今年の春は、旅と仕事を掛け合わせたイベントが目白押しでした。
なぜなら今年は意図して、旅x仕事に挑戦しているからです。
梅ワーケーションで和歌山に、
リーダーシップxEQプログラムで屋久島に、
Design Your Life 受講に長崎五島に、
女性活躍推進プログラムに福井鯖江に、
間あいだに大阪や愛知もめぐり、、、と。
「忙しいでしょ?」と言われながらも、
実は心が疲れてないので、ストレスたまっていません。
まだ半年とちょっとですが、今年の意図的な挑戦からあらためて
私が感じた「休みの取り方」がありますので、今日はこの話を。
日経新聞で以下のような記事を見つけました
日本人は休めているか 祝日頼み、有給休暇消化に罪悪感も 3Graphics - 日本経済新聞
休みに関係する言葉は休息、休暇、休養と3つほどありますね。
インターネットで定義を拾ってきました。
休息: 次に活動する力をためるための一時的な休み
休暇: 仕事や学校に行かなくてよい日のこと、
一時的に休んでリフレッシュやリラックスを目指す
休養: 長い時間をかけて、疲れや体調を回復させるために休むことめざす
新聞記事や企業制度では業務中の休息や休暇の取得についてばかり
語られますが、真に必要なのは休養です。
疲れたから休む休暇では、本当に意味での心身の健康改善にはならず、
私達に必要なのは「疲れる前に休養をとる習慣」ではないでしょうか。
会社員時代の同僚、特にヨーロッパの方々は、1年のうち1ケ月は休暇を
とっていました。当時は「ほんとに働かない人たちだなぁ・・・」っと
モヤモヤしていましたが、今思えば彼らは休暇<休養していたんですね。
休暇から戻ると、日本人の社員が勝手に感じるモヤモヤをよそに、
家族や友人との体験を自慢げに披露してくれてました。
そして、休暇も取らずに働いている私達よりも売り上げも成果も出して
いたりします。彼らは、12ケ月のうち1ケ月をしっかり休養にあてることで、
残り11ケ月で想定以上の成果をつくる工夫をしていたのです。
上記の休養の定義は、長い時間をかけて疲れや体調を回復・・・とありますが、
体調だけでなく心の回復も含めた心身の休養時間は、人によってそれぞれなはず、
これを見極めながら「自分にとっての休養」をしっかりとることが大切ですね。
ちなみに、私自身が今年の仕事x旅の体験で感じたのは
少なくとも3泊4日のリトリート体験がとっても良かった。
また時間は短くても、
自然にふれること、
心を無にすること、
自分の感情を感じること、
感謝すること、
食べ物を味わうこと、
一人の時間をとること、
会話を楽しむこと、
などが休養に活かせるということをあらためて感じました。
心豊かに働くデザインにむけて「休養学」をこれからも
探求していきたい分野です。
写真は旅x仕事のご紹介