日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

200人でDivesity浸透 

Diversity浸透を目指した某企業の全社Diversityセッションのファシリテーターを担当させていただきました。全社対象は1000人以上、東京だけで200名を中心に日本各所の拠点数か所をWebでつなぐ該当企業初の一大イベントです。

私は、この中で最大参加者数の東京本社を担当し、私の仲間であるファシリテーター軍団は全国の拠点各所に散らばります。今回、私達ファシリテーター軍団が担当したのは、Diversityを通した「気づき」を認識し、グループディスカッションから各グループで定義や議論の結果をまとめていただくセッションとワークでした。

「気づき」に関しては、働く上で、および職場に関しての複数の問いを投げかけ、その事象に対して自分がどう感じるかを素直に表明していただくワークを実施しました。これがなかなか面白い結果となり、その後の議論の起爆剤となりました。
いくつかの「問い」を紹介しましょう。

1)自分より年下の女性上司 
2)土日、深夜にもメールを出す上司 
3)日本語がまだ上手ではない外国人同僚 ・・・

これらの問いに対し、あくまで自分自身はOKか、Noか、もしくはグレイか、を参加者全員の方が意思表示をしていきます。そして、各拠点それぞれで一番バラつきが多かった(=多様な視点が存在する)問いのトップ5を見いだしていきます。

ちなみに、私が担当していた東京本社の一例では、

2)の土日・深夜にメールを出す上司 

がバラつきのあったトップ5に入っていました。

皆さんご自身、皆さんの職場ではいかがでしょうか?


その後実施されたワールドカフェ方式のテーブルディスカッションでは、

「互いをもう1歩ずつ知ることが必要」
「自分の価値をいったんうたがえ!」等の気づきが発表されました。

この企業のトップマネジメントは外国人社長の方で、自らも「違い」に気付き、会場の様々な気づきを肯定的に受け止め、成果を出しつつも互いを認め合う風土づくりへの宣言が力強く発表されていらっしゃいました。

 

大規模イベントの終了時には、事務局の方々も、我々ファシリテーターも大きな達成感!今後は、この気づきを、成長を加速させる風土づくりにいかすことを誓いました!

一度は皆で集まって同じテーマで各自の視点をぶつけ合う、そして話合う、こんな機会を頻繁につくることは難しいかもしれません。が、一度に集まって同じ方向を見る意味が多いにありそうです。

Divesityを加速させたい組織には、ぜひおススメのセッションです♪

 

2016年 春 目黒川の桜です🌸

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