日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

明るく振舞うことだけが「楽観性」じゃない話 

Optimism=「楽観性」とは、
明るく振舞ったり、笑顔をつくったり(Positive)
ということではなく目の前のチャレンジに立ち向かうこと、
解決に向けた選択枠を模索し小さな一歩をみつけていくこと。

弊社のビジネスパートナーでもある
シックスセカンズ社(米国)のCEO
Joshuaの動画からです。

そういえば、英語のOptimisumってもともと
Option(選択枠)という言葉が入っています。

At a recent Climate One event, Joshua Freedman, CEO of Six Seconds, explained how optimism is more than positivity - it's having faith in our ability to confront
https://www.facebook.com/watch/?v=167759187472747


楽観性と似た言葉に楽天的があります。
日→英の辞書を引くと、この二つのことばは
どちらもOptimisumとして紹介されますが、
本来は捉え方に違いがあり、なんだかこれが
誤解や違う感覚を得る起点になってしまうかと。

楽観性は、「物事の見通しを明るくとらえる様」であり、
そのような視点と思考と行動を訓練していけるスキル、
まさにEQ(感情知性)として開発可能なこと。
そういえば、楽観的に「楽しく観る」ですよね。
まず心がワクワクするか、それも一つの視点になりそうです。

一方、
楽天的は、「くよくよしないで明るい、のんきな様」で、
どちらかと言えば資質や性格や習慣に基づくものです。
楽天的な人という表現は、いつも物事を明るく観る人
というその人に対する見方となりますから。

私の捉えでは、
楽観性はTalented(自分の意思で磨き、開発していける)、
楽天的はGifted(神様から与えられた素養であり、生まれながらの強み)
と捉えています。
私自身は、若い頃はあまり楽天的な方ではありませんでしたが、
Talentとしての楽観性を意識して鍛え続けることで
「決めつけで進めない」でなく、「どうしたら一歩進めるか」
の視点がちょっとずつ鍛えられています。

悲しい出来事や、
もうどうにもならないと思うことが重なっても、
目の前にあることをチャレンジ(機会)と捉え、
「楽観性(解決に向けた選択枠を模索する)」を発揮して挑戦する。
そんな捉えを、これからも鍛えていきたと
Joshuaの動画からあらためて感じました。

 
昨年シリコンバレーにてEQトレーナー仲間の
Joshuaたちと議論した日々の写真です(すでに懐かしい) →

f:id:isplus1:20190601095610j:plain

 

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