日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

愛とか恋とか以外にも【How doyou feel?#35】

三森さん(みっちゃん)との出会いは、10年以上前です。
私がEQを学び始め、師匠から
「EQを仕事の現場で活かしてる人がいるよ」と
紹介してもらったのが今回のラジオのゲスト、
三森朋宏さんです。

日立でエンジニアとして活躍し、大型プロジェクトに
携わりながら人材育成部門に移り、EQの大切さを社内
で展開。現在は独立してTHdesign代表としてEQをベースに
活動する私の尊敬する盟友のお一人です。


■バリバリ理系が気づいた「ファンづくり」 

エンジニアになりたての頃は、
「愛とか恋とか話すのは時間の無駄、だって見えないものだから」
って本当に思っていたそうです。 

論理性と理屈で上手くいっていた学生→エンジニア→営業キャリアの中で、
営業としてお客さんや上司、周囲との関係構築が必要になった時、
正しいこと/論理的なことだけでは上手くいかない、、、
そう感じたときに上司に言われたのが「気持ちに配慮していない」
だったそうです。

「気持ち? なんだそれ」からスタートした EQの学びを、今は
エンジニアや理系の同志だけでなく、教育を初め様々な業界の方々に
広めていらっしゃいます。

EQを導入することは「ファンをつくる」ことに繋がる。
ファンをつくることで営業マニュアルにあるような営業をしなくても
お客さんから気にかけてもらえることが結果営業やエンジニアの力
の発揮につながっていくことに気づいたとのことです。
「ファンをつくる」って抽象的かもしれませんが、
みっちゃんが解説したくださったように How からWhyに、
一つひとつを分解し、定義から論理的にアプローチすることができるのです。
 
実際に、人がモノを理解するには
論理的な解説で理解する方々と感情的な記憶で理解する方々がいます。

自分自身がどちらに軸足があるかを理解し、
自分にあった理解の軸をしっておくこと、
自分と違う他の人の理解の軸をしっておくことで、
それぞれに合ったアプローチが可能ですから。

■毎日のお味噌汁から感情を育てる

ラジオには、EQに関する興味ご関心から質問もいただきます。
よくある質問の一つが「EQの高め方を教えてください」です。
EQを磨き、高めるには多くの方法(How)がある中で、
今回のラジオでみっちゃんが紹介くださった味噌汁を使うワークは
とてもお勧めです。
何故なら(Why)、感情を知性として活かす前に、
感情を認識するには、感覚領域を磨くことが大切だからです。

視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚 これらの感覚を一度に感じられるのが
料理です。海外のワークでも料理を活用したり、スープで五感を
感じるワークが多く紹介されています。私たちにとって「味噌汁」は
味噌や具材、文化や好み、会話や空気感を感じ取ることにもつながります。

味噌汁ひとつから様々な感覚を学ぶことは、
「今」に集中するマインドフルネスにもつながります。
今日からでもできる「味噌汁ワーク」は、美味しくいただくだけでなく、
感覚、感情、感性を磨く味わい方です。ぜひ楽しみましょう。


ファンをつくり、味噌汁を愛するみっちゃんゲストのラジオ、
ぜひ皆さんお聴きください♪