以前のブログでは、今年の世界経済フォーラムで発表された
「仕事の未来レポート2020」において、2025年に向けて必要なスキルには、
People Skill (EQなどの自分を知り人と関わるスキル)がより必要になること
をご紹介しました。
今日は、この「仕事の未来レポート」から感じたことをご紹介します。
■あと5年、ロボット(AI)が仕事量で人間を抜く
レポートによると、
現時点では仕事の約70%を人間が、残りの約30%を機械が担っているが
2025年までにこのバランスは逆転するという予測をたてています。
あと5年で、現在私たちがこなしている仕事の半分は機会がこなす
ことになるのです。
これは、
急速なAI(人工知能)化と
アルゴリズム(問題解決のための手順や計算)化を意味していて、
私たちに求められる仕事も変わってくるということです。
私たちが「判断」し機械が「作業」をする多くの仕事が、今後は、
機械が「判断」して機械が「作業」する分野が広がってくるって
ことなのです。
例えば、経理処理の中の領収書管理など、
以前は品目の仕分けを人間が全てやって計算だけ機械がやっていましたが、
現在は、仕分けも、計算も、経理書類作成も、ほぼ全て機械がやっていますよね。
もうこなす仕事の「処理量」では、私たちは自分たちが作った
機械に勝つことはできないのでしょう。
■量では負けるけど、質で勝負はどうだ
レポートは同時に、この変化によって7500万もの仕事が失われる一方、
9700万の仕事も生まれるとしています。
つまり、私たちの仕事は機械化によって失われるだけでなく、
5800万も創出されるということです。これにはびっくりです。
この膨大な数をどうやって数えているかは謎なのですが、
ま、それだけ多くの創出される「これから」の仕事は、
「これまで」の仕事とかなり違うってことはなんとなく予測できる訳です。
レポートは同時に、この予測にも応えてくれています。
事務系やデータ処理、手作業やルーティンワーク系は機械にとって代わられる
一方、対人間への助言、人間関係の構築、相互関係の調整、
柔軟性やリーダーシップ、意思決定を発揮して人を導くようなコミュニケーション
を必要とする役割の需要は高まると予測しています。
私たちは、このようにEQなどを中心とした対人の「ヒューマンスキル」と、
機械を使いこなすための「技術・技能」のリスキル(再教育)が必要と
と説いています。
つまり、機械を正確に動かしてたくさんの「量」をこなすことが
人の幸せにつながっていた時代ん仕事から、
機械に任せる部分をしっかりモニタリングしより、人に向けて
人の幸せのためにする「質」を追求する仕事が残っていくとう
ことじゃないでしょうか。
■だから、エモい仕事しようってこと
でも、この「質」が結構難しい。
誰かが幸せになる、誰かがハッピーになるって決まったこと
じゃないからです。その誰かの幸せが何か、その人が何を
欲しているか、その人の感情や動機を知り、そこにアプローチ
する必要があるからです。
誰かに感情や動機を知ってそこに焦点を当てるなら、
まずは自分の感情や動機を知ってが必要です。
そうか、これからの時代の仕事は、まず
自分の感情からスタートさせれば良いようですね。
そういえば、高校生だった息子が使ってた「エモい」って言葉が
あったなぁ。「エモい」は、emotional(エモーショナル)を由来とし
「感情が動かされた状態」を指す、日本語のスラングとのこと。
面白い。
機会が仕事の半分を担う未来はすぐそこに来ていて、
「感情」を行動に向けることができるのは人間だけ。
さて、未来に向けて、
まずは自分自身の感情が動かされる「エモい仕事」していこう!
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