昨年から鎌倉市役所の管理職を対象にスタートしている
「1on1ミーティング研修」は、
前期の【入門編】を経て、今期は【実践編】として研修を実施しました。
1on1ミーティングは、上司と部下の組織内の関係性を向上させるものとして
多くの組織で導入されていますが、その運用には課題も多くあります。
市役所で働く方々の職種は多種多様、
教育、福祉、防災、土木、街づくり、、、
これらすべての現場で上司になる方と部下になる方がいらっしゃり、
コミュニケーションの現場があります。
スタートするにあたり、現場のヒアリングを徹底して行い、
市役所を対象としていくつかの”基本型”を導入することにしました。
1.20分1o1ミーティング
現場のヒアリングを実施したところ、1on1にかけられる時間として
捻出されたのが20分でした。民間企業などにもヒアリングをしましたが、
多くの組織では30~60分のミーティング時間です。それでも、
20分あるということであれば、成果が出せる20分1on1にすると決め、
そのための工夫を盛り込みました。
そして、弊社でも今年から 20分1on1 を実践してみたのです
(弊社の実践については次回のブログで紹介します)
2.テーマシートの導入
20分1on1を実践させること、そして職員の方が主役になるミーティングを
実践するために、「テーマシート」を作成しました。
1on1で何を話せばいいかと迷うのでなく、
対象者がリストからテーマを選びます。職員の方がリストからテーマを
選べない場合は、上司がテーマを選ぶ「テーマシート(上司用)」も
用意しています。
テーマ(職員が選ぶ)は、
・最近嬉しかったこと や
・聴いて欲しいこと、など、
誰もが自分の選択で話しだせそうなことをそろえています。
これにより、「何を話していいか分からない」「話だしができない」
課題が大きく解消されました。
3.形骸化させない「ガイドライン」を入れる
20分1on1を導入するx1on1を形骸化させない
を両立するために、構造化された1on1の”やり方”をガイドラインとして
導入しています。ガイドラインですから、各現場の特性や状況に合わせ、
柔軟に対応することを前提としています。1on1の実施者を管理職だけに
しないなど、実際に柔軟な対応への工夫を続けています。
アイズプラスのミッションは、
”心豊かに働くをデザインする”です。
アイズプラスにとってデザインとは、
「目的達成のために創意工夫を続けること」、
今回の取り組みは、「職員一人ひとりがお互いに理解を深め、
想いに寄り添うことで組織全体のパフォーマンス向上を図る」
という市役所の1on1導入の目的達成のための創意工夫プロジェクトなのです。
今回の【実践編】研修をスタートするにあたり、
前回の【入門編】から実際に1on1を実践している2名の管理職の方々に
インタビューを実施し、記事にまとめました。
このような記事を職員の皆さんと共有することも、
浸透のための工夫の一つです。
この記事をご覧になった松尾崇鎌倉市長がSNSで取り組みをご紹介くださり、
20分1on1への応援メッセージやご興味・問い合わせなどを多くいただいています。
弊社のクライアントでも興味関心が高まっており、
20分1on1については引き続き工夫を継続していきます。
ご興味ご関心のある方は、弊社宛お問合せください♪
最終日にはご担当いただいた皆さん
弊社1on1チーム(福島恵美子さん、渡邉みさきさん)と記念撮影
ありがとうございました。
(写真のブログ掲載にはご許可をいただいております)
・・・・・・・・・・
【アイズプラスからのお知らせ】
・お陰様で『感情マネジメント』発売から1年!
この度Audioble(オーディオブック)も発売となりました!
・『感情マネジメント』のご紹介ページができました
・心豊かに働くをデザインする 株式会社アイズプラス
・日本初の感情マネジメント総合メディア 【EQ+LAB.】