日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

ToDoからToBeへ 

「共感力を高める」は、現在複数企業で進めている
EQxLeadershipワークショップでは、常にトップに上がるテーマです。

ほとんどの企業では、受講生がEQI(行動特性検査)を受け、自身の行動傾向を
自己認識を進めながらワークショップに入ります。

「共感」は、
自己評価では高いと感じているにも関わらず、
EQIの検査結果などではスコア低めにでて(=行動が現われていない)
ショックを受ける人が多いのも事実です。
私もその一人ですから。
自分では相手への共感をもって話を聞いてるし、
話をしているし、、、と思いながら、
なんで共感力低いんだろうって思いますよね。

共感力を高めるには一朝一夕に行かないことも理解しつつですが、
私が提唱している事の一つが”ToDoからToBeにミーティングの
デザインを変える”です。

ミーティングや面談をする際、
ついやりがちなのはToDoリストのチェックをしていくこと、
仕事を先に進める、つまり進捗確認をする方は多くいらっしゃると思います。

これを、ToBeに変えます。

ToBe=この部屋を出ていく時に、相手にどんな気持ちをもってもらいたいか?
   この後、相手にはどんな気持ちで仕事に向かってほしいか?
言語化し伝えます。 

ToDo(やることリスト)はすでに他の方法(メールやチャット)で
確認できるケースがほとんどです。
会う価値、眼と眼を合わせられる価値を最大限に活かして、
あなたの気持ちや感情を共にする機会ToBeにしていくというものです。
ミーティングは気持ちをデザインする場です。そして、
共感は情報をともにすることではなく、感情を共にすることですから。

「最初は難しかったけど、意識を転換するようになってから少しずつ
かける言葉が違ってきた。ミーティング終わりに部下が笑顔になるようなった。」
そんなフィードバックを上司の方からもいただいてます。
私自身も、これを意識するようになってから、仕事関係だけでなく
プライベートの関係も自分が納得するものになることが増えたと感じています。

いや、まだまだですけどね。

これを読んだ方が、少しでも「今日からちょっと意識してみよう」って
思っていただいたら嬉しいです。応援しています♪ 

ミーテイングは「気持ちをデザインする場」は、
拙著『感情マネジメント』にも書いています↓