話しますが、
そこには必ず「感情」が存在します。しかも、

”強みを発揮した!”や
”困難を乗り越えた”や、
”改革をした”ストーリーならなおさら、自分や周囲の人の感情は
ローラーコースターのように変化があったはずです。

もし、皆さんの組織が「人」の力で影響力を発揮し、組織を動かし、
共感を得ながら仕事を進めていく形を選ぶなら、
STAR面接の途中に「感情」に関する質問を入れていただく、
これが、 e-STAR ということです。

■e-STARの広がり

e-STARをお伝えした企業では、
採用面接だけでなく、1on1面談や部下育成にもe-STARの考え方
が広がっています。

・候補者から「話をしっかり聴いてもらい、働くイメージがどんどん沸いた!」
・面接官から「相手のこだわった行動事実が理解でき、”思い込み”なく採用判断できるようになった」
・部下から「自分の実績を聴いてもらうことで、自分に自信がもてた」

そして上司の方からは
「部下の話を e-STARで聴くようになってから、
 部下への理解がふかまった。しかも、
 本人がイキイキと話をしてくれるようになった。
 ヒーローインタビューしているみたいで、1on1の時間に笑顔が増えた」
という感想をいただいています。

いや、単純に嬉しいものです。
私自身、このSTARという手法で多くの人と採用面接をさせていただき、
多くの社員の方の実績をうかがう機会がもてていることに、感謝しています。

本家アメリカは、
面接官としてよりも、候補者としてSTAR面接を克服する方法の
YouTubeが数多く紹介されています。
さすが転職や複業が当たり前のお国柄、
自分自身の実績をしっかりと語る意味で皆学びが盛んです。
一つご紹介しますので、ご参考まで
(STARインタビュー技法 英語です)

www.youtube.com




アイズプラスでは、様々な企業/組織に向けて、
e-STARの手法をお伝えしています。

ご興味のある方は、ぜひ弊社お問合せ窓口まで!


そういえば、昨日は大好きな寿福寺に!
紅葉まであと1ケ月くらいでしょうか 楽しみです





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自分のポジティブな感情の育て方 

先日、EQ(感情知性)を学ぶ仲間が主催する読書勉強会に参加しました。
テーマは「情動と脳科学」、私にとっては難しさを感じるもの
でしたが、ずっと興味があった分野でもあります。
勇気をもって参加しました!

いや、これが発見が多くてとても楽しかったのです。
今日はこの読書会で出会った気づき(理論)をご紹介します。

■読み込まなくてもよい読書会 

この読書会、「読み込まなくてもいい」ということで参加意欲がわいたのです。
実は過去に「読書会」なる学びの場に何度か参加しているのですが、
「読まなきゃいけない」x「発表しなきゃいけない」プレッシャーは
自分の学びになるとはいえ、結構つらいものでした。
ですが、あら不思議、「読み込まなくてもいい」と思うと、
事前にちょっと読んだりしているのです。もしかすると、
私のようなあまのじゃくは多いのかもしれませんね。

私が事前に選択した書籍はこちら→ 
『世界のエリートがやっている最高の休息法』
睡眠や休息法に興味があって買った本でしたが、
ずっと積読(積みっぱなしで読んでなかった)な一冊です。
(アマゾンサイトにリンクします↓)

世界のエリートがやっている 最高の休息法


■多様さから見つける共通性

参加者各自がそれぞれ1冊の関連本を持ち寄り、一つのテーマに
ついて担当の本から「解」につながるような部分を探してシェアする、
シェアから感じ取ったことをそれぞれが持ち帰る、というのが
この読書会の流れです。

「情動と脳科学」という大きなテーマは同じとはいえ、
チームになった皆さんがもちよったものは全く異なる本でした。
ちなみに私以外の方は、
ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 』
脳科学は人格を変えられるか? 』
などを選んでいらっしゃいました。

ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

脳科学は人格を変えられるか? (文春文庫)


同じテーマで集まってはいますが、
仕事も組織の中でも役割もバラバラな数名がほぼ
「初めまして」で出会ってからのワークです。
最初は互いの「とまどい」が感じられてました。
私自身、当初は最終地点まで行ける気がしなかったのですが、
やってみたら面白さを感じるものになりました。

私は、あえてテーマにそっていきなり話始めるのではなく、
10分ほど一人で集中してワークする時間をとり、その後に
シェアする方法を提案しました。
これは私自身も自分の研修やワークショップで実施していることです。
まずは一人で集中することで、自分なりの言語化や可視化し、
共有します。一人ひとりが違う意見や視点をもつことを
前提にしています。

実際に、多様な仕事、違う環境、きっと本の読み方も、そして
テーマに対する探究の方法も異なる中で、互いの「違い」に
興味をもって楽しむことができ、新鮮な視点でワークに臨めました。


■ポジティブな感情を育てるには 

テーマは「ポジティブな感情を育てるには」でした。
1回目のワークでAさんから出た
「自分のポジティブな感情を育てることは、自分だけでなく
他者の支援が大きい」という本からの引用をうかがい、
自分の担当本でみた”メッタ”という方法がそれを指していると
ピンときたのです。

メッタ:
人に対する愛情と慈しみを内面に育てる方法、
ポジティブな感情を自分の中に育てる技術のこと 

方法:
①通常のマインドフルネス呼吸をする(10分)
②自分が慈しみたい人をイメージし、それによって起こる身体の感覚や
 感情の変化に注意を向ける
➂その人に向けて次のようなフレーズを心の中で唱える
  ・あなたが様々な危険から安全でありますように
  ・あなたが幸せで心安らかでありますように
  ・あなたが健康でありますように

まるで、宗教的なアプローチのようですが、

UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でもメッタを教える
プログラムは始まっており、愛情、慈しみ、共感、感謝などを育てる
のにこのシンプルな方法が役立つことが分かっている。メッタが
帯状皮質の活動をリアルタイムに低下させることも明らかになっていて、
脳科学的な裏付けとなっている。
ー『世界のエリートがやっている最高の休息法』より引用 ー 

自分のポジティブな感情を育てるには、
大切な誰かのポジティブな感情・状態を願うこと。
まさに、「利他の心」として日本で表されているではないでしょうか。

これ、私が毎朝やっている「感情の予約」
~どんな気持ちで相手と向きたいたいか、
 朝に気持ちを予約する~ にも重なるなぁっと
感じた次第です。

ワーク内の共有を経て、
それぞれが「点」でもちよった知識や気づきが線としてつながり、
互いの気づきになったことを体感できた勉強会でした。

苦手意識のあった読書会でしたが、勇気をもって飛び込んでよかった。
そして今日も、自分と大切な誰かのために、
「ポジティブな感情」を願っているところです。
ご一緒の皆様、ありがとうございましたー!



★勉強会では拙著『感情マネジメント』も皆さん
読んでくださっていて嬉しかったです♪ありがとうございましたー!




 

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「2185個」の感情と向き合い、成果を上げる組織・働き方を実現する“感情マネジメント”とは
 をテーマにお話しいたします。
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SUBARUの社内報で「情報共有」の特集インタビューにお応えしました!

自動車会社の株式会社SUBARU*の社内報特集として、
インタビューをしていただいた記事が掲載されました。
(以下SUBARUと称します)

なんと、4ページに渡る特別記事となり、
お陰様でご好評をいただいているとのことです。
とてもありがたいことです。

9月になってSUBARU全社に配信された社内報を
ご覧になった社員の方から
「とても参考になった内容でした!」とSNSでメッセージを
いただきました。
今日はこのインタビューのことをご紹介します♪ 



■情報って何?からスタート

インタビューは8月に実施したものを、SUBARU社で書き起こしいただいて
います。2時間ほどの時間をたっぷりいただき、「情報共有」について
じっくりとお話しました。SUBARU社の方だけでなく、
デザイン会社や編集者の方も加わり、とても楽しいインタビューでした。

インタビューはまず「情報って何?」からスタート。

辞書では、

「情報」とは、
伝達に際してやり取りされる事実、知識、データ、合図(信号)、等 
とあります。

ですが、情報はこれだけではありません。
伝達されるのは、数字や文字であらわされるものだけでなく、
表情や声のトーン、空気感など感情を含むものも日々伝達されています。

今回のインタビューでは、
組織の中で交わされる従来の情報だけでなく、
感情を中心とした伝達についてを中心にお話させていただきました。

■情報共有と感情共有 

今回のインタビューでまず私がおうかがいしたのが、
「情報共有で何が課題になっているか?」です。
SUBARUの皆様からは、

・情報が伝えたい人に、意図通り伝わらない(伝わっていない)
・部署(チーム)、世代、役職、職種間での情報分断がある
・情報の量が多すぎて上司も整理できていない、、、

などがあげられました。
これは、SUBARUだけでなく、現在多くの企業で起きている課題ですよね。

現在は多くのツールを活用して情報を伝える事が可能です。
メール、チャット、ライン、電話、会議、社内報などなど、
これらはどれも、きちんと使いこなせば
誰もが分かる知識や事実は間違うことなく伝わります。
「1」を「1」と伝達するのは、そう難しいことではないはずです。
では、なぜ伝わっていないのか、、、、
それは、感情や熱量が伝わっていないからです。

 

「1」と伝える際、
なぜ「1」か、「1」になった経緯や、「1」を活用して何がしたいか、
そして、今現在伝えるあなたがどんな気持ちでそれを伝えているかは
伝えていますか?
これらの感情情報が加わるだけで、「1」という情報は
相手を説得する情報から
相手が納得する情報に変わります。

人は、説得材料よりも
自分が「納得」する理由や動機や気持ちによって得た情報により、
始めて次の行動に活かそうとするのです。

”感情を活かして「伝わる」情報伝達をする”
をお伝えしたくて、人事考課面談での情報共有への新たな視点と
方法もインタビューから記事にまとめていただきました。

多くの管理職の方からは、
「人事考課面談の前にこれが知れてよかった」という感想があったそうです♪

■情報は自分で選ぶもの 

SNSで感想を下さった方は、記事内にある
「情報はトップ3しか頭に入らん。
 自分でMust to have (絶対に必要なもの)、
 Nice to have (知っておくと良いもの)を選択し、
 優先順位を決める」 
がとても役立ったそうです。

このようなフィードバックがとても嬉しい情報でした!

これ自体は私自身が仕事をする中で自分で学び、
実践していること。自分自身が何をする役割の人で、
どのように仕事を進めるのが最も良い方法なのか、
これは自分で模索するしかありません。

ぜひ皆さんも自分なりの情報整理、時間の使い方など
「My情報共有・整理・発信ガイドライン
 を作ってみることをお勧めします。

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子育てがぐんと楽しくなる!感情マネジメント 開催!

お陰様で EQセミナー Vol11 
【子育てがぐんと楽しくなる!感情マネジメント】開催しました。


■ まずは自分を大切に、これが「ぐんと楽しく」をつくる


加倉井さおり先生の講演が沁みました!
健康経営に関わる立場から、
アドラー心理学の視点から、
3人のお子さんを育ててる視点から、そして
EQ検査をご自身の日々の行動に活かす視点から、
本当に沢山の「子育てがぐんと楽しくなる!」ヒントをいただきました。

私が心に残ったことを忘備録として、
・勇気づけの最強スキル=リフレ―イング 
・「すべて必然」と捉えること=加倉井先生流のレジリエンスの一つ
・まず自分を大切にする「タッチケア
・勇気づける言葉がけは子どもにだけでなく、「自分」にも!
・・・
お話を聴いた後、元気になるフレーズばかりでした。
何より、さおりさんのポジティブなエネルギーが画面からも伝わり、
画面越しのタッチケアがあった!!!が私の感想です。

その他にもこんな感想をいただいています→

・自分に対して「もっと怒っていいよ」と思えたことが一番の気づきでした。
・自分を勇気づける事は、他人を勇気づけられる感情は蓋をせずに、それを認めて、吐
 き出して、最後はプラスの言葉で終わらす事は大事だと思います。
・池照さんと加倉井さんのやりとりもとても自然体で思わず笑ってしまったり頷いてしまったり、とても引き込まれました!

何よりちょっと嬉しかったのは、今年のセミナーにこれまで全てご参加
いただいてる方からの
・EQを真ん中に、色々な観点で話しが聞けて楽しい!
・EQっていろんな側面で活かせることを、毎回学ばせてもらっています!

子育てに限らず、
だれかとの関係性において「ぐんと」楽しむには、
まずは自分の心身に目を向けること。
あらためて、さおり先生のお話から心に残ったことでした。

↓写真撮影OKな皆様とともに、はいパチリ📷
私だけ妙にはしゃいでますが・・・(恥)


■子どもと向き合う、自分と向き合う 

温かい気持ちをもったまた素晴らしいEQセミナーから一夜、
子育てに関する記事が私のところに届きました。

 

『子どものレジリエンスを高める 親が学びたい5つのスキル』

 

子ども達のメンタルヘルスは、コロナウィルスのまん延によってさらに
深刻な状況になっています。予約でいっぱいになる中、セラピストたちが
子どもの親に伝えたい5つのスキルが紹介されています。

スキル1) Attuning (調和/合わせる)
      子供の発信に耳を傾け、話をしっかり聴くことで子供が自分で
      解決する力を支援する
      ⇒人は聴いてもらった分だけ、人の話を聴く

スキル2) Emotional Literacy (情緒的リテラシー
      感情はたとえ不快なものであっても受け入れ、そこから始める。
      全ての感情を感じる許可を自分に与え、自己認識に繋げる
      ⇒ネガティブな感情に蓋をしない、どんな感情も名前を付けてみる

スキル3) Self-Regulation (自己調整)
      感情を受け止め、そこから自分なりのステップやプロセスを
      見つけ、自己プロセスにする 
      ⇒落ち込んだ時の対処法、自分なりのやり方を知っておく

スキル4) Self-Compassion (自己慈愛)
      自分の苦しさや痛みを認め、自分自身を慈しみ、自分は一人ではないこと
      を認識する 3つのステップが慈愛を育てる
      ⇒「ポジティブに!」よりも、自己慈愛のステップを丁寧に実行する

スキル5) Reframing (リフレーミング
      子供のことをつい「思い込み」でレッテル貼りをしていないだろうか?
      思い込みを避け、観察し、可能性に目を向けて言葉をつくろう
      ⇒ 一つの事象には多様な解釈が存在する、私の視点はその一つ 

記事には、これらのスキルを実践することで、子どものレジリエンスを高め、
子どもが、より幸せで、やる気があり、力を発揮することに繋がります。と
あります。でもこれらの主語は子供だけではないですね、これらを実践することで
親(大人)自身がより幸せで、やる気が高まり、「ありたい姿」に向けて
力を発揮できるようになります。

子どもと向き合うことは、何よりまず自分と向き合うこと。
子育てまっただなかでまったくこれらが出来ていなかったかつての自分に、
教えてあげたいことばかりです。


あらためまして、大切なことを気づかせてくださった
加倉井先生に感謝しています!
加倉井さおりさん率いる ㈱ウェルネスライフ研究所では
働く女性向けに様々なプログラムを展開しています。
ご興味関心のある方、ぜひHPチェックしてみてください→

ウェルネスライフサポート研究所

wellness-happydream.com




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【アイズプラスからのお知らせ】

■8/29 アイズプラスセミナー EQセミナー Vol.12  オンライン開催

私らしいキャリアを描く!感情マネジメント

→今回はXTalent㈱ 上原達也代表をお招きし、持続可能なキャリアとEQについて
 皆様と学びます。ぜひ、ご参加ください。
 詳細&お申し込みは Peatixサイトから 

https://isplus-eq-0829.peatix.com/view

 


■9/13 日経ビジネススクールセミナー ライブ配信
リーダーのための「周囲を巻き込む」コミュニケーションスキル

→ たくさんのご要望にお応えし、今回から男女関係なくどなたでも
  参加が可能です 

school.nikkei.co.jp


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15分クラブ活動

「15分クラブ活動」というのを勝手にやってます。
EQ(感情知性)のワークの一つでもあり、
自分自身にための時間を15分もつということです。

やることは何でもいいのです、
・15分ボーっとする(何も考えない)
・15分散歩する
・15分昼寝する
・15分自分のいいところを書き出す 
・15分これからやりたいことを書き出す
・・・

■誰のため?

自分自身を振り返る時間をとっていない=
 日々の生活に感情を感じなくなっている、
 仕事や家事に忙殺されて倦怠感、ストレスがある、
 余裕がない(時間的、心の、、)、
 過去のことを悔いてついクヨクヨしがち、
 イライラすることが多い、
 慣れないこと、初めての事、などにドキドキしてチャレンジできない、
などなど、、、、
自分自身を認めることができない自己承認が不足する人に向けたワークです。

また、より創造的なこと、新しいことにチャレンジしたい人にも
有効です。一人になる時間を創ることが、創造的な価値を創ります⇒
(参考:The Siceince of Silence : How Solitude Enriches Creative Work 
孤独が創造的な仕事を豊かにする)

The Science of Silence: How Solitude Enriches Creative Work | Inc.com


■なぜ15分?

誰もが平等に与えられる24時間という時間、
24時間の1%がほぼ 15分です。

そして1%を日々自分の成長のために何かする(もしくはあえて何もしない)
ことが、翌日には「今日の自分+1%分の成長」となります。
エクセルを使って計算してみたのです。
つまり、複利で1年続けると1年後には37倍になるというものです。

いや、これは、なかなかすごいじゃないですか?!


こちらをご参考ください→ 

isplus1.hatenablog.com


中学生に伝えた分、この頃から私も15分を毎日自分のために使うように
しています。この一日15分が、今日の私をつくっています。


15分を測るのに、私はこのタイマーを使っています↓




■15分クラブ 実際にやってみた人から

どんなに忙しい方でも、15分なら!といって取り組めます。
弊社のEQプログラムの参加者は85%以上が日々忙しい組織リーダーの方々、
本当に、自分を振り返る時間が不足しているのです。


・15分だけと思うと取り組めました!気持ちが安定してきた。
・15分、いつも叱ってばかりいる愛する息子たちのいいところを
 ひたすら書き出したら、私自身の叱り方が変わった(前は怒ってたんです)。
・15分、ただただ散歩しています。楽しくて30分になってますが。
・15分だけなので集中できる。いろいろやってみたくなっています。 

・・・

などなど、実際にワークとしてやり始めた方から
沢山のコメントをいただいています。
私自身も、子育てと仕事でいっぱいいっぱいになっていた頃、
1日15分を自分にプレゼントすることで、自己承認が高まっていきました。
自己承認とは、自分自身を認めることです。
自己肯定のように、必ずしも肯定したりポジティブに見ることではなく、
あくまで、自分自身の「いま」を認めること。
これが私にとっては、日々のリセットに繋がり、自分を知り、未来に向かって
活かす活動に繋がっています。 

1%の自分へのプレゼント活動を「15分クラブ活動」と呼んでいます。
「15分クラブ」に入会申請は必要ありません。
今日から、自分自身のために15分(1%)を使い始めてください。

どんなことに使っていますか?
どんな変化がありますか?
ぜひ教えてくださいませ。  

 

 

 

 

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多様性があたりまえの世界 

息子は幼少のころからウィンドサーフィンというスポーツを
しており、高校生からはプロとして活動しています。

かなりマイナーなスポーツということもあり、
SNSなどで大会や活動の写真を掲載することで、海外の仲間とも
すぐに友人になり、つながっていました。

■ どこの国の人?

息子: この前友達になった○○と今度の試合で会うんだ 
私:  どうやって知り合ったの?知ってる子?
息子: インスタでフォローし合って知り合った
私:  どこの国の人?何歳?
息子: 知らない、確かヨーロッパの方じゃなないかな。何歳か知らない
私:  え、何語でやり取りしているの?
息子: 一応英語だけど、お互いに動画とかやり取りして盛り上がってる 
私:  へー、、、 どこの人とか、学生とか、聴かないの?
息子: 聴かないよ。聴かれたこともない。
    でも互いにウィンド好きで技のやり方似てるんだ 

息子は相手がどこの国の人でも、何歳でも気にすることはありません。
互いに夢中になって取り組むウィンドサーフィンについて互いの理解をし、
会える機会に会う、共通言語である英語でコミュニケーションしながら
仲間として互いのパフォーマンスを高め合う。
それが彼らがやりたいことです。

■デモグラフィー型とタスク型

「属性」は便利なものですね。
国籍、年齢、性別、言語、、、、相手を理解し、
これまでの経験からのステレオタイプに当て込むことで
何となく相手のイメージを勝手につかむことができます。
あくまで”勝手に”ですが、おそらく私は”勝手に”相手のイメージを
掴むことで安心したかったのでしょう。

「属性」で区別する多様性をデモグラフィー型多様性といいます。
女性活躍推進、若手を対象とした施策などはこちらにあたりますね。

一方、個人に由来する「能力・経験・知識」等の違いの
多様性のことを「タスク型」と呼びます。 
この違いには、感じ方や特性なども含まれます。
実際に多くの企業や組織が目的とするイノベーション創発
マネジメントの変革には、タスク型の多様性視点を進めることが
鍵となります。互いの違いを成果に活かすという視点ですね。

そう分かっているのに、そして、私自身もそう伝えているのに、
やっぱり「属性」から質問をスタートしてしまうことに、
あらためて気づきました。

「属性」は相手をイメージ化するのに便利な材料ですが、
「個性」や「違い」を知るにはあまりにも情報が不足しています。
何を考え、何を嬉しいと感じ、何に夢中になり、課題と感じるのか、
これらはほぼ全てタスク型の多様性視点からの視点で知ることになります。

子ども達は、最初からそれをしているんですね。
互いを知り、仲間になり、高め合う存在を、
属性から知ろうとすることはないのです。 

子ども達にとっては、互いの個を理解すること(多様性)が
あたり前の世界。今回も子どもの視点から学ばせていただきました。

海外で子育てをする中で感じる子供たちの多様性について、
アイズプラスメンバー、 EQ+LAB 編集長 杉山のコラムがアップ
されました。ぜひこちらもご覧ください→ 


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 リーダー育成研修を各企業の目的に沿って進めています。
 ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

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 コニカミノルタ ダイバーシティ推進室 インタビュー記事 第1部 | 人材の育成・開発・EQ・コンサルティング・人事に強い株式会社アイズプラス

 

↓つい数日前、マリンスポーツが盛んな鎌倉材木座の海です

 




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