先日、トヨタ自動車株式会社のリーダー対象のインフォーマル団体
「幹の会」で拙著『感情マネジメント』をテーマに講演させていただきました。
平日の夕方にも関わらず200名を超える方々にご参加いただき、
活発なチャット入力やご質問でちっともボッチ感のない講演は、
とても楽しく、時間があっという間でした!
今日は当日お答えができなかった質問と皆さんからのメッセージをご紹介します。
■EQを学ぶのはマネージャーかメンバーか?
Q: 1on1などをToDoからTobeへ変えていくというところはやってみたいと
思いますが、マネージャーだけでなく、メンバーもEQを学ぶべきかと思います。
学ぶべきこともマネージャー向けとメンバー向けというように区別はありますか?
A:
ToDoからToBeへについては、ちょうど先日ブログでも紹介して
おりました⇒
EQは自分の感情を知り・活かし、適切に周囲を巻き込んで成果をつくる力です。
マネージャーの方々のみを対象にしているものではありませんので、
メンバーの方々もEQを知り学んでいただくことが組織での広がりには
とても有効です。実際に、アイズプラスのこれまでの実績でも、
マネージャーのみだけでなくメンバーも同時にEQをベースとした
ワークショップや研修を導入した企業は、人材育成スキルの習得だけに
とどまらず組織風土を変え 成果を出しています。
マネージャーの方とメンバーの方で学びに違いがあるとしたら、
「影響の範囲」です。マネージャーの方々は、自分自身の感情認知と
行動変容からいかにメンバーを巻き込むことが成果達成に直接つながります。
EQは、ありたい姿や関係性を描き、(目的)
自分を知り、自分をマネジメントする(自己)
相手を知り、適切に働きかける(相手・周囲)
を全体として学びますが、マネージャーの方々とメンバーの方々では
巻き込む相手と影響力を発揮して働きかける範囲に仕事上の違いがありますね。
この違いをベースにそれぞれが向き合う課題をケーススタディなどで学び、
共有することをワークショップなどではお伝えしています。
そして何より、
EQを知る効能は「自分自身の感情を、自分自身が描くありたい姿
に向けて活かせること」です。感情をい~感じで取り入れることで、
私自身は心が穏やかな状態で仕事に向かうことができ、
人生の質が向上していますから。
■皆さんからのメッセージ
ご参加いただいたからのアンケートのコメントも共有いただきました。
抜粋にてご紹介させていただきます。
- イケテルさん 熱弁ありがとうございました!感情をコントロールするのは難しいですが、先ず自分感情を認識するところから始めていきます
- To doではなく、to beをスケジューリングするという視点は大変興味深く早速今日の会議でも意識してもらいました
- リモートの状況であるからこそ、感情を伝えることで心の通ったコミュニケーションができると感じました。
- 貴重なお話ありがとうございました。今回教えて頂いた手法やツールは直ぐに取り入れたいと感じています。特に1on1のシートを早速次回から使います。
- 今回のお話で「EQ」への理解が深まりましたし、元気を頂きました。
- わかりやすく、受講者を巻き込んだ講義に感動しました。
- まさに現在、多岐に渡るメンバーとEQの重要性を非常に感じている中だったので、沢山の学びを得ることが出来ました。ありがとうございました。
その他も、本当に嬉しいコメントが続き、お陰で元気倍増しております!
トヨタ自動車の皆様、本当にありがとうございました!
オンライン上の皆さんからのリアクションボタンはまるで花火みたいでした!
感謝―感伝―感動です✨
他にも頂戴しているご質問に関しては、後日ブログやTwitterで
つぶやかせていただきます♪
Twitter⇒
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