日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

社会人基礎力協議会で登壇しました!

すでに昨年末のお話になりますが、
社会人基礎力協議会の勉強会で登壇させていただきました。  

2022年12月フォーラム・リカレント委員会&勉強会開催のご案内 | 一般社団法人 社会人基礎力協議会

テーマは、「社会人基礎力としてのEQのいかし方」

以前から数回参加していた勉強会、
企業、大学、行政の方など、社会人基礎力を中心に様々な方々が
ご参加される会で、毎回私自身が参加を通して沢山学ばせていただいて
いたもの。EQと絡めた登壇の機会をいただけて、本当に嬉しいものでした!
今回も多くの方々にご参加いただき、恒例のディスカッションパートが
とても盛り上がった時間でした。

 

 

■「学ぶ=投資」である 

今日は、講演した内容をご紹介します。
会社勤めのほぼすべてをいわゆる外資系企業で過ごした経験もですが、
私にとっては直属の上司の影響が大きかったのが「学び」に対する姿勢です。

20歳台で初めて事業会社に就職した際、
会社に行けばお給料をもらえると思っていた私(←甘いですね・・・)に
とって、上司との初日の面談、最初の問いに驚かされました。

「How much would you invest yourself every single month?」
(あなた、毎月どのくらい自分に投資する予定なの?)

キャリアは自分でつくるもの、
会社や上司はその支援はするが、何をやるか、どうやるかは
自分で決めて行動するもの、そうでなければ、キャリアはつくられない。
これが彼女のメッセージでした。

いやぁ、びっくりです。
そんな事考えたこともなかった私ですが、何か言わないと面談が終わらない、、、
苦し紛れに出した答えが「5%」です。
ですが、それ以来、その会社を辞めても、仕事が変っても、
起業しても、私は彼女とのあの約束を守り、毎月自由になる時間や
お金の5%を「自分の未来のため」に使うようにしています。
起業してからは、もう5%はメンバーやより広い活動に活かすように
しており、計10%を目安にしていますが。 

つまり、学ぶことは投資である、という考えを私はありがたいことに
ほぼ最初のキャリアで習得することができたのです。

昨今、新聞などをにぎわすリカレント、リスキリング、などが
なかなか浸透しないというご相談をよくいただきます。
「キャリアは自分でつくるもの」「学びは投資である」という
前提の考えが根付かなければ、浸透、継続していかないのです。 

では何に投資する? 

「そのそも、新しいことに挑戦しないんですよね」

リスキリングの推進に向けて、様々な「学ぶ」しくみを新たに見直して
導入した(している)という数社の企業の方と話をする機会があった時の、
某大手企業の人事の方の一言です。

 DX(デジタルスキル、データ分析スキルなど)、
 プロジェクトマネジメント、
 ITスキル 、、、
など様々なリスキリングメニューを取り揃え、
「学び」に対する考え浸透、その他の人事施策なども見直しを
進めています。ですが、いくらスキルメニューや施策を整えても、

「新しいことに挑戦する」風土・文化・スキルがなかなか
備わっていないということです。

私は、ここに日本のリスキリング、または「学び続ける文化構築」
のポイントがあると考えています。

以前にも増してビジネスの先行きが不透明な中、
今後私達に求められるのは、自ら関係を構築し、新しい分野に挑戦し、
トライ&エラーを繰り返しながら1ミリでも前に人と物事を進める
マインドセットでありアクションする力です。

DX、AI、問題解決などのハードスキルと同時に、または前に、
自分を知り、自分がもつリソースを活かして人に関わるEQ(感情知性)、
仕事や人への基本的な捉え方やマインドセットであるスタンス(姿勢)
の構築が必要です。まず投資するのはこれらのソフトスキルです。

すでに気づいている企業や学校も出てきました。
現在も数社で人事制度の構築や採用、人事施策のプロジェクトに
関わる中、ベースとなるスタンスやEQの力を構築するプログラムを
多数展開しています。管理職以上の職位の方や、シニア層にも
EQやスタンスの学びを続けており、そして同時に、現在は短期大学で
学生達にもこの分野の学びを提供しています。
なぜならこれらの力は誰もがもっている力です。捉え方や発揮の方法を
学ぶことで、誰もが後天的にも高めることが出来る分野ですから。 

実際に、EQ関連プログラムを導入される企業からは
「他のスキル開発にも応用できる自己理解、考え方につながった」
として、リピートいただくケースや、
管理職研修の中に取り入れることによって継続的に取り入れる
ケースが増えています。


■2023年に必要な3つのスキル byコーンフェリー

先日この件をブログに書こう!と思っていたら、
偶然にもこのような記事を見つけました。

国際的な人事コンサルティングヘッドハンティング企業の
コーンフェリーインターナショナルの今朝の記事です。

「2023年に必要な3つのスキル」と題し、
70%の企業が「従業員に重要なスキルが不足している」と感じており、
それらはいわゆるハードスキルでなく、ソフトスキルを求める傾向にある、
という記事です。今後はより少人数で事業を展開する中、多くの企業で
求められるのは、「これまでの得意分野以外の領域やプロジェクトで
協働するマインドセットや行動力」というものです。
ソフトスキルとして掲げられているのが
 ・Agility and Flexibility (敏捷さと柔軟さ)
 ・Work Capacity (多様で多くの仕事量をさばける力)
 ・True Grit (真のねばりづよさ) 

世界的に働き方や事業モデルが変化する中、
一人ひとりがマインドセットを整え、内面的スキルを鍛える(=EQ(感情知性)
を見直し、鍛えることから学び構築し続けることが可能になっていきます。 

これって、
一人ひとりが自分の学びをデザインし、
自分のキャリアをデザインし、
自分の人生をデザインしていくこと。
私自身もまだまだ探究しながら進めていく予定です!

現在実施されているダボス会議もとっても気になるところです。
注目していきたいと思っています。 

 


なお、
短大の授業に関しては、
EQチェックリストとなるアセスメントを開発し、
授業で学ぶEQ発揮度を定量的にも計測を始めています。
既に昨年の学生 170名あまりの結果から見える分析も
発表させていただきました。 
お問合せも沢山いただいております。
この件については、後日このブログでまた。

 



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 「感情」との向き合い方やアクションの変化は?

 
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Good, Motto, Kitto (グッド、もっと、きっと!!!)

お正月もすっかり明けて、
すでに仕事ムード全開になっている方も多いかと思います。
アイズプラスも5日ころからは少しずつ仕事が始まり、
私自身もアクセルを踏み込もうと思っていたのすが、、、
なんと、2年ぶりに風邪をひきました。
調べてコロナでなく風邪と分かったので、昨日は終日外に出ず、
ずっと見たかった『初恋』@ネットフリックスを堪能しながら
休む1日。お陰で、今日は8割方快復しています。
普段元気者な人は、自分の体力を過信する傾向がありますよね。
年の初めにそれが自覚でき、神さまから大切な休養時間をいただいた気分です。

さて、今日は年末に実施した弊社恒例の
「みんなミーティング」で実施した
「振り返りを次のアクションに繋げる方法」
をご紹介します。


■ 全員リモートだからこそ生まれた「みんなミーティング」

アイズプラスは私も含めてメンバー全員がリモートワークです。
出社する必要はなく、鎌倉で2か所使えるオフィスは、主にミーティングや
協働の仕事がある場合に使用しています。
そのため、互いに、それぞれの活動、課題、ありたい姿、そして互いのことを
知るためには、コミュニケーションへの工夫が必要。そこで私は、以下の3つを
コミュニケーションチャネルにしています。

 -Slack(チャットツール)の活用→ ちょっと話せる環境づくり
 -1on1(毎月実施)の継続→ 毎月自分が気になることを話す機会づくり
 -みんなミーティング(年2回程度)の実施→ 互いのこと・仕事を知る機会

この中でも、年に数回の「みんなミーティング」は普段バラバラに活動している
みんなが集まれるとても貴重な機会。海外メンバーも含め、神奈川県外のメンバー
も多い私達チームではこのみんなミーティングもオンラインなのです。
オンラインで意義ある時間を創りだすために毎回ファシリテーションには
工夫しながら進めています。

今日は、昨年末に実施した「みんなミーティング」からご紹介です

■ Good, Motto, Kittoで振り返り&挑戦したいこと

毎回振り返りと次期に挑戦したいことをシェアするのが
「みんなミーティング」です。今回は、
Good, Motto, Kitto で振り返りました。

Good(グッド):  よかったこと/素晴らしかったこと 
Motto(もっと): もっとこうした方がいいよ/改善できること
Kitto(きっと): 次はきっとこんな挑戦ができる!きっとこんなことが起こる!

GoodとMottoに関しては、ヤフーで実施していることを以前より知っており、
すでにポジティブなフィードバックとして他のクライアントにも紹介していた
ものです→
www.hito-link.jp


Kitto(きっと)は私が追加したもの、
GoodとMottoだけだと、現在の仕事の延長線上で思考しがちになり、
「次の挑戦」といっても既に敷かれたレールや枠を超えることが
できません。これを打破するために考えたのが「きっと!」です。

きっとこんなことが起こるといいな!
きっとこんな挑戦ができそう! 今の延長戦上でないことを
ぜひ発信して見て欲しかったのです。これこそが、今回の挑戦でした。 

■ 創造性をつくる”レールを外れる工夫”  

全員がリモートで働くことは、メリットが沢山あります。
・働く時間、場所、スタイルをそれぞれが選択できること
・自分の役割や取り組みに集中できること などなど
ですが、デメリットもあります。大きなデメリットのひとつが
・メンバー同士が「会う」ことにより生まれる創造性がつくりにくい 
ことです。

普通の会議をしていても、相手の熱量や情熱から生まれる
ちょっとした化学反応的なアイディアを発しにくい、気付きにくい、、、
EQのように「感情」をテーマに活動している私たちには、特に痛いところです。

Kittoを話してもらうのは、リモート上のミーティングでも
次の創造性につながる取り組みを皆で見出すためのちょっとした実験でした。 

一通り全員が話終わった後、私があらためて「Kitto」の意味を
伝えると、メンバーのSさんから「あっ!」という叫び声が上がりました。
「今 池照さんからそういわれて、”それならこれだ”って思ったことがありました!
さっきまではやっぱり”仕事の延長線上”で考えちゃってたんです!」 
そこから、少し興奮気味に ”Kitto(きっと)こんなことがおこったらいい!”
というステキな世界を共有してくださいました。
それに続いて、聴いていたEさんからも「あ、それ私も!」とこれまた
それまでの彼女からは想像もつかないような視点の意見が出てきたのです。

小さなチームにとって、一人ひとりの思考と行動の広がりはどんなシステムや
学びへの投資に勝るものです。そこに集う一人ひとりが何に興味をもち、
新たなことに挑戦する想いがなければ、私たちが顧客や社会に対して貢献し続ける
ことはできません。だからこそ、年に数回でも「みんな」で話す機会の際には
想定できることを超えた未来の話を一緒にしたい、そんな思いでKittoを
はじめました。今のところ、実験は成功でしょう。この実験、まだしばらく
私のチーム、そしてクライアント数社でも実施していきます。

もし、これをご覧になって「うちでもやってみる!」というチームが
ありましたら、ぜひどんな反応があったかを聞かせてください!
Kitto(きっと)考えも及ばなかったアイディアが生まれてくる
かもしれません! 


↓正月3日までの鎌倉は、鶴岡八幡宮周辺が交通規制されて
歩行者天国になります。夕方にはスパイダーマン姿のお二人が
ステキな演奏を聴かせてくれていました🎻



 

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2023年 あけましておめでとうございます!

2023年 あけましておめでとうございます!

昨年は、多くの方のこのブログをご覧いただき、
コメントやシェアなどの反応をいただいた方もこれまでの最高人数でした。
発信に対して、反応をいただくのは本当に嬉しいもの、
あらためまして、感謝申し上げます。

さて、皆さんはどのようなお正月をすごされましたか?
今回は、コロナ対応の動向にも変化があり、とはいえ、
まだまだ不確定な要素も多かったのも確かです。
ここ数年でもっとも、世間的、社会的な「~べき」でなく、
「自分(達)がどうしたいか」が問われたお正月だったかもしれませんね。


■自発的行動 

今日は、私にとっても仕事初めです。
今朝は、顧問先の企業トップの社長の年始挨拶があり、
そこで話されたのが「自発的行動の大切さ」でした。

ビジネス向けに事業を進め、数か所に事業所をもつこの企業は、
国内の経済、消費動向に大きな影響を受けています。各ビジネス
パートナーとの良好な関係があってもなお、苦しい状況が続いていることも
事実です。だからこそ、これまでと同じ姿勢・考え・行動を続けるのではなく、
一人ひとりが姿勢・考え・行動を変えていく必要性を感じとり、
数年前から弊社チームとともにカルチャー&人事制度の変革に動いています。

この動きが社内に少しずつ広まっているのを、私自身も感じていいます。

実際に、
年末に発生したクレーム対応や顧客とのトラブル対応には、
2つの事業所でメンバーが自発的に動いたことで課題が解決されました。
社長からはこの事例が紹介され、「自発的行動」を軸に進めて行こう!
という話がされたのです。今日はZoomでの年頭挨拶でしたが、
私はZoom画面の中の数人が大きく頷きながら聴いていたことを見逃し
ませんでした。現場の変化を感じ取っての「頷き」だったのではと
感じています。


■自発的行動に必要なもの

以下は、私の定義ですが、

自発的行動とは、
”ものごとを自ら進んで行い、自分から他者に働きかけること”です。

自分の考えを軸にものごとを進める(自主性に近いかな)、や
自分の判断を軸にものごとを進める(主体的に近いかな)と少し
ニュアンスが異なり、
自分からものごとを進めてみて、必要に応じて他者を巻き込む
ようなイメージです。つまり、発信は自分ですが、全て自分だけ
で責任とることでなく、自分発でものごとをスタートさせて、周囲と
協働するのが「自発的行動」です。

であるなら、この自発的行動に必要なものは、
「~すべき」などという誰かがつくったゴールや指標でなく、
「~したい」という自分発ができるものが必要です。

「会社だからね~  こうしなきゃ」よりも
「私たちのお客様には こんな風に感じてもらいたい だからやりたい」 
という言葉のイメージです。

「~したい」=欲する は、感情が起点です。


■「~たい」からスタートしたい

世の中は私たちが想うよりも沢山の「~べき」があふれています。
そうあらためて感じたのは、一昨年から担当している
山野美容芸術短期大学での授業「感情マネジメント」で
年間の28週を学生達と過ごす経験からです。

「あなたが感じている感情をシェアしてください」という問いに、
授業のスタート時に数名の学生からくる質問が、
「何と答えたら正解ですか?」
「何をいったらいいか分かりません」なのです。 

何を感じるかに正解も不正解もありません。
私が答えをもっている訳でもありません。
それでも、一部の学生達は 答えは先生がもっている、
正解があるはずという思いが排除できなかったと言います。
それまでの教育や家庭・社会環境から、
「~べき」に従うことが訓練されてしまっているのです。
ですが、15週間の授業を一緒に学ぶ中で、彼らはどんどんと
自分の感情や気持ちを表していけるようになっていきます。
自分の感情や気持ちを出すことから何かが始まる、を
授業を通して体感してくれていると信じています。
ですから、「~べき」の視点を「~たい」に転換していくことも
もちろん可能なのです。

私自身が、もっとも「~べき」に囚われていた人間です。
「~たい」から発信できるようになったのは、すっかり大人になってからでした。
感情知性や自発的行動は、年齢を問わず学び鍛えることができるのです。
誰もが、自身の心からの「~たい」を自ら聴き、物事をスタートさせ、
周囲を巻き込んでいくことが可能な、それを互いに楽しめる世界を
つくりたいものです。学生の皆さんには自分の感情からから発信することが
できる、それが一歩に繋がることを一緒に学びたい。
学生だけではないですね。大人でも誰でも、視点を変えることで
学べるし、変れるし、巻き込んでいけるのですから。

もし、私たちが変化が激しく、不確実性が高く、より複雑に、
曖昧性の高い時代(=VUCA)を今年も生きるなら、
「自発的行動」はそれらをぶち破るキーワードの一つになりそうです。

仕事はじめの日から、希望につながるお話を聴くことができ、
今年はますます「~したい」から発信・スタートが楽しみです!

皆様今年も、どうぞどうぞ よろしくお願いいたします! 

 

 

私は地元の鎌倉で、家族と友人とゆったりと賑やかなお正月でした🎍
写真は元旦に逗子マリーナから撮影したものです 
これぞ湘南ブルー!
美しかったです↓




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感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす

浜名湖ワーケーションに行ってきました!

先週後半から
浜名湖ワーケーションに行ってきました!
浜名湖は息子のウィンドサーフィンの試合などで何度か
訪れている場所ですが、「メールチェックだけ」でなく、
今回は、オンラインでも打ち合わせ、リアルで人にあう、
そしてオンラインで登壇するなど、しっかりと仕事も盛り込んで
ワーケーションを楽しもうという意図的なもの。

先月理事を務める IC(インディペンデントコントラクター)協会
で実施したセミナーから刺激を受けてのアクションです

is-plus.j

 

■ICの働き方

私が独立当初から選択している働き方が
IC(インディペンデントコントラクター)です。
ICとは、サラリーマンでも、事業家でもなく、
フリーエージェントである働き方。
“期限付きで専門性の高い仕事”を請け負い、雇用契約ではなく
業務単位の請負契約を“複数の企業”と結んで活動する“独立・
自立した個人(法人)”のこと (協会HPより) 
こちらの資料は、経産省に向けた協会からの
説明資料(中村氏作成)を池照が一部改変しているものです。
一般的にフリーランスと呼ばれる領域の中でも、
 ・高い専門性
 ・法人化した上でBtoB(企業向)が中心
 ・複数のクライアントと同時契約
 ・大型プロジェクトの場合は、人を雇用せずICやフリーランス協業で対応 
などが特徴です。


働く時間、場所、形態を自ら決めていくのがICだとしたら、
このICにとってのワーケーションって何がうまみなのか?
今回のセミナーでは、ワーケーションの理解を深めることと、
ICにとってのワーケーションについて、
山梨大学で教鞭をとられる田中敦教授にお話いただきました。 


■時間も場所も自由な人にとってのワーケーション 

もともと自由度の高い働き方であるICにとって、
ワーケーションをどのように取り入れていけばいいのか?

田中先生には現在の状況や広がりに加え、
IC視点からもお話いただきました。 

企業にとっては、柔軟な働き方の提供、福利厚生の向上、そして
生産性の向上などが導入メリットとしてあげられます。
その一方で課題となっているのは、ワーケーションによって
人が動く中で、人材育成や越境的な協働に対し、
組織マネジメントが難しい点が挙げられています。
組織としては、経営貢献に対するメリットや効果を
定性的に定義するしくみ・しかけづくりが必要です。 

ICがワーケーションを取り入れるメリットは?
私は最大のメリットは「創造性」の高まりだと感じています。

今回浜名湖ワーケーションを意図的に取り入れ、
私は創造性が高まる3つの「変わる」メリットを感じました。

1) 景色/音が変わる
   普段と違う場所で最も効果があるのが景色の違いでしょう。
   朝、昼、晩と目に入る自然の色や質感/聞こえてくる音が普段と
   違うことかが、そのまま刺激になります。
   普段と違うからこそ五感を活かすことにつながります。
   浜名湖の朝日が印象的で無音、しばらくだまって見入ってしまいました。 
   

2) ルーティーンが変わる
   ICは働き方や自分のスイッチの入れ方にこだわりを持っている
   人が多くいます。このルーティーンをあえて崩すことができる
   のも、ワーケーションの果報です。朝日があがる時間に温泉に入る、
   いつもと違う時間にコーヒーを飲むなど、「いつもの」を崩す
   ことが、新しい時間の使い方や新しい手順への挑戦・気づき
   につながります。朝のお風呂(温泉)、ウィークリーで入れる
   ことでよい振り返り時間になるなぁ、なんて気づいたりです。

 

3) 会う人が変わる
   ICにとって、「人と会うこと」は大切な活動継続の起点です。
   オンラインでも活動は継続しますが、これはすでに出会っている人との
   関係性を強化することに貢献します。ゼロから関係をつくるのには、
   「出会い」は爆発的なパワーがあり、オンラインの比ではないと感じています。
   普段会う人が限定されてしまいがちになる人ほど、または自宅などで
   活動ができてしまう人ほど、ワーケーションと称して夜中まで語り合える、
   互いを知れることは、新しいきっかけや価値づくりとなります。
   今回私自身も、普段会えない方とじっくり話をする機会をいただきました。
   心がわくわくする出会いにつながったこと、これが一番の価値です。 


■やっぱり、創造性は3倍(以上)高まる!

IC創造性・柔軟性の高く、自らが意思決定する働き方である一方、
自己育成や人材育成、働き方が一定化してしまうことが課題とされています。
上司や指示する「上」という存在がいない中、自らで定期的に変化をつくり、
機会につくり、それによって自らを変えていく(磨く)ワーケーションは、
私達IC、そして自ら意思決定して仕事を進める方々にとって、
自己育成、働きかたの見直しにつながる!
今回は、あらためてそう感じたワーケーション体験でした。
そしてこれらは、ICだけに限らず、働きかたや働きがいを自ら描く
方々に必要な視点でしょう。 

「創造性」とは、新しい価値をつくること です。
田中教授のお話と今回の自らの体験から、
自ら気づいた「新しい価値」を発信し続けること、
誰かと共有することが、また新たな価値になると確信しました。

「何が自分の創造性を高めるのか」、
自由であるICこそが、常にこの問いをテーマにしていくこと
さらなる創造性を高めていきます。

実は今回、このセミナー企画を始めた際、
「創造性を3倍高めるワーケーション~」が当初案でした。
「”3倍”は盛りすぎじゃないか・・・」というフィードバックもあり、
今回の題名「創造性を高めるワーケーション」になったのです。

ですがね、やっぱり”3倍”ありました!
景色、ルーティーン、出会い この3点の視点で私自身の創造性は
3倍高まった(当社比)のです! 

そろそろ来年の働き方を模索・描く方々が増える時期、
「私の創造性を○○倍高める意図的ワーケーション」の導入、
お勧めします! 

写真は今年春に行った沖縄県小浜島でのワーケーションの
一枚です。新たな価値につながった越境ワーケーションでした!


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■お陰様で『感情マネジメント』発売から1.5年!
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著書のご紹介:感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす | 人材の育成・開発・EQ・コンサルティング・人事に強い株式会社アイズプラス

感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす

 



 



 

 

1on1のパワー  

先日、Diversity&Inclusion施策でご一緒した
マクドナルド社の社内勉強会「寺子屋マック」で、
「個を活かすダイバーシティ」をテーマに講演させていただきました。


■タニモヤのモヤモヤからご縁がつながる

昨年、マクドナルド社では200名を超える管理職層の方向けに、
D&Iワークショップ:タニモヤを数ケ月に渡って担当
させていただきました。

アンケートの結果では、
 満足度 89% 
 有益度 93% というとてもポジティブなフィードバックを
いただき、その後も何度かD&Iに関する施策をご一緒しています。

記事でもご紹介しています
 【インタビュー前編】日本マクドナルドのOpen Doorな挑戦 〜現場のモヤモヤは「タニモヤ」で解決する〜

【インタビュー後編】日本マクドナルドのOpen Doorな挑戦 〜現場のモヤモヤは「タニモヤ」で解決する〜 | 人材の育成・開発・EQ・コンサルティング・人事に強い株式会社アイズプラス


多くの方の参加いただいた「タニモヤ」は
それぞれの「モヤモヤ」を共有し、誰かの課題を徹底的に
解決していく、または解決策を提示するワークショップです。
マクドナルド社はじめ、多くの企業で主に管理職を対象に実施しています。
ここで出されるモヤモヤの多くはイコール現場の課題ですが、
その多くが「関係性」に関わるものなのです。

■モヤモヤの中身

上司と部下、リーダーとチーム、そしてメンバー同士など、
それぞれの関係性について、多くの方が「モヤモヤ」を抱えています。

昨年のワークでも出されたテーマで、
毎回解決策として提案・アドバイスがあったのが「1on1」でした。
1on1自体は導入している組織は多くありますが、
ねらい通りに機能しているところはまだまだ少ないのではないでしょうか。

おそらく、多くの管理職の皆さんは、
1on1という形には同意しながら実施しているものの、
成果を感じている人はかなり少ないように感じます。

私たちアイズプラスでは、EQをベースとした1on1をご紹介していますが、
まだマクドナルドの皆さんには展開しておらず。
今回の勉強会では、このテーマでお届けすることにしました。 

■2,185の感情と向き合いSmileをつくる1on1 

私が人事の世界に入った30年近く前、
ビジネスの世界には1on1なんて言葉はありませんでした。
上司と部下は、面談をするものであり、テーマは
・業務上の評価の伝達、
・業務上の情報の伝達、
・業務の進捗確認と指示だし  でした。

現在、私たちが様々な組織で実施している1on1は、
これら以前のものとは目的も、進め方も、心構えも、そして
扱うテーマも異なります。ですが、残念ながら多くの組織では
以前の面談=1on1 として進められてしまっています。
これが、モヤモヤの原因になっているのです。 

もし、1on1を成果につなげるなら、
目的や方法ややり方、そしてテーマなど、あらためて
伝えていく必要があるのです。

私はここに EQ(感情知性)を取り入れることを提案しています。
私達だれもがもつ感情をベースに、
自分の感情の在り方と影響力を知り、
相手の感情と状況を踏まえて、
テーマの決め方もあらためて見直す方法です。
感情に着目するということは、その多様さを知り、
違いを活かすことにつながります。
人はそれぞれ、同じ仕事やテーマに取り組んでいても感じ方が違います、
違いを知ることは、互いをより深く知り、理解することにつながります。
感情に着目することで、互いの「異」を認め、知ることにつながり、
相手への興味関心にもつながりますよね。

感情ベースに進める1on1の最大の特徴は、
相手が1on1の場を出ていくときに、どんな感情になるかを
デザインする「共感性」に着目することです。
共感性に着目した1on1は、皆さんのフィードバックからも
笑顔=smile が増えたという報告をいただいています。
1on1は、量と質を科学しながら進めることで、
笑顔をつくることができているのです。

今年鎌倉市役所の管理職向けに実施した「1on1ミーテイング研修」
でも紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください
→ 

i

終了後、沢山のポジティブなコメントをいただきました。

その中でも最も嬉しかったコメントは、
>前回のタニモヤのワークショップでメンバーになった方と、
 交流が続いています。社内とはいえまったくジャンル違いの方との
 関係ができたことはたいへん有益だと思っています。
 今回は1on1のヒントを沢山いただき、とても有意義な時間でした!
 ありがとうございました!

 

昨年の取り組みが社内で継続されている!私の方が嬉しくなりました!
マクドナルドの皆さん、ありがとうございました!

そろそろグラコロの季節ですね。
寒くなると食べたくなるグラコロバーガー、
寒い日に、食べにいきたいと思います🍔

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■12/17(土)社会人基礎力協議会さま
 リカレント委員会&勉強会に登壇します 
  
 『社会人基礎力としてのEQのいかし方』
 参加無料です どなたでもご参加いただけます

 詳細&お申し込みはこちらから→ 

biz100.org

  


■お陰様で『感情マネジメント』発売から1.5年!
 この度Audioble(オーディオブック)も発売となりました!

感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす



 



 



自信をつけたい時は 

「感情マネジメント」をテーマとした
学生向けの短大の授業が進む中、
学生からの質問で「自信をつけたい時はどうしたらいいか?」
がありました。この質問、よくいただくものなので、
私なりの回答をまとめておきます。

 

■自信って何?

いつも通り辞書で調べてみました。
自信とは、「自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心」

つまり、自信はあくまで主観=自分の見方・自分の考え であり、
他人の見方や考えではありません。
他人からは影響を受けるだけなのです。

■「自分を信頼する心」をつくる

とはいえ、他人からの影響を受けないようにする、のは
難しいことです。実際、私自身も自分に自信があるか?
と言われたら、自信満々ではありません。
ただ、自分を信頼することは、以下のようなことを
習慣化することで少しずつできるようになってきたと感じています。
私なりの4つの習慣、ご紹介します。

□ 感謝する
 今ある状況、目の前にいる人、対話できる相手や環境に感謝します
□ 認める
 自分の気持ち、相手の気持ちを疑うことなく認めます
□ 集中する
 目の前のこと/ひとに集中し、集中している自分を感じとります
□ 応援する
 自分に対しての信頼がなかなか生まれない場合、
 私は頑張っている誰かを全力で応援します。誰かを応援する自分を信じます

これらを、「自分」を主語にして習慣化します。
相手から感謝される、認められる、集中して対応される、
応援さされるではなく、あくまで「自分から」の姿勢で臨みます。
何故なら、自信はあくまで自分の主観だからです。

これらを意識して習慣化することで、
「自信のない自分」から視点をずらし、
少しずつ客観的に自分をみつめることにつながります。

■あおいくき

これとは別に、私は自分自身が日々大切にしていることがあります。
自分が不安な時、
イライラ・モヤモヤが募った時、
自信がない時など、
自分の日々の指針にしていることです 

せらず
こらず(からず)
らべず
げんよく 


私は気づいたことや忘れたくないことをメモする習慣がありますが、
「あおいくき」は毎日のように書き出すようにしています。
夜寝る前に「あおきくき」でできたことを思い返すだけで、
私自身は自分を大切に思えることができます。
自分を信頼するとは、私は自分を大切にすることですから。

自分がありたいなと思う姿を毎日ノートに書き出す、
そう願い行動しただけでも、
自分を大切にして信頼することにつながります。

どうしたら自分を大切に思えるか?
皆さんも、考えてみてはいかがでしょうか? 

 

isplus1.hatenablog.com

 

 



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 リカレント委員会&勉強会に登壇します 
  
 『社会人基礎力としてのEQのいかし方』
 参加無料です どなたでもご参加いただけます

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キャリアデザインに活かすEQ  

私たちが運営するEQオウンドメディアにて、 
EQ+LAB.にて今年8月に実施したEQxキャリアデザインセミナー
に参加したアイズプラスのインターン生 松尾理央さんのレポート
をアップしました。

is-pluseq.com

 

■ジグザグなキャリア

このセミナーはアイズプラスのビジネスパートナーでもある
XTalent代表の上原さんにご登壇いただき、「私らしいキャリアデザイン」に
ついてお話いただき、彼のお話からキャリアデザインに活かせるEQ素養について
について私から解説を加えるセミナーです。参加者の多くは事前にEQアセスメント
を受検しているため、自分自身の検査結果を参考にしながら
テーマに向けて活かしていくことができます。
 
XTalentはコロナ前の立ち上げから"フェアな労働市場をつくる”をコンセプトに
活動するプロフェッショナルチームです。上原さんとはXTalent社立ち上げ直後
に知り合い、互いに
 ・時間よりも、成果によって評価される労働市場をつくりたい
 ・会社主導よりも、自分自身のキャリアパスを進みたい
 ・仕事との関わりを長期的に捉えたい などなど、
様々な視点が合致し、多様なキャリアを支援することで連携しています。


上原さんご自身が子育てをしながら自らキャリアを転換し
常に新たな役割に挑戦していること、
私自身も子育てをしながらのキャリア転換(正規、非正規、大学院、起業・・)
をしながら新たな活動を続けること、
どちらも教科書に載らない自分独自のもの、
このセミナーで上原さんが語ってくださった「ジグザグなキャリア」
なのです。

キャリアは一人ひとり目指す姿に違いがあり、違いあることが当たり前、
私たちは今、誰もがそれぞれの「ジグザグなキャリア」を認識することが
大切と、感じているはずです。



■計画された偶発性になってる!

アイズプラスでは、インターン生を正式募集はしていません。
「希望する学生がいる場合、個別に対応します」としています。
ですが、継続的にインターン生が活動に関わっているのは、
自ら興味を持ち、自ら調べ、自ら動く学生が毎年いる
ということです。

今年インターンで活動を共にする松尾さんは、経営学部の授業で知った
EQ(感情知性)に興味をもち、自ら教授に働きかけて情報を得て、
アイズプラスのインターンに応募しています。

EQへの好奇心をもち、【好奇心】
自ら調査を続け、【持続性】
多様な人に意見や視点を求め、【柔軟性】
ポジティブに勇気をもって捉え、【楽観性】
結果が分からなくても、行動してみた結果、【冒険心】
アイズプラスのインターンは活動を続けています。

興味をもったことに対しとにかく動く、
意識した訳ではなくても、まさに「計画された偶発性」の発揮です。
学校の枠を超え、誰も知らないような小さな会社に
インターン先を求めた彼らの「行動」を心から尊敬しています。

2005年の大学院時代、「多様なキャリア」を研究テーマにしていた私は、
クランボルツ氏が来日した際の講演会に参加する機会がありました。
直接話を聞けたことは、今となっては誇りで宝です。
いたずらっ子のようなお茶目な笑顔でキャリア理論の話を進められた
氏が語っていたのは、
「仕事でもプライベートでも、とにかく興味をもったら動いてみる、
続けてみる、何かいい方に動けば嬉しいことだよね」と。

大学院修了後にEQの学びを本格的に始めた私は、
「計画された偶発性理論」で紹介される5要素が、EQの視点からも
開発が可能なことに気づき、現在はこれをプログラム化して
企業向け研修やプログラムなどで伝えています。
プログラムでは毎回このパートをお伝えする度に、
表情が明るくなる参加者の変化を感じとっています。

 

16年前よりさらに先の見えにくい世界になった今、
自らの正解を模索し続けるクランボルツ先生のお茶目な戦略は、
あの頃よりずっとずっと求められている気がしています。



EQxキャリアセミナーではEQI検査項目に結びつけた
開発について解説し、参考にしていただいています ご参考まで→



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