今年も某大手企業のEQxリーダーシップワークショップが
進んでいます。毎回チェックインで実施するMoodMeterですが、
先日は参加された部長さんから、
「とても楽しみにしていたワークショップ、エネルギーも
フィーリングも10=有頂天です!!!」と。
今日は主観レベルでEnergyもFeelingも最高点にあたる
Ecstacy = 有頂天!です✨
“Find ecstasy in life; the mere sense of living is joy enough.”
― Emily Dickinson
訳:「人生に有頂天を見いだせ。
生きているというただその感覚だけで十分な喜びである。」
「有頂天」とは、「非常に喜んで夢中になっている状態」や、
「嬉しさのあまり我を忘れるような極度の高揚感」を意味します。
英語では "Ecstatic" と訳され、これはギリシャ語の ekstasis(外に立つ)
が語源。つまり「自分の中から気持ちが飛び出すほどの喜び」
というニュアンスを持っています。
どのような状況でこの感情が湧くか?
有頂天になる場面は、まさに人生のハイライトとも言える瞬間です。
例えば:
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長年の努力が実を結び、大きな成功を収めたとき
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愛する人からのプロポーズを受けた瞬間
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宝くじに当選したとき
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コンサートで憧れのアーティストと目が合った瞬間
いずれも、喜びや興奮がピークに達し、自分の感情が
コントロールできないほどの幸福感に包まれる体験と結びつきます。
プルチックの感情の輪との関係
プルチックの「感情の輪(Wheel of Emotions)」において、
Ecstaticは「喜び(Joy)」の最も強いレベルに位置します。
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喜び(Joy)
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喜ぶ(Serenity)
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楽しい(Joy)
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有頂天(Ecstasy)
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このように、有頂天はポジティブ感情の中でも最高強度にあり、
人生の“ピーク・エモーション”とも言える感情です。
有頂天を人生に活かすヒント
有頂天は、意図的に生み出せる感情ではありません。
しかし、この感情が湧いたときにしっかり味わうことが、
自己肯定感やモチベーションの源になります。
ヒント:
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感謝を言葉にする:喜びの瞬間を周囲と分かち合うことで、
記憶がより強く残り、関係性が向上します。 -
ジャーナリング(記録)する:何に感動し、何が自分を有頂天に
させたのかを記録すると、自己理解が深まります。 -
「有頂天マップ」をつくる:人生で最高に嬉しかった瞬間を
可視化することで、今後のありたい姿や目標が明確になります。
おわりに
先週、推しのライブに行ってきました。
それはまさに「有頂天」な時間、もう73歳にもなるアーティストから
感じる力強さと会場の一体感づくりにとってもポジティブな影響をうけました!
有頂天(Ecstatic)は、人生で何度も訪れるものではないかもしれません。
ですが、その一瞬が人を突き動かし、次の挑戦へのエネルギーとなります。
もしあなたがこの感情を今、またはこれから体験するとしたら、
それはとても幸運なことです。
どうかその瞬間を、心の奥深くまで味わってください。
最近、「有頂天」になったのはどんなことですか?
ぜひ大切な人に話してみましょう。
