日々是Is'+ (アイズプラス代表 池照ブログ)

Is'+の視点による人事、キャリア、その他もろもろについての徒然 ver.1

喜びx信頼x祝福 感情的に優れた文化がチームを強くする 

弊社パートナー企業のシックスセカンズ社(米国)から興味深い
レポートが発表されました。

コロナ禍でトップクラスの成果を上げるチームの驚きの3要素 
 3 Surprising Elements Fueled Top Perfoming Teams During COVID-19 Pandemic


■コロナ禍で成果を上げるチーム

コロナによって世界中のチームが多くの課題を抱えている中、
成果をあげているチームが存在します。急速な変化と不確実性の中、
成果を上げたチームは何が他と違っていたのか?

シックスセカンズ社のグローバルアセスメントの結果から見えてきたのは、
より感情的に優れた文化を構築する組織が成果を上げているという研究結果
でした。非常に興味深いので、私の意訳とコメントを入れてご紹介します。 

トップクラスのチームの成果要素を分析すると3つのキーワードが
浮かび上がります。
①Joy(喜び)、②Trust(信頼)、③Celebration(祝福) です。

それぞれ紹介します。

①Joy(喜び)
職場で「喜び」が感じられるチームは仕事や職場に満足を感じる可能性が
10倍にもなります。ちなみにここでいう「喜び」とは、仕事場に卓球台や
自転車があるなど、遊び場をつくることではありません。おもちゃや特典は
「モノ」です。喜びは「感情」です。

→ 「仕事(人生)にどんな喜びを感じるか?」、リーダーはまずは自分に、
  そして、メンバーにこの問いを常にたてることをお勧めします 

 

②Trust(信頼)
信頼は成果をつくる核となります。心理的に安全な環境づくり、つまり信頼を
ベースとした姿勢や言動は何よりもチームの成果に結びつきます。これは、
Googleが行った「効果的なチームとは何か」という研究結果を裏付けるもの
とも重なります。

Google社「効果的なチームとは何か」

Google re:Work - ガイド: 「効果的なチームとは何か」を知る


→ リモートワークこそ、信頼が見える働き方はありません。
  見えなくても、働きぶりや成果へのコミットメントについて、
  心配するより信頼をもってメンバーと接しましょう。
  (よく「どうやってチェックや監視すればいいですか?」と
  聴かれますが、信頼しているならチェックや監視は必要ありません。
  少なくとも私は、チェックや監視から信頼は感じ取れません) 

➂Celebration(祝福)
持続可能な成果達成の鍵は、何が上手くいき、何が上手くいかなかったか
を把握し次に繋げることです。変化のスピードがますます速くなり、
日々の会議、メールやチャットのやり取りに誰もが疲弊する中、
多くのチームが互いの成功を祝うことと、失敗から学ぶことに時間を
とれずにいます。ですが、互いを祝福し合う小さな習慣は、組織の風土
となり、確実に大きな成果をもたらすものになることが実証されています。

→ リモートワークだからこそ、チャット、メール、オンラインツール
  を活用して互いの「上手くいったこと」や「上手くいかなかったこと」
  にこれまで以上に反応を示すことが可能です。チャット、メッセージ、
  メールを活用し、まずは小さな感謝、いいね!、すごいじゃん!賞賛、
  そして、残念だったね、悔しいね、何か手伝える?といった声かけなど、
  これはリモートだからこそ強化できる部分でもあります。 

■あったらいいなでなく、なくてはならないもの 

コロナ禍で成果を上げる要素3点を「感情」が占めていたことに驚かれる
方も多かったかもしれません。ですが、これは調査結果としての事実です。
国や業界、企業規模を問わず、チームのパフォーマンスを高度に予測する
ものです。単に「あったらいいな」でなく、「なくてはならないもの」であり、
、私達だれもがもつ「感情」という資源を活かすことができるものです。


互いに喜びを感じ、互いを信頼し、互いの挑戦や成功を祝う、
感情が誰にでもある標準装備なら、今この瞬間から、何かスタート
できるのでは? と思えますね。

実際、アイズプラスのクライアントの皆さんとも、日々「感情の力」を信じて
活動しています。コロナ禍においても、エンゲージメントやアンケートの
スコアは低くなるよりも高く評価されることの方が多いのが事実です。
それこそが、嬉しくて(Joy)、彼らだからできると自信が増し(Trust) 、
そして何が上手くいったの?と皆でシェアして祝いたい(Celebration) な
気持ちです! 

これからも、誰もが持つ感情の力を信じて、
組織に成果を最大化する取り組みを続けてまいります。



そういえば、4年前の夏はシリコンバレーでシックスセカンズの
仲間とともにEQの学びの場におりました!
この経験が、EQ、感情マネジメントをもっと日本で広げることに
コミットしたきっかけでした

 




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多様性がありすぎて意見がまとまりません

日系メーカーで実施を継続している
EQ(感情知性)xDirvesity&Inclusion(多様性)プログラムは5年目を
迎え、毎年多くの管理職の皆さんと現場課題に向き合っています。

毎回のセッション後には「プログラムフォローレター」を作成して
出しており、ちょうどセッション後の振り返りとセッション中にいただいた
質問回答するコーナーとなっています。
限られた時間の中では応えられなかった質問などにまとめてお応えすることで、
互いの現場課題を解決し、共有するのにとてもよい機会になっています。

今日はこのフォローレターの質問と回答の紹介です。

■このプログラムのお陰で、組織内に”個を生かす”雰囲気が固まってきています。
 ですが、今度は多様性がありすぎて意見がまとまりません。
 どうしたらよいでしょうか? 

→いや、なんとも嬉しい変化ですね。
 このプログラムをスタートした頃は、「意見がなかなか出てこない」
 が悩みだったのですから。

 多様性を推進して「個を生かす」ために3つのポイントを紹介しました。

 ①ビジョン(ありたい姿、目的)を明確にして共有する 
  組織が何を目指し、何を目的にしているのか、誰もが
  「これ、何をしようとしている?」と聞かれたら答えられるように
  頻度高く共有します。私はよく私自身が忘れないように、ミーティングの際に
  何度も「何のためにこれをやっているか」を伝えるようにしています。
  
  【その他の重要な視点】
 ・「ありたい姿」の共有といっても、会社の目指すことを知ることにとどまり
   自分ゴトが難しいという声もよく聞きます。ぜひ「ありたい姿」が達成
   された際のメリットを書きだすことをお勧めします。特に自分としての
   メリットを書きだすことで自分ゴトとして捉えていくことができます。
  
 ②全員の意見を出す
  メンバー全員が意見を出すことはとても重要です。もちろん異なる意見は
  大賛成で受け入れ、とにかく感じていることを出してもらうようにします。
  ここに時間がさけない、誰かをいないところで決めてしまうと納得性は
  得られず信頼関係は継続しません。

  【その他の重要な視点】
  ・全員が意見を出すには、言いたいことを言える環境をつくっておく必要
   があります。心理的安全性の高い組織作りが必要です。
  ・意見を出すには、その前提に「意見をもつ」ことが重要です。まずは
   一つひとつのテーマについて、それぞれ自分の意見をしっかりともつ
   こと、そして意見を発信する訓練が段階的に必要な場合もあります。  

 ③決め方を決めておく
  多様な意見が出る組織であればあるからこそ、その中でどのように
  意志決定するかは決めておくと健康的です。
  私は異なる「決め方」を採用した違うチームで働いたことがあります。
  一つは、皆がいいたい意見を出し、リーダーはどちらかといえば聞き役になり、
  最終の意思決定はリーダーがする。
  もう一方は、リーダーも意見出しからプロセスに一緒に入り、合意形成も
  一緒になって決めていく。
  どちらが正しかったということはなく、どちらもそのプロセスをチームが
  理解していることで大きな混乱は記憶していません。
  また、どちらか一方の「決め方」に固執するのではなく、
  「今回の○○の件については、リーダー(私)が決めます」や、
  「この案件については、皆で決めることが重要」として、テーマ毎に
  意志決定の仕方をアナウンスする場合もあります。

  【その他の重要な視点】
  ・「多様性を戦略として採用し、多様性を大事にする人が集まる組織である」
   ことを理解し共感している人が集まっていることが前提です。
   ある意味、「多様性が大事」という価値観の同質性が必要になります。
  ・「あえて違う意見」を求める必要もあります。合議で進めそうな時でも、
   異なる意見を持っている人は言い出せない可能性もあるのです。
   「異なる視点」をあえてリーダーから求め、意思決定に盛り込む、
   最終判断の参考にする姿勢が必要です。 

いかがでしょうか。
フォローレターで上記を返答したところ、プログラムの受講生(管理職)から
早速ビジョン、意見出し、決め方についてメンバーと話し、このようなことを
話すことでチームの結束が高まることを感じたと話がありました。

多様性がありすぎと感じるくらい、多様な意見は出ているということだと
思います。多様な意見を出せるという状態と、もう一歩進んで
多様な意見を成果(意思決定)に繋げるということには段階に違いが
ありそうですね。

これが進むと、「個を生かす」が「個を活かす」*になるのかもしれません。
過去記事:生かすと活かす ご参照ください→


今後も、フォローレターなどで紹介した現場ならではの質問、
どんどんご紹介していきます!


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20分1on1ミーティング@アイズプラス

前回のブログから、
「20分の1on1ミーティング」はどうやるの?
という質問を多くいただくようになりました。

自分が上司という立場で1on1をさらに構造化したいと考える個人の方から、
そして中には誰もが知るような大手企業の人材育成・組織開発のご担当者からも、
いただく問い合わせや質問に、あらためて「1on1ミーテイング」の導入は
進んでいるものの、課題が多いことが分かります。


■進む導入、増える課題

2022年7月の調査*からは、
約70%の組織がすでに1on1を導入、または導入を予定(検討)している
ことが分かります。ですが、以下のグラフような課題を感じていることも
分かります
 
感じている課題は、
・つい一方的にしゃべりすぎる
・業務多忙で実施時間が確保できない
・どうやるのか正解が分からない ・・・
などなどでした。 

鎌倉市管理職向けに実施した「1on1研修」では、これらの課題を解決し、
実際に翌日から1on1が実施できるよう「実践編」として研修を進めました。

それと並行し、実は弊社アイズプラスでもあらためて「1on1」を実施しています。
今日はこの件について皆さんと共有します。

■1on1のようなもの 

これまでも「1on1のようなもの」は実施していました。ですが、
この機会に振り返ると、私自身が「1on1」と銘打った内容はまさに
課題だらけだったのです。例えば、
 ・リーダーである私自身が一番しゃべっていて、
 ・時間をあまり気にせずに話続け、
 ・目的や全体構造が共有されないどちらかと言えばゆるい感じ、、、 
だったことにあらためて気づきました。

これはいかん、ぜひこの機会に鎌倉市役所の皆さんと一緒に
学ばなければ、、、 そう奮起し、メンバーに協力を依頼して
年初から 「20分 1on1」を実施しています。
現在のところ、アイズプラスのメンバーからはポジティブな感想、
そして次につながる建設的なフィードバックをもらっています。

 

 

これらはあくまで1on1を受ける側(メンバー側)の視点です。
一方で、
実施する私(上司側)のフィードバックは以下のようなものです

・1on1の実施により、自分では気づかなかった視点、意見がきけるようになった
・1on1の実施により、聴くことに集中し、聴くスキルを高め続けることができる
・1on1の実施により、相手のことを一歩深く知ることができ、より可能性を
 見出せる
・1on1の実施により、相手が主体で話すことにより、相手の表情がどんどん
 明るく変化するのを感じ取れる
・1on1の実施により、上司としての私自身の特性をあらためて振り返り、
 「らしさ」を活かす取り組みに挑戦できる 

などなど、振り返ってみると、
メンバーの方はもちろんですが、私自身の上司(リーダー)としての
メリットが(予想以上に)多くあったこと、これは驚きでした。

■「しる・きく・くむ」の3ポイント


弊社の1on1を通し、私自身がの気づきとメリット、そして
市役所の管理職の皆様からのアンケート結果やインタビューから
3つのポイントを見出しました。

しる(知る): 自分を知る、自分の特性をしって活かす

きく(聴く): 「聴く」に集中し、スキルを磨き続ける

くむ(組む): 20分1on1の流れを理解し、構造化して臨む

今期の【実践編】では、この3ポイントを軸として研修を進め、
現在皆さんは現場で1on1を実践くださっています。
このような取り組みは、対話継続と検証継続が
組織のエンゲージメント向上につながるものです。
来年度の【定着編】を目指し、今後も実践と検証の継続を続けてまりいます!

そして、
私自身が感じた上司側のメリットから、
私自身がメンバーにお願いし、弊社でも1on1を継続することになっています。

20分1on1により、また一人ひとりの考えや新たな視点に触れ、
何より心豊かな笑顔に会えることを、
実は私自身がとても楽しみにしているのです♪




鎌倉鶴ヶ丘八幡宮の蓮の花が見事に咲いています
特に朝6:00 頃はまだ涼しくて気持ちがいいです


*=調査出所:
【1on1ミーティングに関する意識調査】63.3%のマネージャーが1on1ミーティングの継続を希望する一方、「目的や効果的な実施方法が分からない」ことが課題に

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000035867.html

 


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20分1on1ミーティング @鎌倉市役所

昨年から鎌倉市役所の管理職を対象にスタートしている
「1on1ミーティング研修」は、
前期の【入門編】を経て、今期は【実践編】として研修を実施しました。

1on1ミーティングは、上司と部下の組織内の関係性を向上させるものとして
多くの組織で導入されていますが、その運用には課題も多くあります。

市役所で働く方々の職種は多種多様、
教育、福祉、防災、土木、街づくり、、、
これらすべての現場で上司になる方と部下になる方がいらっしゃり、
コミュニケーションの現場があります。
スタートするにあたり、現場のヒアリングを徹底して行い、
市役所を対象としていくつかの”基本型”を導入することにしました。

1.20分1o1ミーティング
  現場のヒアリングを実施したところ、1on1にかけられる時間として
  捻出されたのが20分でした。民間企業などにもヒアリングをしましたが、
  多くの組織では30~60分のミーティング時間です。それでも、
  20分あるということであれば、成果が出せる20分1on1にすると決め、
  そのための工夫を盛り込みました。
  そして、弊社でも今年から 20分1on1 を実践してみたのです
  (弊社の実践については次回のブログで紹介します)


2.テーマシートの導入
  20分1on1を実践させること、そして職員の方が主役になるミーティングを
  実践するために、「テーマシート」を作成しました。
  1on1で何を話せばいいかと迷うのでなく、
  対象者がリストからテーマを選びます。職員の方がリストからテーマを
  選べない場合は、上司がテーマを選ぶ「テーマシート(上司用)」も
  用意しています。
   テーマ(職員が選ぶ)は、 
      ・最近嬉しかったこと や
      ・聴いて欲しいこと、など、
  誰もが自分の選択で話しだせそうなことをそろえています。
  これにより、「何を話していいか分からない」「話だしができない」
  課題が大きく解消されました。 


3.形骸化させない「ガイドライン」を入れる
  20分1on1を導入するx1on1を形骸化させない 
  を両立するために、構造化された1on1の”やり方”をガイドラインとして
  導入しています。ガイドラインですから、各現場の特性や状況に合わせ、
  柔軟に対応することを前提としています。1on1の実施者を管理職だけに
  しないなど、実際に柔軟な対応への工夫を続けています。

アイズプラスのミッションは、
”心豊かに働くをデザインする”です。
アイズプラスにとってデザインとは、
「目的達成のために創意工夫を続けること」、
今回の取り組みは、「職員一人ひとりがお互いに理解を深め、
想いに寄り添うことで組織全体のパフォーマンス向上を図る」
という市役所の1on1導入の目的達成のための創意工夫プロジェクトなのです。 

今回の【実践編】研修をスタートするにあたり、
前回の【入門編】から実際に1on1を実践している2名の管理職の方々に
インタビューを実施し、記事にまとめました。
このような記事を職員の皆さんと共有することも、
浸透のための工夫の一つです。

  この記事をご覧になった松尾崇鎌倉市長がSNSで取り組みをご紹介くださり、
20分1on1への応援メッセージやご興味・問い合わせなどを多くいただいています。
弊社のクライアントでも興味関心が高まっており、
20分1on1については引き続き工夫を継続していきます。

ご興味ご関心のある方は、弊社宛お問合せください♪


最終日にはご担当いただいた皆さん
弊社1on1チーム(福島恵美子さん、渡邉みさきさん)と記念撮影
ありがとうございました。
(写真のブログ掲載にはご許可をいただいております)

   

 

 

 

 

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未来新聞づくり 

顧問を務める中小企業で来期の目標設定に向けた
【戦略立案ワークショップ】第1回目を実施しました。

この企業は多種多様なメーカーと協働し、価値創造型の
製品開発や物流システムを実現する複数の事業所を有する企業です。
事業所毎に強みがあり、課題があり、扱う製品が異なる、
非常に面白いビジネスモデルをもつBtoB企業です。

協働するメーカーの目標ありきになりがちな業界ですが、
この組織の強みを活かせばより「提案型」なビジネスに
転換することが可能です。

ですから、テーマは「未来志向」

今回は、ワークとして「未来新聞づくり」を実施しました。
未来新聞は、未来の日付を設定し、あたかもその日に新聞が
出されたかのように未来の日付で新聞をつくり、発表し合うものです。

このようなワークはほぼ経験がない方が多く、
最初は懐疑的だったり怪訝な表情の方もいらっしゃる中からスタート。
・10年後の世界を皆で話し、
・10年後に活きる組織を皆で話し、発表し、
そこから3年後の「未来新聞」をつくる過程を経て
それぞれが自分の視点、アイディア、意見を出し合い、
各グループでの未来新聞づくりとなりました。

いい年した大人ばかりですが(←当たり前です)、
皆さんが前のめりで、笑顔で、自分達の「未来」を描く姿が
とても印象的でした!

 


参加者の感想では、

  • 自由な発想が前提だったが、最初は今の延長を考えてしまった。今後の仕事の上では、今よりも自由な発想が常に必要だと感じた
  • アイディア/発想は無限だと改めて思った
  • 10年後について考えたことで自社の未来を考えるきっかけになりました ・・

など、前のめりぶりを言語化されていました。

「未来新聞」は
・個人の発想をチームの目標に昇華し、

・未来のアイディアを誘致し、

なにより

・ポジティブな視点、未来志向になる ワークの一つです。

今回のプログラムは全3回予定されています。
3回目には、各チームが来期の戦略を「未来志向」で描き、
それが各事業所でメンバー全員が共有する目標になります。

過去に弊社でファシリテーションした「未来新聞ワーク」では、
実際に描いた未来新聞の内容を達成するプロジェクトが組まれ
⇒ これまで一度も取れなかった業界No.1を取得 
⇒ 顧客満足度の1位取得を連続してとり、グローバルから表彰
⇒ 組織サーベイでこれまでにない良い記録を出し、エンゲージメント向上
などの実績を作っている組織があります。

描くだけでなく、実現させる未来新聞にする。
次回のワークでは、これを具体的にしていくワークショップを予定しています。 

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生かすと活かす

お陰様で 2021年に世に出した拙著
『感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の
 成果を生み出す』はご好評をいただき、昨年からこの本の内容を
 ベースとした人材育成や組織開発へのご相談を多くいただいています。

感情マネジメント――自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす


この本をつくる過程では、一つひとつの事象や表現などについて、
編集、校閲の方と話合いをもちながら本づくりを進めました。
その中でも印象的だったものが「活かす」という表現についてです。

私は、以前からEQなどのプログラムでは「活かす」という言葉使っています。
これは、感情や思考を文字通り活性化させ、物事に向けて活かすという意味で
ずっと使ってきたものです。

何度か原稿をやりとりする中で「活かす」は必ず「生かす」に
直されて帰ってきました。それもそのはず、「活かす」は常用漢字ではなく、
日本語表記として正しい表現とは言えないのです。

そうはいっても、EQなどの文脈の中で私たちが伝えたいのは、
感情を活かし、目的を達成させるために試行錯誤することです。
こだわりがあって、あえてこの字を選んでいることを伝え、
何度かミーティングを重ね、それによりこの本の中では「活かす」
が使われています。

簡単にまとめると、

生かす: ・命を生きながらえさせる
     ・死なないようにする など、生命に関する場合によく使われる
     さらに、「活用する」という意味も含めて使用することができる

活かす: ・活躍の活。活性や活発など、いきいきとしている様子をあらわす際に
     使用し、目的に向かって活用することを強調したい時に使用する
     ただし、常用漢字ではないため、公的な場面では使用を避けた方がよい
     場合もある 

一つ、例を出して紹介します。

組織のDiverisity&Inclusion(多様性施策)のプログラムでは、
「個をいかす」というテーマが出てきます。

上記の使い方を当てはめるとすると
個を生かす→ 個の存在と違いを認めるること(多様性) 
個を活かす→ 個の存在と違いを認め、違いを力として発揮し
       成果に向けて活用されること(包含:インクルージョン

として理解できるかと。

先日、クライアントの皆さんとこれらを共有した際、
言葉の使い方から我々が目指す姿を示すことができるとして、
盛り上がったテーマでした。 

書籍の校閲や編集に関わるプロフェッショナルな方々は、
本来公的に認められないものを通すことはないそうです。
今回、私のこだわりに寄り添っていただき、一緒に議論くださり、
「活かす」を書籍文中に留めてくださったことに心から感謝しています。

この経験、必ず今後の活動に活かし、
感情マネジメントをもっと広めていきたいと思います!


→7月になり、鎌倉の由比ガ浜ビーチでは海の家の営業が始まりました。
海の家でのご近所の方、仕事仲間とのゆったり時間を楽しんでいます!
私はお酒のみませんので、写真はジンジャーエールです🍺
酷暑の昼間でも、夜風は少しすずしくて気持ちがいいです


 

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to be!

7月2日放送の鎌倉FMラジオ ゲストは
鎌倉密着ミュージシャン 小川コータ&とまそん(こたとま)さん!


大好きなお二人にゲストにお越しいただいて、
なんとこんなに嬉しい画像が!
二人の視線は、『感情マネジメント』の裏帯にあるToBeリスト
釘付け!なんとお二人の8枚目のアルバム Go Now には
 to beという曲があるのです!

私のToBeは「ありたい姿」を現していますが、
彼らの ”to be"は跳べっ! 
聴くと、何だか思わずジャンプしたくなる曲です♪

~ 僕の奥の奥の方 なすべき事はここにある
  無邪気な好奇心に振り回されるほど
  自由に跳べっ! ~ 

お二人の曲は、鎌倉の地名やなじみのお店が沢山でてきます。
聴く度に情景が浮かんで、街の風景や路地裏の匂いを思いだします。
今回のEP版の表紙は国道134号線を逗子から鎌倉に向かって通る
材木座のトンネルを抜ける、誰もが知ってる ”あの風景!”です。
これ、地元民のみならずみんなの萌え景色ですよね。

EP版ご購入はこちらから→

kotatoma.base.ec

私のお気に入りは、鎌倉BESTに入っている由比ガ浜の歌♪ 
住んでる場所だからこそ愛着もあるし、のどかさが感じれる曲です。
街を歩いているとお二人の歌声が聞こえてきそう♪

 


”感じないと何も生まれない”

放送でとまそんさんが言って下さった言葉がとても印象的でした。
感じることから、何かが生まれる。
曲も、歌詞も、物語も、そしてあなたと私の関係も。。。 

放送は、to beの他にも、曲作りにかける想い、二人の出会いや
役割分担、萌え萌えな鎌倉の街の名前 なんかもお話しています!
聞き逃しちゃった方は、
7/16 10:00- 鎌倉FM 再放送をぜひ聞いてください♪
 ■EQを育むラジオ 【How do you feel?】

 

収録時に、みんなでパチリ。
コータさん、裸足ですね・・・👣


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