今日の気分は「驚いている!」
Energy10 Feeling6
「驚きは知恵の始まりである。」
― アリストテレス
この言葉、深いですよね。
人は驚くことで「なぜ?」「どうして?」と考え始め、
そこから学びや発見が生まれます。
驚きは、好奇心のスイッチでもあるのです。
そんな「驚いている」(Surprised)
に注目します
驚きって、なんだろう?
「驚く」とは、予想外の出来事や情報に出くわしたときに生じる心の反応です。
英語では Surprised。語源はラテン語の superprehendere、
「不意につかまえる」という意味があります。
まさに、心が何かに“とらえられる”瞬間です。
この感情は、いい意味でも悪い意味でも使われますよね。
「えっ、プレゼント?嬉しい!」という嬉しい驚きもあれば、
「まさか、事故が…」というショックに近い驚きもあります。
どんな場面で湧いてくる?
「驚き」は私たちの生活のあちこちに隠れています。
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家族からのサプライズプレゼント
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急に降ってきた春の雹(ひょう)
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子どもが初めて「ありがとう」と言ってくれた瞬間
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自分の会社が買収されたことをニュースで知った時
驚きは、「思いがけなさ」に強く反応する感情です。
そして興味深いのは、その後に来る感情が状況によって変わるということ
プルチックの感情の輪と「驚き」
心理学者ロバート・プルチックが提唱した「感情の輪」では、
驚き(Surprise)は基本感情のひとつに位置づけられています。
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驚き + 喜び → 好奇心(Curiosity)
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驚き + 恐れ → 混乱(Confusion)
つまり、驚きは他の感情の“起点”になる感情なのです。
だからこそ、「驚いたあとにどう感じたか?」がとても重要です。
「驚き」を味方につけるヒント
感情は、使い方次第で人生を豊かにします。驚きも例外ではありません。
- オープンマインドで構える
「驚き=予想外」を歓迎する心持ちでいると、柔軟で前向きな発想が生まれます。 - 驚きを記録する
日記やメモに「今日驚いたこと」を書き出してみましょう。自分の感性や思考のクセが見えてきます。 - シェアする
驚いたことを誰かに話すと、そこから会話や気づきが生まれ、驚きが新たな気づきや価値につながることもあります。
アイズプラスのワークショップでは、
「最近もっとも驚いたこと」をシェアしてもらいます。
人それぞれに「驚き」の視点が違い、丁寧に深ぼっていくことが
新たなイノベーションにつながることもあります。
「驚き」は、ただのリアクションではありません。
それは、私たちの感情と知性を繋ぐイノベーションの起点になります。
そしてなにより、「生きている感覚」を呼び起こしてくれる、大切な感情です。
今日の私の驚きは、今日は3月31日!
そういえば今月をもって弊社が創業19年目に突入していたーーー!
ということです。時の流れの速さに、驚いています。
驚きを、来週にはブログで感謝に変えてお伝えしたいと思います!
「驚きは知恵の始まり」
19年目も、知恵を絞って毎日1ミニでも進化していきたいと思います!