日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

日経BP書評9月分『ALLIANCE』

『ALLIANCE ~ 人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用~』 

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用

 

 

 日経ヒューマンキャピタルオンラインの新しい書評をご紹介します。今回の書籍はキャリアを振り返り、悩んでいる方々から反響が多く、「新しい考え方として新鮮に読みました。が、実際に日本の環境がこのような形になるには、次世代のような気がする」等のコメントをいただきました。

 皆さんは、どのように感じたでしょうか? 

9/25 「もてあまし抱え込み系女子」が「なでしこリーダー」に変わる日

 

「もてあまし抱え込み系女子」が「なでしこリーダー」に変わる日』とし、リ・カレンント㈱と協働プロデュースしている女性リーダー向けリーダーシップ研修を中心にご紹介するセミナーを開催させていただきました。 当日は、満席を超えるお申込みをいただき、爆弾低気圧が東京に近づく影響で大雨の中、主に企業の人事、ダイバーシティをご担当される皆様にお集りいただきました(皆様、ありがとうございました!)。  組織的視点の高低、そして自己肯定力の高低から30歳台女性を2軸、4分野に分類します。両方の評価が高いところに位置するのが「私ならできる、やってみよう!」という挑戦への気持ちと行動があり、かつ自分だけでなく、組織視点で周囲を巻き込みながら貢献する「なでしこリーダー」としています。 その他、能力はありながら、組織視点と協働視点が不足してしまいがちな「もてあまし抱え込み系女子」など、それぞれの分野に存在する女性のタイプについての特徴的な行動と「なでしこリーダー」への施策やマネジメントのヒントなどをまとめた内容をお知らせし、各ご担当の皆さんの経験や 各社事例などを含めてディスカッションする時間をとりました。

非常に興味深かったのは、女性活用プログラムのご担当の皆さんの「これまでにない人事分野の戦略立案」に非常に苦労されている現状です。前例や他社事例がまだ豊富でない中、各社では女性をターゲットとした人事施策の必要性をやって感じています。しかしながら、当の女性達の意識や社内の風土はまだまだ変化を創りだすどころか、変化を受け入れる準備ができていないと感じていらっしゃるようです。

当日は、これらの課題を明確にするために、ご参加され皆様に、「(主観でOKだが)、現状、御社では「なでしこリーダー」は女性社員の何%くらいいらっしゃるか?」の質問し、その数値から2020年に目指す%を明確にしていただきました。私たちがやることは、このめざす%に向けた具体的な施策の企画や提案です。セッションが終了してから、 数名のご参加者にメールをいただきました。「数値が具体的になり、さっそく上司と部内とシェアし、具体的な企画に役立てています」と。実際には2日間をかけ、EQ(感情知性)やスキル構築などもコンテンツに含むことが多いものを、当日は4時間にまとめた駆け足のセッション。各社の今後の動きに一つのヒント、モデルになっていれば嬉しい限りです。お蔭さまで大変人気のセッションになっています。

この日の報告レポートがWish(株)出されています。
ぜひ、ご参考ください⇒ 

WisH活動ブログ - 【セミナーレポート】「もてあまし抱え込み系女子」が「なでしこリーダー」に変わる日|WisH株式会社

■今回のイベント開催のご縁に感謝して、品川神社品川区)を訪れました。
最近は外国人の参拝者も増えていますね。

f:id:isplus1:20150923174438j:plain

日経BP書評9月分『メンバーの才能を~』

メンバーの才能を開花させる技法 | ヒューマンキャピタル Online

 

メンバーの才能を開花させる技法

メンバーの才能を開花させる技法

  • 作者: リズ・ワイズマン,Liz Wiseman,グレッグ・マキューン,Greg McKeown,(序文)スティーブン・R・コヴィー,Stephen R. Covey,関美和
  • 出版社/メーカー: 海と月社
  • 発売日: 2015/04/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 先月の日経BP社 ヒューマンキャピタルオンライン「池照佳代の人事・人材開発担当者が読んでおきたい本」コーナーより、人気の書評の一部をご紹介します。サイトがアップされた瞬間から、閲覧回数が多く記録された書籍でした。それだけ、「メンバーの力を引き出し、成果に結びつける」ことには、皆さんが課題としていることなのだと実感します。
 

 

未来プロジェクト 

社内から組織の活性を促す」取り組みへのご相談をいただくことが多い8月でした。具体的には、女性活躍推進やダイバーシティの浸透について、研修実施のみにとどまらず、社内の有志を集めて自主的なプロジェクトにしていきたい日系企業数社のご相談です。

これまでは、どちらかと言えばトップダウン的にマネジメント側からプログラムや研修実施を行ってきたが、その後の活動の継続が不足してしまう。先進事例をもつ他社の話をカンフル剤的に講演で聴けば、一時的に場は盛り上がることで「制度設計」などの後押しになるが、そこだけにとどまってしまうということなのです。このようなご相談を受け、弊社でご一緒いただく際には自主的なプロジェクトの遂行として、「みらいプロジェクト」をご提案しています。「みらいプロジェクト」は参加する一人ひとりが自身の未来の働き方や姿をベースに、社内改革をプロジェクトにするものです。ステップは以下の通りです。
1)達成したいテーマを設定します。
2)自社の強み、テーマ達成のためにすでにできていること、できていないことをディスカッションします。
3)達成したいテーマを達成した時の自社の姿、自分の姿を具体的に描きます。
4)達成のために何ができるかのアイディアをだし、整理します。
5)プロジェクト化し、スタートさせます。
 この一連の流れを「未来に向けてスタートを切る」という意味を込めて、未来プロジェクトと呼んでいます。実際の細かな方法は、テーマは関われるメンバーのリソースによっても変化があります。 

先月、今月とスタートした2社でのプロジェクトでは、3)の部分をより具体的にする手法を取り入れました。「○○年後の日記」として、未来の日付で、ご自身の働いている姿や事業の状況を日記風に書いていただいたのです。会社が作った戦略を実現させるものでなく、未来の自分の姿を明確に描くことで、それを実現させるための改革に携わっていくコミットメントもつことがこの手法のねらいの一つです。
1社ではすでにこの日記を使って役員提案を実施し、参加された役員の方々からも「彼の目指す働き方を実現さえるためには」という一人の社員を主人公にしたアプローチがスタートしました。  忙しい中、兼務でこのプロジェクトに取り組む社員の方々には本当に頭が下がりますが、皆「自分達の未来のために」本当に積極的な参加となっており、ファシリテーター&プロジェクトリードをさせていただく私も、毎回の進歩が楽しみです。

 

■未来プロジェクトがスタートしたクライアント近くにある熊野神社
渋谷区外苑前とは思えない静かで落ち着いた空間です。

f:id:isplus1:20150818133428j:plain

ブログ引越しました

ずっと更新しないままで失礼しました。

「止まってるぞ、どうなったんだ?!」と激励をいただき、奮起しております。
以前のブログが、私のITリテラシーの低さから更新できなくなってしまい、今回こちらへの引越となりました。ちょうどブログを初めて10年、いい機会と思いこちらに引越をさせていただきます。

以前の記事は、こちらから閲覧可能です。
今後とも、よろしくお願いいたします!

尚、弊社のEQ(感情知性)事業についてのブログ「EQトレーナーブログ」もスタートしておりますので、合わせてご笑覧くださいませ。

■IC(インディペンデントコントラクター)池照が日々の仕事やドタバタなプライベートを綴る、なんと10年続くブログ:
日々是Is'+ : 日々是 Is'+

■感情マネジメントの専門トレーナー、EQトレーナーが綴る感情マネジメントとEQ向上のアドバイス:
EQトレーナーブログ:アイズプラスEQトレーナーブログ