息子は幼少のころからウィンドサーフィンというスポーツを
しており、高校生からはプロとして活動しています。
かなりマイナーなスポーツということもあり、
SNSなどで大会や活動の写真を掲載することで、海外の仲間とも
すぐに友人になり、つながっていました。
■ どこの国の人?
息子: この前友達になった○○と今度の試合で会うんだ
私: どうやって知り合ったの?知ってる子?
息子: インスタでフォローし合って知り合った
私: どこの国の人?何歳?
息子: 知らない、確かヨーロッパの方じゃなないかな。何歳か知らない
私: え、何語でやり取りしているの?
息子: 一応英語だけど、お互いに動画とかやり取りして盛り上がってる
私: へー、、、 どこの人とか、学生とか、聴かないの?
息子: 聴かないよ。聴かれたこともない。
でも互いにウィンド好きで技のやり方似てるんだ
息子は相手がどこの国の人でも、何歳でも気にすることはありません。
互いに夢中になって取り組むウィンドサーフィンについて互いの理解をし、
会える機会に会う、共通言語である英語でコミュニケーションしながら
仲間として互いのパフォーマンスを高め合う。
それが彼らがやりたいことです。
■デモグラフィー型とタスク型
「属性」は便利なものですね。
国籍、年齢、性別、言語、、、、相手を理解し、
これまでの経験からのステレオタイプに当て込むことで
何となく相手のイメージを勝手につかむことができます。
あくまで”勝手に”ですが、おそらく私は”勝手に”相手のイメージを
掴むことで安心したかったのでしょう。
「属性」で区別する多様性をデモグラフィー型多様性といいます。
女性活躍推進、若手を対象とした施策などはこちらにあたりますね。
一方、個人に由来する「能力・経験・知識」等の違いの
多様性のことを「タスク型」と呼びます。
この違いには、感じ方や特性なども含まれます。
実際に多くの企業や組織が目的とするイノベーション創発や
マネジメントの変革には、タスク型の多様性視点を進めることが
鍵となります。互いの違いを成果に活かすという視点ですね。
そう分かっているのに、そして、私自身もそう伝えているのに、
やっぱり「属性」から質問をスタートしてしまうことに、
あらためて気づきました。
「属性」は相手をイメージ化するのに便利な材料ですが、
「個性」や「違い」を知るにはあまりにも情報が不足しています。
何を考え、何を嬉しいと感じ、何に夢中になり、課題と感じるのか、
これらはほぼ全てタスク型の多様性視点からの視点で知ることになります。
子ども達は、最初からそれをしているんですね。
互いを知り、仲間になり、高め合う存在を、
属性から知ろうとすることはないのです。
子ども達にとっては、互いの個を理解すること(多様性)が
あたり前の世界。今回も子どもの視点から学ばせていただきました。
海外で子育てをする中で感じる子供たちの多様性について、
アイズプラスメンバー、 EQ+LAB 編集長 杉山のコラムがアップ
されました。ぜひこちらもご覧ください→
⇒EQ(感情知性)x Diversity & Iclusion(多様性)を推進する
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