日経セミナーでいただいていた質問3つめです。
Q: 抑鬱性、特性不安が低く、リーダーとしてこれではまずいのでは、、、
と思っていますが、どう開発したらよいでしょうか。
■クヨクヨ、モヤモヤな私じゃダメなのでは、、、
抑鬱性が低い→ 過去の失敗や過ちをいつまでのクヨクヨと考えてしまい、
自分に対する悲観的な見方をすることが多い
特性不安が低い→ 現在や将来の自分の出来事に対し、不安や心配を
感じることが多い
この検査結果を見て、「こんな自分じゃだめだ」とまた
不安を感じていませんか?
今回使っていただいたEQIという検査で出るスコアは
「行動量」ということをお伝えしました。
つまり、この検査から分析をすると、
・ 過去の失敗などにクヨクヨする行動が多く
・ 未来に対して不安をもってしまうことが多い
ということですね。
この検査結果に納得しますか?
それとも違和感を感じますか?
今回は、納得しているからこそ、
「まずい」と感じているということでしたね。
では、このような傾向があることを受け止め、
「どうするか」を考えていきましょう。
■高くある必要はない
この検査のスコアは、高くすることを目指す訳でなく、
あくまでも「自分がありたい姿」を目指してどの項目の行動量を
増やすか、減らすかを考える材料として開発計画をたてること、
をセミナーの中でも実施しています。
誰にでも行動量の低い項目があり、高い項目もある中、
今回の検査結果はご自身の「ありたい姿」に向けてどのように
活かせるものでしょうか?
また、今回のセミナーのタイトルは
”「周囲を巻き込む」コミュニケーションスキル”です。
自分がこのような傾向があると納得して認識するなら、
自分と異なる行動傾向がある「他の人」を巻き込むことで
チームとして上手くいく方法を選択することも可能です。
EQの開発は3つのステップで進められます。
知る→選ぶ→活かす
自分の感情状態を把握し(知る)、
ありたい姿に向けてマネジメントし(行動を選択する)、
実際に行動する(活かす)ことがEQの発揮です。
■どんな自分(あなた)もいったん受け入れる
ちなみに、私自身も「抑鬱性」はとても低いです。
日々日々の失敗や後悔をつい引っ張り出し、クヨクヨと考えて
しまうことが多くありす。ですが、自身の傾向を知ってからは
「お、きたなクヨクヨタイム」「また引っ張り出してるわ」と
自分のクヨクヨ行動が客観視できるようになってきています。
そうなれば、これを認めた上で次の行動が選択できるようになります。
もちろん、すぐにはそうなりません。少しずつ、少しずつ
1%ずつでも選択でき、その変化を自分なりに感じればよいのです。
また、このEQ検査の結果は、
スコアが高ければ高すぎるなりのデメリットが
あることもお伝えしています。
抑鬱性が高すぎることは「反省しない」デメリットが、
特性不安が高すぎることは、「慎重さに欠ける」デメリットがあります。
完璧な人も、完璧なリーダーもいません。
だからこその”「周囲を巻き込む」コミュニケーションスキル”なのです。
これからも、一緒に学び、鍛えていきましょう!
次回の
「周囲巻き込む」コミュニケーションスキル は
11月の開催です。また皆さんと悩みながらも一歩進むステップを
楽しみにしております♪
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