日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

人事制度ってラブレターである♥

人事制度づくりの相談が増えています。
以前に制度作りをお手伝いした企業に
いた方がご転職された先で制度づくりを検討している、
または、その方からご紹介されたという人事の方からの
お問い合わせが多く、とっても嬉しいことです。

私がお手伝いした制度作りはどれも一つの考え方を共有しています。
それは、「人事制度はラブレターである」です。

お手伝いする組織には、
必ずこの考え方をご一緒してプロジェクトをスタートしています。

 

■人事制度は「ラブレター」である

私たちが考える人事制度構築の目的は、
御社の経営理念をベースとした
経営目標を達成のプラットフォームと捉えています。

そのため、人事制度には2つの機能があります。

 一つ目は、経営目的達成のためのしくみであること。
 二つ目は、社員の成長を支援するしくみであること。

この二つが両輪で機能することが、御社の経営理念、
を体現し、経営目標の継続的な達成に
大きく寄与すると確信しています。

人材は、御社の最大かつ最重要な資産です。
人材が会社の理念やスピリットに共感し続け、
経営目標を共有し続ける限り、人材はイキイキと
成長を続け、大きな成果を生み出し続けます。

企業理念を中心に置いた人事制度を作り、
ヒトの成長を中心に置いた人事のしくみをつくる、
これが、御社のさらなる成長をドライブするものと
私たちは信じています。

人事制度は、これらの「想い」と「期待」を伝える
社員・ステークホルダーへのラブレター
だと私たちは捉えています。

アイズプラス 池照佳代

■人事制度ってなんだ? 
 

制度作りをご一緒する組織には、
事前に上記の内容を提示してプロジェクトをスタートします。 

私がお手伝いする企業は社員2名で立ち上げる企業から
全世界で社員数十万人という外資巨大企業まで様々です。
大手の外資系企業ではすでに「制度」は整っており、日本法人で実施するのは
日本の社員がよりイキイキ働くための制度調整としての改革支援をし、
社員規模の小さめの企業に対しては、人事制度をゼロからつくる、または
すでにある制度的なものをこれからの経営戦略に向けて整えていく仕事をします。
一つひとつの組織によって制度改革(づくり)の目指すゴールが異なるのです。

また、「人事制度」という言葉にもそれぞれ解釈が異なる場合もあります。

人事制度=ガイドラインとして「働く」ためのプラットフォーム(土台)
として、各現場や職場で柔軟に運用できるようにするものとして捉える組織
がある一方、
人事制度=就業規則としてきちっと書き出し、普段はあまり使うことはなく
社員の方も制度があるか知らないケース もあります。

そもそも人事制度の定義は、
”広義には労務管理を含めた従業員の「処遇」に関するしくみ全般のこと”
(日本の人事部 https://jinjibu.jp/keyword/detl/953/)
を指し、範囲はかなり広く、自分たちで「何なのか」を示す必要があります。

それぞれの組織によって「人事制度」への期待が異なり、
最初はこの期待値を合わせていくことからプロジェクトがスタートします。

ですが、期待値は異なっても、
「人事制度」が何を意味し、対象者である社員に何を伝え、どんな風に
使ってほしいか、これらのメッセージを伝えるためには「想い」とか
「コンセプト」が真ん中にあるといい。そこで私にとっての
人事制度への考え方を先にお伝えしているのです。

制度=就業規則と思っていた方などは、最初はちょっとびっくりされます。
ですが話を進めていくうちに、少しずつ期待範囲が重なり合い、言葉を
つくすことでプロジェクトが成り立っていくこともあります。
これがまた、プロジェクトの醍醐味なのです。 

■なぜラブレター? 

人事制度はラブレターと思ったのは、20歳代のころに
気づいた自社の人事ポリシーの発表からです。


アメリカの食品会社で駆け出しの人事部員として担当していた頃、
給与計算の方法や労働法などを学ぶために数冊の書籍から学んだり、
「新任人事担当セミナー」のような学びの場に足を運びました。

給与や労働時間の端数処理についての扱いは
50銭未満や30分未満という端数は切り捨て処理となっています

賃金の端数処理について - 『日本の人事部』
ところが、私が在籍した米国企業は各国で10円程度の単位
であれば「すべて切り上げ」処理というガイドラインを出していたのです。
担当する社労士の先生から
「日本の通例にしたがって切り捨て処理にしてはどうか?」と
提案され、セミナーで学んできたことも含めて上司に相談にに行きました。

「社員を家族(アソシエイト)として捉える、
 社員を担当する仕事のプロとして捉える、
 社員には「自分はアソシエイトとして、プロとして扱われている」と
 理解してほしい 

この3つの考え方があったら、あなたは担当者として
どう考える?」

 
そう逆に質問されて合点がつきました。
制度は単なる文字の連なりでなく、
そこに相手に対する姿勢と想いを届けられるメッセージにもなる。
この気づきから、その後の人事に係わるメッセージの捉え方が
変わってきたことは私の財産になっていきます。


人事制度はラブレターです 
そこには、トップからの社員皆さんに対する考え方、期待、
愛がつまっているものです。
関わる皆さんが「心豊かに働く」ためのラブレターづくりは
今年もどんどん進めていきたいと思っている次第です 

 

 

あ、ご質問をいただいたのでこちらに明記します
こちらのブログは無断転載していただいてOKです!
大歓迎です(転載元URLの明記はお願いいたします)!
ご興味いただき、ありがとうございます!

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