日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

未来を創造する人材育成@京都大学プログラム 

今年も、
京都大学メディカルイノベーション大学院プログラム
【実践型】未来を創造する人材育成講座@京都大学 
に登壇しました。

 

他素晴らしい先生方とともに創り上げる協働講座で、
私は例年に引き続き 「EQxリーダーシップ」を担当しております。

 

■自分の中のぶれない軸=True Northを見出す

この講座は、
自信をもって予測不能な時代を生き抜くために、
「自分の中のぶれない軸」を見つけて、
自分の価値観・信念に根差した
「True Nortch=北極星」を見つけて、
社会をリードする人材を目指す講座です。 

「ぶれない軸」をもって進みたい気持ちはあれど、
多くの人が将来への漠然とした不安や恐れを抱いています。
この講座では、自身の不安や恐れといった自分の中の感情を見つめ、
自他に影響力を発揮してリーダーシップを発揮することを
目指した EQxリーダーシップを考え、発する時間を設けています。

大きなテーマにある「TrueNorth」は、
ビルジョージ氏の『True North リーダー達の羅針盤
という書籍から来ています。
リーダーシップを学ぶには多くのアプローチが
がありますが、私自身もとても刺激を受け、心が動いた一冊。
この本の中では、EQはリーダーにとって重要な要素であり、特に
自分の脆さや弱さといった隠れた部分を受け入れ、自分を思いやることの
大切さを示しています。自分のこうした影の部分に向き合うことが、
自分の中で好きでない部分も受け入れ、それは周囲の方々の弱さや脆さに
向きあい、受入れ、対応することに繋がっていきます。

不安や恐れ、葛藤に蓋をせず、自分と向き合うこと、その時間が
「ぶれない軸」をもつリーダーシップに向かう一歩になるのです。

 

■熱量を感じることで気づけたこと

イノベーション」を冠につけたプログラムらしく、
プログラムをリードされるファンリーシュのメンバー、そして
京都大学の先生方は、毎回プログラムのコンセプトや運用を
アップデートされています。

3回目となるこの講座では、医学部領域に限らず、多様な人材を受け入れる
講座にアップデートされ、これにより受講する皆さんの属性が広がりました。
医学部生だけでなく法律や国際関係を学ぶ学部生、
学内でカウンセラーを束ねるリーダー、
看護学/看護師の教育を担当される組織長の方、
そして、現役の医師であり研究者の方、、、と参加者の属性は
より多様になり、だからこそ互いの「違い」を見出すセッションでした。
EQに関しては皆さん興味関心レベルが高く、言葉としては知りながらも
自身の感情に焦点を当てることは初めてという方が多数。
それぞれがまず自分と向き合い、感情の言語化を進めていた様子が
印象的でした。

セッションが終わりに近づくと、学部生の方の一人が「聴きたい!」を
表情に出して熱量もって顔を上げてくださいました。
質問してくださったのは「感情に焦点を当てることの大事さが理解できました。
仲間とともにEQに気づき、継続的にしていくにはどうしたら?」というHowの部分。
ムードメーターの導入事例などをご紹介すると、笑顔でと「やってみます!」
と答えてくださいました。

昨年まではオンラインだったので気づけなかったのが「熱量」かもしれません。
今年は現地で、顔を見ながら、熱量を感じながら皆さんとご一緒できたことで、

私も沢山のサインに気づき対話が可能になりました。
自分を突き動かす「軸」を見出し、周囲を巻き込みリーダーシップを発揮する
一歩に、今回のEQが少しでもプラスに働いていれば嬉しい限りです。

皆さんに積極的にご参加いただき、あらためまして心から感謝しています♪

プログラムのプロデュースをリードするファンリーシュの志水先生、
そしてオンラインでつながっているシステムコーチングを担当された戸村先生と一緒にパチリ📷

ありがとうございましたー!




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あいにくの雨模様の京都でしたが、八坂神社に立ち寄りました。
美容の神様でもあるようですが、ご利益は「努力次第」とか・・・😃