前回のブログから「いくつかご興味や質問もいただき、
ありがとうございます。
■チェックリストはなぜ？
私自身が山野美容芸術短期大学で必修科目「美道プロジェクト」を
担当するようになり、「どうやってEQをつたえようか」と試行錯誤
する中で生み出したのがEQチェックリストです。
EQ（感情知性）は、心の知能指数や感情を人生や仕事に活かす概念
として紹介されますが、最大の特徴は「開発することができる」
ことです。誰もが、年齢にほぼ関係なく、いつからでも、伸ばすこと
ができるスキルでもあるのです。
伸ばすことができる＝変えていくことができることには、
４つのステップがあります。
① はかる（測る）
② わかる（解る）
③ うごく（動く）
④ かわる（変わる）
まず現状を把握し、どのような原理で解るかを理解し、
実施に行動することで変化が生まれ（開発されていき）ます。
これまで、多くの企業プログラムでは 弊社が提携する機関の
アセスメントを活用して①はかる からスタートしていましたが、
学生 380名近くにはコスト的にも時間的にもこれは難しい、、、
そこで、EQの内容を網羅し、かつ習熟ポイントが分かるものを
開発しようーーーっということになったのです。
一昨年、私と一緒に短大の授業に携わっている４名の
TA（Teaching Assisstant）の先生方と共に、作成したのがこの
初代のチェックリストです。
そして昨年、このチェックリストをご活用いただいている
桃山学院大学の酒井先生に加わっていただき、
改訂版としたのが現在のバージョンです。
また同時期に、私が教員を務める山野美容芸術短期大学の
キャリアセンターとも協議し、学生達の社会人基礎力とも
結びつける協議を重ねました。
それが、今回ご紹介する新バージョンの EQチェックリストです↓
■「自分のことを話す」ことができるようになった
昨年、授業の最初、そして15週の最後で約150名の学生にこのチェックリスト
を実施しています。昨年までのデータでは、３つの問いに対して発揮度の向上
が確認されました。
- 自分の内面や感情を振り返る時間を定期的にとっている
- 予想外のことが起こった時に、必要を感じれば当初の予定や計画を変更する
- 自分が目指していること、または大切にしたいことを人に伝えられる
今後もデータをとりながら確認を重ねて参りますが、
私が個人的に嬉しかったのは学生の一人が発表した内容です。
「この授業を通して、「自分のことを話す」ことができるようになりました。
子どものころからとても苦手で、嫌悪感をもち、自分にまったく自信が
なかったけど、毎回自分や友達と向き合い、発表し合う授業で
自信がもてるようになった」
そしてもう一つ、
昨年から弊社に学生インターンとして参加している松尾さんは
授業で「EQチェックリスト」に触れ、EQに興味をもって行動を起こした
事が現在につながっています。この話を、鎌倉FMのラジオ番組でも披露
してくださっています♪
まだまだ試行錯誤な「EQチェックリスト」ですが、
このような形で学生の一歩を後押ししているなら、本当に嬉しい話。
今後も、改善を続けて参ります。
EQチェックリスト、EQアセスメントなどにご興味ご関心のある方は、
アイズプラスまでお問合せください♪
先日羽田から南に向かう飛行機から出会えた美しい富士山🗻
心洗われました～↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アイズプラス
書籍のご紹介
日本初のEQオウンドメディア【EQ＋LAB.】
鎌倉FMラジオ【How do you feel?】 アーカイブはこちらから
