日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

会社人を社会人に【キャリア教育NPO参加のWhy】

アイズプラスを起業したとほぼ同じころに
NPO法人キーパーソン21に参画し、その後しばらく
して理事に就任しました。
クライアントからもよく質問いただく「結構忙しい
はずなのに、なぜこのNPOの理事まで?」のご質問、
講演などでも時々お話をさせていただいておりますが、
あらためて私の経験に基づいてのお話させていただければと。


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■1つ目は、採用の仕事で出会った社会に貢献する
会社人達との出会いです。

20歳台のころの1990年代(もう20年も前!)、
米国の食品会社Marsの日本法人で採用を
担当していた私は、仕事を通して多くの企業人の方々と
お会いしています。ポジションによっては日本人も
外国人(主に欧米の方)も同じように面接をします。
日本人の候補者と欧米人の候補者に多くお会いして
気づいた異なる点の一つが「会社以外の活動」に対する
取り組みです。

”会社の活動のほかに、子供の野球チームのコーチやPTAの
役員をています。子供たちの成長を支援することが自分の
仕事にもとっても役立っている気がして。
何より、毎週楽しみなんです。”
”コミュニティの中でホームレスの団体との交渉窓口役を
手伝っています。もちろんボランティアだけど、社会の
課題解決は自分にとってもいい勉強になっている” 
と答えるのはその当時欧米人の候補者だけでした。

「会社の仕事のほかに何かしている活動はありますか?」
という同じ質問に対して、日本人の候補者の方々はその
多くが ”いえいえ、PTAとかそうゆうのはちゃんと家内
に任せていますから”、
”いえ、会社の仕事に集中していますから、忙しいですし”
というそもそもこの質問に対する怪訝な顔が多かったかも
しれません。

もちろん、ポジションの仕事を実施していだくことに対し、
会社外の活動はMUSTではありません。ただ、欧米の候補者
の方々の社外活動との関わりの話を聞き、私は単純に
「カッコいい!」と感じたんです。

そして同時に、おそらく日本にも、「会社以外の活動を
する人がより幅広い視点や高い視座をもっていることに
気づく。そんな人がますます求められるはず」という
確信がありました。

自分自身のことを想えば、
学校を卒業して会社員になった時、家族から「これで貴方も
社会人ね」なんて言ってもらえたことを今でも覚えています。
私にとっては憧れの会社員になってがむしゃらに
その後数年を上司・仲間、そして仕事恵まれて過ごした時、
ふと気づいたことは、

”「会社」に少しばかり貢献しているかもしれないけど、
私って「社会」には貢献していない。今の自分は
「会社人であって社会人でない」、でした。

そこに、欧米の方々の社会に目を向けた生き方を見たとき、
本当に単純ですが、「かっこいい!」と。

その頃から、
”どうしたら社会にも貢献できる「社会人」に自分も近づけるか”
が私のテーマになりました。

仕事の話はもちろんでしたが、社外の活動から学んでいる欧米
の候補者との話で盛り上がり、予定時間を大幅に超えて話こんだり
したこともあったりしました(笑)

こんな想いをもちながら出会えたのが当時すでに素晴らしい
キャリア教育コンテンツをもっていたキーパーソン21でした。
代表の朝山さんからこの団体の活動を話を聴き、学校現場でプログラム
見た瞬間、私が一番に感じたのは現場の子供たちの変化を感じとった
時に見せる関わる大人の変化でした。
プログラムは子供たちの可能性を広げるために作られていますが、
実は そこに関わる大人にこそ気づきの多いプログラムではないか、
と。そして、自分自身もまず関わらせてもらおうと仲間に入れて
もらいました。

実際に、今では多くの会社人の方々にご参画いただき、皆さん
会社外の活動の場で多様な方々と協働することに意味・意義を
感じて活動されていらっしゃいます。

ある方は、自分の視点を広げたい、
ある方は、様々な方々との協働が楽しい、
ある方は、これがビジネスの現場でもいかせる!、
そしてある方は、次世代を担う子供たちに何かできないかと、
いろんな参加動機がありますが、子供たちに向けた活動を
通して、我々大人がより可能性を広げていることは確かです。

そして何より、活動している大人の方々の表情!
これが活動しながらみるみるポジティブに変わっていく姿を
私はみています。

”会社員を社会人に” 現在私は、この言葉をスローガンに
より多くの課題意識と意思のある大人が社会に関わる一つとして
NPO等の社外活動に関わることを支援しています。
たとえ関わる時間は少なくても、一年にたった1日でも数時間でも
良いと思います。

私も含め、私たち大人が少しでも次の社会や次世代を担う
子供たちに想いをめぐらせて行動をすること、これが社会と自分
自身をつくるひとつになると本気で確信しています。


キーパーソン21
www.keyperson21.org