顧問を務める中小企業で来期の目標設定に向けた
【戦略立案ワークショップ】第1回目を実施しました。
この企業は多種多様なメーカーと協働し、価値創造型の
製品開発や物流システムを実現する複数の事業所を有する企業です。
事業所毎に強みがあり、課題があり、扱う製品が異なる、
非常に面白いビジネスモデルをもつBtoB企業です。
協働するメーカーの目標ありきになりがちな業界ですが、
この組織の強みを活かせばより「提案型」なビジネスに
転換することが可能です。
ですから、テーマは「未来志向」
今回は、ワークとして「未来新聞づくり」を実施しました。
未来新聞は、未来の日付を設定し、あたかもその日に新聞が
出されたかのように未来の日付で新聞をつくり、発表し合うものです。
このようなワークはほぼ経験がない方が多く、
最初は懐疑的だったり怪訝な表情の方もいらっしゃる中からスタート。
・10年後の世界を皆で話し、
・10年後に活きる組織を皆で話し、発表し、
そこから3年後の「未来新聞」をつくる過程を経て
それぞれが自分の視点、アイディア、意見を出し合い、
各グループでの未来新聞づくりとなりました。
いい年した大人ばかりですが(←当たり前です)、
皆さんが前のめりで、笑顔で、自分達の「未来」を描く姿が
とても印象的でした!
参加者の感想では、
- 自由な発想が前提だったが、最初は今の延長を考えてしまった。今後の仕事の上では、今よりも自由な発想が常に必要だと感じた
- アイディア/発想は無限だと改めて思った
- 10年後について考えたことで自社の未来を考えるきっかけになりました ・・
など、前のめりぶりを言語化されていました。
「未来新聞」は
・個人の発想をチームの目標に昇華し、
・未来のアイディアを誘致し、
なにより
・ポジティブな視点、未来志向になる ワークの一つです。
今回のプログラムは全3回予定されています。
3回目には、各チームが来期の戦略を「未来志向」で描き、
それが各事業所でメンバー全員が共有する目標になります。
過去に弊社でファシリテーションした「未来新聞ワーク」では、
実際に描いた未来新聞の内容を達成するプロジェクトが組まれ
⇒ これまで一度も取れなかった業界No.1を取得
⇒ 顧客満足度の1位取得を連続してとり、グローバルから表彰
⇒ 組織サーベイでこれまでにない良い記録を出し、エンゲージメント向上
などの実績を作っている組織があります。
描くだけでなく、実現させる未来新聞にする。
次回のワークでは、これを具体的にしていくワークショップを予定しています。
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