日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

大学の授業が始まりました!

今年から担当する
山野美容芸術短期大学の授業がスタートしました。

これまでは、特別授業や先生方向けのものを担当し、
担当する「感情マネジメント」の概要をご理解いただくことが主体
でしたが、今月からは学生達160名以上に本格的な授業スタートです。

当たり前ですが、
私自身が学生だった30うんねん前とはまったく異なる授業スタイル
(しかも、私はアメリカで留学生だったし)、実の息子よりも
年下の生徒がほとんどを占める中のスタートです。
いろんな「違い」を感じながらスタートです。

が、「違い」をちからにするのが私の得意分野と、
今回もいくつかかの「違い」に挑戦しています。


・「感情マネジメント」を必修科目として授業にする 

・オンライン授業前提で授業をデザインする

・TA(Teaching Assistant )を巻き込んだ授業にする 

 

今日はこのうち
「感情マネジメント」を必修科目として授業にする
について、思うところを話します。 

 

■「感情マネジメント」を大学の必修科目にする 


今回の授業は、大学が中心的な学びと位置付けている「美道プロジェクト」の
一貫です。「”美道”を通して自分らしく、美しく生きる」をベースに、 
 ~人を美しくすることで人生を輝かせて、社会に希望と豊かさを与えられる
「美しく生きる力」を育む~ を目指しています。

「美道プロジェクト」では、学生達は前期に「コーチング」を通して
「自分を理解する」を学び、後期に私が担当する、
【自分と他者をリードする感情マネジメント】を通して、自分と他者の
感情を知って活かすことを必修科目として学びます。

この授業に関わることになり、沢山の先生方とディスカッションをさせて
いただきましたが、日本の大学の授業で、EQを必修科目と位置付けるのは
今回が「初」の試みとのことです。
話せば話すほど、学校生活にとどまらず学生たちが社会生活を送る上で、
また、豊かな人生を送る上で、この分野の学びの重要性を強く感じています。

一方で、学校としてもチャレンジとなる
「一人ひとりの”感情”を活かす」という正解のない分野の授業をどう展開していくか、
実は今年は年初から、ずーーーーっと考えているのです。

ありがたいことに、欧米、特にEQの発祥の地である米国では、
すでに幼児教育、小・中・高・大学と EQを導入している実績があります。
すでに文科省に提出済のシラバス(授業計画)をもとに、
毎回の授業を生徒主体の参加型にできるよう工夫をしています。

状業の様子など、また追ってこのブログで紹介していきます。


まず、私自身がこれからの時代を心豊かに生きる考えの一つ=
”美道”コンセプトに深く共感しています。

チームの一員としてこの世界観に貢献できることを光栄に感じながら、
学生と一緒に、私も「美道」を探求して参ります。

 

山野美容芸術短期大学
美道プロジェクトについて→ 

美道プロジェクト | 学びについて | 美容を学校で学ぶなら 山野美容芸術短期大学

 

写真は大学のパンフレット作成時に撮影いただきました↓

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