日々是Is'+ (アイズプラス)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

感情ライフラインチャート 

年度末の3月最終日曜日、
NPO法人SOCC(ソサイエティオブキャリアコンサルタント)主催の
セミナーで登壇させていただきました。
【キャリアコンサルティングに活かすEQ(感情知性)】


当日は、桜が咲き始めた日曜日の午後にも関わらず、
想定よりもかなり多くの方にご参加いただきました。

もともと、弊社のEQ入門セミナーなどでも EQxキャリアは関心度の高い
テーマ、今回はキャリアコンサルタントの皆さんと一緒に実際のコンサルティング
に活かす考え方やスキルを一緒に学べる機会として、私自身がとっても
楽しみにしていたものです♪ 

その中で、ご紹介した「感情ライフラインチャート」に高いご関心を
いただきました。私が大学の授業でも活用しているこのチャートについて、
ご紹介します。 

■感情ライフラインチャート

ライフラインチャート」は、キャリアデザインやリーダーシップ研修
などでよく使われています。
自らがこれまでの人生を振り返り、幸福度、充実度を主観的に線で
表現していくもので、自分の歴史が客観的に理解できることや
自己分析にとても有効な方法の一つです。学生、社会人など様々な
場面で使われています。

通常は、人生に起こった「出来事」を中心に記し、
「出来事」について自分を振り返ったり、他とシェアしながら
進めていくのが一的です。

「感情ライフラインチャート」は、人生に起こった「出来事」に
その時感じた「感情」をアイコンに作成し、起こった「出来事」
だけでなく、その時の自分の「感情」を振り返り、自己理解や
自己分析に活かすものです。
「感情」は喜怒哀楽という誰もが知っている代表的なものから
スタートします。

私はこれを、以下で紹介する大学の授業で導入し始めましたが、
「感情」を記すことで様々なメリットが生まれています。

「大学入学!」という出来事は同じでも、その「出来事」が

嬉しい!:希望の大学に入れた!
     やっと一人暮らしできるーーー! 人もいれば


哀しい : 実は第一志望でなく、不本意、、、
     親元を離れることが不安で寂しかった という人もいます。

出来事だけでは、その奥にあるそれぞれの感情からの
反応は分からないものです。 

以下は、弊社メンバーの例です(年齢層が高い、、💦)↓

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■感情マネジメントを学ぶ 

「感情ライフラインチャート」は、
私が教鞭をとる山野美容芸術短期大学の授業で取り入れています。
1年生を対象に、必須科目として「感情マネジメント」を教え初めてすぐに
驚いたのが、「感情」に対しての関心度の低さです。
それもそのはずです、私たち世代も含め、日本ではまだまだ学校生活の
中で「感情」に着目し、学ぶ機会はほぼありません。

最初はポカーンとしていた学生達ですが、「感情ライフラインチャート」を
互いの自己紹介のパートで導入したところ、自分を知り、互いを知る
とてもよい機会につながりました。

・「ほんとに嬉しかったことだったな」って思い出した!
・「短大入学!」は一緒だったのに、友達と感情が逆でびっくりした!
・同じ「楽」でも、自分と他は出来事が違っていて面白い 
・同じ感情でも、種類が違うなぁっと感じた

などなど、自分の人生を「感情」という視点から俯瞰することで
自分の感情に気づき、周囲の人との関わりに気づき、また
その感情が他の人と感じ方や感じるきっかけが異なることに
気づいていきます。

彼・彼女等は、人生ライン自体が20歳前と若い方がマジョリティ!
人生の長さは私を含む講師陣の半分以下です。それでも
約18年の人生には沢山の喜怒哀楽がつまっていることに気づき、
自分を知り、互いを知ることでワークも盛り上がってました! 

自分自身が多様な感情をもっていたことに気づいた彼らは、
次の授業から感情と感情マネジメントについて学んでいます。


■キャリアコンサルタントの皆さんとともに 

今回の登壇にお集まりいただいたのは皆さん資格をもつ
キャリアコンサルタントの方々です。
キャリアコンサルティングは、人のキャリアに寄り添い、
その方のキャリア開発や能力開発を支援する専門職です。

私自身も企業での採用担当やキャリア開発担当として、
これまで3万人以上の方々とご一緒してきましたが、
3万人いれば3万通りのキャリアストーリーがありました。
「出来事」は一般的なことでも、その奥にある「感情」を
読み解くことで、一人ひとりの原動力に触れ、理解が進みます。

キャリアは外的な要因(報酬や役職などの分かりやすいもの)、そして
内的な要因(価値観や働きがい、感情などの本人の内的で外には分かりにくいもの)
の両方の要素があります。出来事はあくまで外的な側面であり、
一方にある内的なものは感情から読み解くことができるのです。

実際に、「感情ライフラインチャート」を活用することで、
・クライアントとラポールの関係(心が通い合う関係性)がつくれた
・クライアントをより理解することができた
・「感情」を起点に話すことで、本人のキャリア感が明らかになっていった 
など、ポジティブな効果が生まれています。

セミナーにご参加のキャリアコンサルタントの皆さん、
もしよろしければこの感情ライフラインチャートを活用してみてください♪
そして、感想やフィードバックをお聞かせくださいませ!

★EQとキャリアということで、
アイズプラスでは、Re-bootEQコーチとして キャリアをテーマに
EQコーチングも実施しています。こちらも毎月、様々な方にご利用いただいて
いるもの、広がりを感じています↓

is-plus.jp

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【アイズプラスからのお知らせ】

・お陰様で『感情マネジメント』発売から1年!
 この度Audioble(オーディオブック)も発売となりました!

感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす


・『感情マネジメント』のご紹介ページができました

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