今年度からスタートした新プログラム『Cocoro Quest』は、
更なる進化に向けて協働パートナーのインバイトジャパンチームとの
会議が進んでいます。
以下、レポートまとめました!遅くなってスミマセン💦
■AIが加速するほど、EQの価値は高まっていく
世界経済フォーラム(WEF)が発表した『Future of Jobs Report 2025』に、
私がずっと現場で感じてきたことを裏づける一文があります。
「自動化がルーティン業務を引き受けていくほど、
批判的思考・創造性・感情知性(EQ)といったソフトスキルへの
需要は高まっていく」
しかも同レポートは、リーダーシップや創造的思考、そして感情知性を
「AIに代替されにくいスキル」として明確に位置づけています。
理由はシンプルで、これらが複雑な対人関係と"共感"を必要とする、本
質的に人間的な力だからです。
つまり——AIに任せられることが増えるほど、私たち人間に残されるのは
「人と組織を動かす力」になっていく。 これは脅威ではなく、むしろ希望だ
と私は思っています。効率化のその先で、私たちはようやく
「人にしかできないこと」に集中できるのですから。
今回はその「人にしかできないこと」を、頭ではなく
身体と感情でまるごと体験するプログラム——某大手メーカー様で実施した
体験型チームビルディング『Cocoro Quest(ココロクエスト)』の様子を、
参加者61名のリアルな声とともにお届けします。
■『Cocoro Quest』とは?ー 「EQの学び」x「体験型謎解き」
一言でいえば、「EQの学び」と「体験型の謎解き」を掛け合わせた、
まったく新しいチーム開発プログラムです。
当日はまず、事前アセスメントで一人ひとりのEQ(感情知性)を"見える化"します。
そのうえで、非日常の「謎解きゲーム」にチームで挑戦していただく。
ゲームを通じて感情のメカニズムを整理し、「信頼で動くチームづくり」を
実践的に体感していただくのが狙いです。
プログラムの中で回していくのは、こんな"体験 → 気づき → 振り返り"の
サイクルです。
- 挑戦(Challenge):難易度の高い謎に、チームで立ち向かう
- 混乱(Confusion):一筋縄ではいかない状況で、感情が揺れ動く
- 発見(Discovery):対話を通じて、突破口とお互いの特徴を見つける
- 共感(Empathy):心理的安全性を土台に、相手の気持ちを察し、受け入れる
- 協創(Co-creation):それぞれの強みを掛け合わせ、チームの力で成果を生み出す
注目していただきたいのは、「混乱」を避けずに、あえてくぐり抜ける設計に
なっていること。感情が揺れる瞬間こそ、EQが育つ瞬間だからです。
■「こんな顔、久しぶりに見た」ー現場で生まれた感動
プログラムの最中、ある参加者の方が、興奮を隠せない様子で私に
こう声をかけてくださいました。
「メンバーがこんなに夢中になって取り組む顔、久しぶりに見ました。
いい仲間だって、あらためて感じています」
この一言に、すべてが詰まっていると感じました。
日々の業務では、どうしても画面越しのやり取りや、効率的なタスクの受け渡しに
終始してしまう。仲間の「感情」や「熱量」に触れる機会が、知らないうちに
減ってしまっているのかもしれません。
AIが答えを瞬時に出してくれる時代だからこそ、人間がわざわざ同じ場所に
集まり、時に「ぶつかり合い(混乱)」し、知恵を絞り合って「発見」へと
たどり着くプロセスそのものに、価値がある。
このプログラムは、AI時代だからこそ埋もれがちな「人の共創力・協働力・共感力」
を、もう一度強く呼び覚ます力を持っている!参加者の皆さまの生き生きとした
表情を前に、私はあらためてそう確信しました。
■参加者61名のリアルな声:アンケート結果
プログラム終了後、参加した61名全員から回答をいただきました(回答率100%)。
そして、すべての評価項目で約80%の方が「そう思う」「非常にそう思う」と
回答してくださる、とても熱量の高い結果となりました。
📊 4つの評価指標(5段階評価)からの気づき
特に高い評価をいただいたのが、プログラム全体への満足度と、
「EQへの理解が深まった」という項目です。
頭で理解する座学ではなく、謎解きという"リアルな体験"を通すことで、
EQの概念が直感的に腹落ちしたという声を多くいただきました。
さらに
・チーム内の信頼関係や協力体制に、ポジティブな変化を感じた
・今日の気づきは、明日からの実際の業務に活かせる
という項目にも多くの共感が集まりました。
単発のイベントで終わらない、確かな手応えを
感じていただけたのだと感じています。
📝 受講者の生の声(一部抜粋)
自己理解・"チームで考える"価値への気づき
- 「プログラムを通して、自分のEQが理解できた」
- 「一人の解決策では限界を感じた。多角的に考えるには、チームの力が必要だ」
- 「メンバーのモチベーションを、第一に考えることができた」
プログラム内容・体験への評価
- 「難易度がちょうどよく高かったので、飽きずに取り組めた」
- 「意識せず、自然に協力できる内容だった。全員参加型で、チームワークに役立った」
- 「仕事で得られるものとは違う刺激があって、楽しめた」
一部の方からは、「EQと謎解きの関係性を、もっと深く理解したかった」
「理論(座学)の部分がもう少しあってもよかった」という、
学びへの意欲の高さが伝わる前向きなご提案もいただきました。
こうした声こそ、私たちが次に活かしていく宝物です。
■明日から実践する「小さな一歩」
ワークショップのゴールは、意識が変わることではありません。
「行動が変わること」です。
受講者の皆さまからは、明日からの業務に活かす、具体的で
ポジティブなアクションを宣言していただきました。
- 他者理解・対話を増やす:
周りの考えを理解しようと思う
他人への興味・関心を持つ
- 視野を広げ、柔軟に考える:
多面的な見方を心がける
一歩引いて、全体を見渡してみる
- 発信し、チームへの関わりを強める:
自分の考えや思いを、言葉にして正しく伝える
発信を増やす(毎回の会議で必ず1つ)
- 目標と行動の意識を高める:
ありたい姿を意識する
ゴールの姿を丁寧に共有する
「ありたい姿を意識する」という宣言が出てきたことが、
私はとても嬉しかった。EQ開発の出発点は、いつだって「自分はどうありたいか」
を知ることから始まるから。
■EQxチーム作りの可能性
『Cocoro Quest』を終えて、私はあらためて確信しています。
EQ×チームづくりには、まだ大きな可能性が眠っている、と。
Microsoft社が発表した『Work Trend Index 2025』は、これからの組織に
鋭い問いを投げかけています。「どの業務を完全に自動化し、
どこで"人とAIの協働"が突出した価値を生むのか。顧客が"人の手"を
期待するのはどこで、高リスクな判断に人の知恵が欠かせないのはどこか」
その見極めこそが、これからのリーダーに求められる仕事だというのです。
裏を返せば、AIに任せられる領域が増えるほど、
「人が集まり、感情を分かち合い、信頼で動く」時間の"密度"が、
組織の競争力を左右していくということ。私たちが現場で目にした、
夢中になる顔、自然に声を掛け合う姿、お互いの強みを引き出し合う姿は、
まさにその競争力の源泉そのものでした。
スキルの総和を超えて成果を生み出すのは、「信頼の掛け算」です。
一人ひとりの力をただ足し合わせるのではなく、信頼でつなぎ、掛け合わせる。
その瞬間に、チームは個人の総和をはるかに超えていきます。そしてその
"掛け算"を支える土台こそが、相手の感情を察し、受け止め、自分の思いを
言葉にする——これがEQの力なのだと、私は考えています。
だからこそ私たちは、このプログラムを"完成形"だとは思っていません。
体験から得る直感的な腹落ちと、理論による裏づけ。その両輪をさらに磨き、
皆さまの現場で本当に役立つプログラムへと、これからも進化させ続けていきます。
もし、あなたのチームでも"あの夢中になる顔"を取り戻したい、
EQ×チームづくりに関心があるという方がいらっしゃいましたら、
どうぞお気軽にアイズプラス、またはインバイトジャパンまでお声がけください。
一緒に、人が主役のチームを育てていけることを、心から楽しみにしています。
ご参加いただいた某大手メーカーの皆さま、
そしてここまで読んでくださったあなたに、心からの感謝を込めて。
アイズプラス
株式会社アイズプラス
インバイトジャパン
バイリンガル対応のチームビルディング研修 | インバイトジャパン株式会社



インバイトジャパン大槻さんxアイズプラス池照
これからも新たなプログラム開発を続けていきます
